トゥルーブルーム・レッドキャプテン|丈夫で手入れが簡単な美しいバラ
とまつあつこ
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ミニバラ「トゥルーブルーム・レッドキャプテン」
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「トゥルーブルーム・レッドキャプテン」。レッドキャプテンは、「バラは難しい。」と思っている方に楽しんでもらうために育種されたこだわりのバラです。
私が初めてレッドキャプテンを見たのは、昨年の夏。オリンピック2020花壇のおもてなしガーデンに訪れた時でした。
「レッドキャプテン見ました?レッドキャプテンは暑さにも強いんだけど、それだけじゃなくて、多少虫がついたり病気になっても復活する力がものすごい!とにかく強い。バラを育ててみたいけど難しいと思って手を出せなかった人に、ぜひ育ててみてもらいたいバラなの。」と、園芸家の先生に熱く教えていただいたことを覚えています。
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早速レッドキャプテンが植えられているおもてなしガーデンを見に行くと、猛暑の中で真っ赤なバラが凛とした姿で美しく咲いている姿に驚きました。
バラは本来日光を好みますが、真夏の強すぎる直射日光が一日中当たるとさすがに株がくたびれてしまうことがあるため、暑さが厳しい夏は鉢植えを半日陰になるような場所に移動させることがあるくらいなのですが、このレッドキャプテンは夏の強い直射日光の中でもこんなに状態よく咲きます。
しかもレッドキャプテンは、特別難しい手入れは必要なく、初心者から上級者までどんな方にも楽しめるバラ。病害虫に強く、春から晩秋まで花が咲く四季咲きの特長があります。地植え、鉢植えどちらでも育てられます。花径は5~6cmくらいで、背丈は50~60cmほど。コンパクトに育てられるバラで、ミニバラとして扱われています。
深紅色の花と光沢のある緑色の葉のコントラストが美しいですよね。咲き終わった花をカットしておくと、春から秋の気温が高い季節は3~4週間くらいで次の花が咲くそうです。育て方は一般的なミニバラと同じで、レッドキャプテンは丈夫なのでそれほど神経質に育てなくてもよく育つイメージです。
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レッドキャプテンの良さを教わった数日後に偶然友達が「育てやすいバラってないかな。」と私につぶやいてきたので、思わずレッドキャプテンのことを話しました。友達はその後、園芸店でレッドキャプテンを見つけて育て始めたそうです。丈夫さに大満足していて、「咲き終わったかと思ったらまた咲き始めたよ~。」などよく連絡をくれます。虫がついて慌てた時もあったみたいですが、手袋をして捕まえて退治し、株元に殺虫剤を少しまいておいたら完全復活したと言って喜んでいました。
私は園芸店でなかなか出会うことができず購入できていなかったのですが、友達が楽しそうに育てている様子を度々聞いてうらやましくなり、最近ネットで買いました(笑)ぜひ、皆様も育ててみてはいかがでしょうか。
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