天然芝のオーバーシーディングで、1年中芝生を楽しめるお庭に大変身!

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芝生の生えたお庭にしたいけど、天然芝は冬に枯れちゃうし……。とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そんなお悩みを解決するのが1年中芝生の生えたお庭を楽しむことができるオーバーシーディングです!

目次

オーバーシーディングとは

オーバーシーディングは1年中お庭に天然芝が生えているようにする方法です。

日本では冬に地上部を枯らす暖地型の天然芝がよく使われますが、オーバーシーディング(秋ごろに寒地型芝の種を日本芝の上からお庭にまくこと)をすることで、冬でもきれいな芝生のお庭を楽しむことができます。

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オーバーシーディングの方法

ここからは日本芝など、暖地型の天然芝をお庭に植えている場合のオーバーシーディングについてご紹介します。

オーバーシーディングをするための準備

オーバーシーディングは、夏の終わり頃から準備が始まります。まずは8月下旬に暖地型芝を刈り込みます。草丈10mm以下になるように徐々に刈り込んでいきましょう。

暖地型芝を刈り込んだ後は、枯れ葉や死んでいる根を取り除きます。これは、これからまく寒地型芝の種が地面に落ちるようにするためなので、出来るだけしっかりと取り除くようにしましょう。

オーバーシーディングの適期

9月下旬~10月中旬に約50g/㎡ ほど寒地型芝の種をまいていきます。オーバーシーディングに適している寒地型芝は暑さに弱い品種です。これは暖地型芝が生長するのと寒地型が枯れるのを同じタイミングにするためです。

自分でオーバーシーディングを行う場合は、オーバーシーディング用の寒地型芝の種が販売されているので、それを購入するとよいでしょう。

寒地型芝の種をまいた後の管理方法

寒地型の種をまいたら目土をかけ、12週間ほど土が乾かないように水やりをします。寒地型芝が発芽し、3cm以上に生長するまでは踏まないように注意しましょう。

3cm以上になれば芝刈りをして大丈夫です。肥料を定期的に施すと生長がはやくなり、きれいなお庭を保つことが出来ます。

春になったらトランジションをしよう

春になったら寒地型芝と暖地型芝の切り替え(トランジション)をしましょう。3月頃から肥料を施す回数を少なくし、5月頃に寒地型芝を草丈10mm以下になるようしっかり刈り込みます。

寒地型芝の草丈が高いと、これから成長してくる暖地型芝にあまり日光が当たらなくなり、うまくトランジションすることが出来なくなります。思い切って刈り込み、寒地型芝が枯れるようにするのが大事なポイントです。

もし暖地型芝が生長する前に、寒地型芝が伸びてきてしまった場合は、再度しっかりと刈り込みをしましょう。寒地型芝が枯れ、暖地型芝が生長していれば成功です。

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オーバーシーディングで一番難しいポイントがこのトランジションになるので、失敗しそうだな、という時は早めにお庭のプロにお願いするとよいでしょう。

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