【絵画のように美しい大輪の花】夏に強いルドベキア
とまつあつこ
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ルドベキア
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「ルドベキア」
ルドベキアはキク科ルドベキア属の一・二年草、または多年草。北アメリカ原産です。品種が豊富で花の大きさは、直径3~4cmくらいから10cm以上にもなるものがあります。草丈も40cm~150cmほどと幅広く、花色は黄色、茶色、レンガ色、アンティークカラー、複色など様々です。八重咲きタイプもあります。
ルドベキアの花は6月頃から咲き始め、8月~10月頃に最盛期を迎えます。暑い夏にぴったりの華やかで見ごたえのある花です。日当たりと風通しの良い場所を好みます。
ルドベキアは別名で松笠菊(マツカサギク)と呼ばれますが、それは、花が終わると花芯が円柱状に伸びてまるで松かさのように見えることから名づけられたそうです。
ルドベキアは、鉢植えでも地植えでも育てることができます。寄せ植えに使っても花壇植えにしても、ルドベキアは目を引くメインの花となってその場を芸術的とも言える華やな雰囲気にしてくれます。地植えのルドベキアは、植えてすぐの時や乾燥が続く時には水やりをしますが、それ以外は水やりしなくても育ちます。
写真の黄色いルドベキアは、「トト・ゴールデン」です。トトはコンパクトな草姿のルドベキア。丈夫で育てやすく、真夏の暑さの中でも元気に育ちます。側枝を次々と出すので、たくさんの花を長期間咲かせます。
写真のやや渋めのルドベキアは、「オータムカラーズ」。草丈は40cmくらいで、少しオレンジがかったシックなブラウン系の花色です。花色は株ごとに個体差があるので選ぶ楽しさもあります。オータムカラーズは、耐寒性のある多年草タイプのルドベキアなので、寒くなった頃に地際で切り戻し、水が切れないようにしておくと春に再び芽吹きます。
写真を撮ると、まるで絵画のようにアーティスティックなルドベキア。切り花としても楽しめるので、庭で育てたものを涼しい部屋で切り花にして飾るのもおすすめです。
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