【有茎種のクリスマスローズ】アーグティフォリウス

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金子三保子

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クリスマスローズ・アーグティフォリウス

トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは原種系のクリスマスローズ・アーグティフォリウス。

クリスマスローズは無茎種と有茎種に分けられますが、アーグティフォリウスは有茎種のクリスマスローズ

販売されているお店によって「アーグティフォリウス」となっていることもあれば、「アーグチフォリウス」のこともあるのは、学名のHelleborus argutifoliusをカタカナで表示する際に、人によって違いが出ることからです。母国語が英語圏ならそうしたことがないのですが、日本語ならではのややこしさですね。苗でも切り花でも、こういったことはよくあります。

 

クリスマスローズ アーグティフォリウス4

有茎種のクリスマスローズは、複数の茎が立ち上がって葉を展開し、その頂部に花を咲かせるのが特徴です。アーグティフォリウスは背丈がある品種で、数年前に花壇に植えたのですが、今では丈が50cm以上。全体として見ると、かっこいい雰囲気のする見た目です。株元から太い茎がニョキニョキと伸びて、頂点に黄緑色の丸みを帯びた形の花が複数開花します。

 

クリスマスローズ アーグティフォリウス6

花は毎年1月の半ばから後半くらいに一番花が開花します。最初の花が咲く頃、脇にはまだ押しあがってこないつぼみもあって時間差で開花。こちらは10個くらいつぼみがあるようですが、多い時には20~30個近くなるんだそうです。

 

クリスマスローズ アーグティフォリウス4

葉はギザギザの鋸葉で、かっこいい雰囲気。それに対して花は丸くてかわいらしい形、他の花とも色合わせしやすい黄緑色で素朴な雰囲気があります。

 

クリスマスローズ アーグティフォリウス4

2月に入ると株元からかわいい葉が出てきます!最初はこんなに小さいですが、来年には立派な花茎に生長します。

緑の葉以外に、カラーリーフにもなる銀葉や斑入りの園芸品種もあります。フォルムがかっこよく、花がない時期も背丈のあるオーナメンタルプランツとしてもおすすめです。

 

クリスマスローズ・アーグティフォリウスの育て方

 

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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