紫の花図鑑50種。春、夏、秋、冬の季節ごとに花言葉を添えて

山田智美

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紫の花と言えば?紫の花をずらり50種類、花の咲く季節、花木、つる植物、雑草に分けて紹介します。写真付きなので気になっていた花の名前がわかるかもしれません。

目次

春に咲く紫の花8種(2月、3月、4月)

アネモネ

アネモネ

  • 学名:Anemone coronaria
  • 科名:キンポウゲ科
  • 分類:多年草
  • 花期:2月~5月

アネモネ

  • アネモネは分枝性の塊茎をもち、草丈25~40cmになるキンポウゲ科の多年草で、直立して直径10cm前後の花を咲かせます。アネモネの花びらに見える部分は、がく片です。 和名はボタンイチゲ(牡丹一華)やハナイチゲ(花一華)といいます。 アネモネはまだ花の少ない2月下旬ごろから5月頃までと開花期が長く、赤、白、ピンク、紫や青など豊富な花色や一重だけでなく半八重や八重など花形の異なる多くの品種があり、切り花や花壇で広く栽培されています。性質は日当たりを好み、寒さに当てないとつぼみができない性質があるのでの冬も屋外で育てましょう。 アネモネの品種は、100品種以上あり、毎年のように新しい品種ができています。以前は、発色のよい色が中心でしたが、最近はパステル系の複色系の品種もあり、花のサイズも大輪のものから小輪のものまで豊富に揃います。園芸用以外に、切り花としても春を代表する球根花です。

アネモネは春に開花する球根植物です。青紫、赤紫、淡い紫の花を咲かせます。他に白や赤など花色が豊富です。

アネモネの花言葉

  • あなたを愛します
  • はかない恋

イカリソウ

イカリソウ

  • 学名:Epimedium
  • 科名:メギ科
  • 分類:多年草
  • 花期:4月~5月

イカリソウの名前は花のフォルムが船の錨に似るところに由来します。森の中で群生している姿は見事。紫の他に白やピンクなどの花色があります。

イカリソウ(錨草)

  • 山野に自生するメギ科の多年草です。花の形が特徴的で、船の錨(いかり)のように見えることが名前の所以です。花色は白からピンク、黄色まで豊富です。その種類は多く、北半球を中心に数十種類あります。木洩れ日のあたる半日陰や日当たりのいい日陰を好みます。地下茎で増えるので、自生地では群生を見られます。

イカリソウの花言葉

  • あなたをつかまえる

スカビオサ

スカビオサ

  • 学名:Scabiosa
  • 科名:マツムシソウ科
  • 分類:多年草
  • 花期:3月~5月、9月~10月

スカビオサは和名をマツムシソウという多年草です。淡い紫色の花を咲かせます。近縁種の西洋マツムシソウは赤やピンク、黄色など花色が豊富です。

スカビオサ(松虫草)

  • スカビオサは、和名をマツムシソウという多年草です。外側の花びらは放射状に広がり、中心部には小花の集合体が咲く特徴的な花です。一輪でも複雑な表情を見せてくれます。園芸品種も多く存在し、多彩な花色と花のサイズが切り花としても人気です。

スカビオサの花言葉

  • 風情
  • 魅力

チューリップ

チューリップ

  • 学名:Tulipa
  • 科名:ユリ科
  • 分類:多年草
  • 花期:3月~5月

チューリップは春を代表する球根植物。花色は紫の他に赤や黄色、白、ピンク、オレンジなどがあります。

チューリップ

  • チューリップは春に花咲く球根植物です。チューリップの球根は直径3cmほどのものが多く、玉ねぎのような形をしています。この球根を地面に植え育てるのです。球根の先はとがっていて、その先端から花茎や葉を伸ばします。花茎の背丈は種類にもよりますが、15cmよりも下のものはありません。おおよそ15cm~60cmのものまでが主に出回っています。花びらの色は皆さんも良くご存知の様に赤、白、黄色をはじめ、ピンク、紫、複色などさまざま。咲き方も、ユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなどいろいろな咲き方があります。チューリップの開花時期は、大きく分けると、早咲き、普通咲き、遅咲きの3時期があります。同じチューリップでも開花の時期がかなり違うので、違う開花時期のものを一緒に寄せ植えすると、開花時期がずれてしまい見栄えが悪いので、鉢植えに植える場合は単一種を植え付ける方が一般的です。 チューリップの育て方で大切なことは 1.よい球根を選ぶこと 2.適切な場所に植えて、適量の水やりをすること 3.寒さに当てること です。

チューリップの花言葉

  • 思いやり

ネメシア

ネメシア

  • 学名:Nemesia
  • 科名:ゴマノハグサ科
  • 分類:一年草、多年草
  • 花期:4月~6月、10月~11月

ネメシアは宿根ネメシアと一年草のネメシアがります。花色は紫の他に黄色や白、ピンクなどがあります。

ネメシア

  • ネメシアとは、ゴマノハグサ科の一年草あるいは多年草です。ネメシアには大きく分けて、一年草と宿根ネメシアと呼ばれる多年草があります。通常、一年草のネメシアを「ネメシア」、多年草のネメシアは「宿根ネメシア」と呼び分けられています。一年草のネメシアは主に赤や黄色、オレンジなどの色鮮やかな花を咲かせるものが多く、花壇に彩りを与えてくれます。宿根ネメシアは薄紫やピンク、白等、淡く静かな色合いの花が多いのが特徴です。他にも一年草のネメシアと宿根ネメシアの掛け合わせで作られた改良品種もあります。 一年草は高温多湿に弱く、夏に枯れてしまうのが特徴です。宿根ネメシアは真夏と真冬以外は四季咲きです。多年(宿根)草とはいえ、2~3年で枯れてしまいます。地植えにしておくと、こぼれ種で良く増え、気が付くと群生しているような可愛らしさがあります。

ネメシアの花言葉

  • 包容力
  • 正直

ビオラ

ビオラ

  • 学名:Viola x wittrockiana
  • 科名:スミレ科
  • 分類:一年草
  • 花期:10月~5月

ビオラは秋から春まで花を咲かせる冬のお庭の強い味方。花色は紫の他に赤や白、ピンク、オレンジ、黄色、複色、くすみカラーなど豊富です。

ビオラ

  • ビオラは開花期間がとても長く、適切な手入れをすれば次々と花が咲くので、初心者でも育てやすい春の一年草です。品種や色数が豊富で、毎年新品種が作りだされています。最近は個人育種家の方々の交配ビオラも人気です。 ビオラの花径は小輪で2cm~3cm、中輪で3cm~4cm。パンジーと比べて小ぶりなのが特徴です。最近は品種改良が進み、小指の爪くらいの極小輪サイズのものもあります。

ビオラの花言葉

  • 誠実
  • 信頼

ヒヤシンス

ヒヤシンス

  • 学名:Hyacinthus
  • 科名:ユリ科
  • 分類:多年草
  • 花期:3月~4月

ヒヤシンスは香りの良い春の球根植物。紫の他にピンク、白、赤、アプリコットカラーなどがあります。

ヒヤシンス

  • ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物で、小さな花を花茎に連なるように咲かせます。ヒヤシンスにはダッチ系とローマン系があり、ダッチ系は花数も多く豪華です。私たちが日頃見ているヒヤシンスの多くはダッチ系ヒヤシンスです。 ヒヤシンスの一番の魅力は、花色のバリエーションの豊富さと甘い香りです。庭植えや鉢植えなど土壌で育てることも、土を使わずに水耕栽培(水栽培)でも育てることも出来るため、部屋の中でインテリア感覚で栽培する方も多い植物です。 通常、球根は一球から一本の花茎が出ますが、品種改良が進み数本の花芽を出す品種もあります。球根の表皮は花色によって違い、表皮の色でおおよその花の色がわかります。

ヒヤシンスの花言葉

  • スポーツ
  • ゲーム

ルピナス

ルピナス

  • 学名:Lupinus
  • 科名:マメ科
  • 分類:多年草(一年草)
  • 花期:4月~6月

ルピナスは高温多湿に弱く夏越しが難しいので、日本では一年草として扱われます。他にピンクや白、黄などの花色があります。

ルピナス

  • ルピナスは秋に種をまき、翌年または翌々年の春に花を楽しむ一、二年草です。ルピナスの花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、青、紫、白など様々。冷涼で乾燥した気候を好むので、蒸し暑い日本ではほんとんどが一年草になりますが、原産地など気候があう場所では多年草とされています。日本でも冷涼な北海道ではルピナスの群生が観光名所となっているも場所もあります。 品種によっては1m以上に育つこともあり、空に向かって長く伸ばした花茎に鈴なりの花をつけます。ルピナスは、藤(ふじ)に似た花が上向きに咲くことから、「ノボリフジ(登り藤)」「サカサフジ(逆さ藤)」の別名もあります。また、葉の形がうちわに似ているので「ハウチワマメ(葉団扇豆)」と呼ばれることも。ルピナスはマメ科の植物なので、花の後は枝豆によく似たサヤが育ちます。同じくマメ科の植物特有の根粒菌を根に付着させているので土壌が肥沃になります。

ルピナスの花言葉

  • 想像力
  • いつも幸せ

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初夏に咲く紫の花6種(5月、6月)

アジサイ

アジサイ

  • 学名:Hydrangea
  • 科名:アジサイ
  • 分類:落葉低木
  • 花期:5月~7月

アジサイは梅雨を代表するような花。湿気の多い季節に涼しげな花を咲かせてくれます。土壌によって花色を変えることでも有名です。

アジサイ(紫陽花)

  • アジサイは、日本原産の落葉低木です。日本原産のガクアジサイが西洋に渡り品種改良を重ねられ、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきました。 最近は西洋アジサイ、ガクアジサイともに、品種、形、色の種類が豊富にあります。次々に新品種が登場してくるので、追いつけないほどです。アジサイの育て方は、翌年も花を咲かせるための剪定にコツがありますが、基本的には簡単です。一度植え付ければ、長い間花を楽しめる寿命の長い植物で年々花数が増えて見事な株になります。 最近ではアジサイは鉢花、切り花の他、ドライフラワーとしても人気があります。

アジサイの花言葉

  • 一家団らん
  • 冷酷

ギボウシ

ギボウシ

  • 学名:Hosta
  • 科名:ユリ科
  • 分類:多年草
  • 花期:7月~8月

ギボウシはホスタとも呼ばれる葉の美しさが人気のオーナメンタルプランツです。ギボウシは初夏に淡い紫色の一日花を咲かせます。花色は白もあります。

ギボウシ(ホスタ)

  • ギボウシは世界の温帯地域で栽培されている多年草(宿根草)です。日本ではさまざまな野生種が分布し、その生育環境もさまざまです。古来より観賞用に植えられ、シーボルトがアメリカへ持ち帰って以来欧米で交配がなされ、多くの品種がつくりだされました。葉の色や形はもちろん葉の大きさもさまざまで、葉の長さが30センチ以上の大型、20センチ前後の中型、10センチ前後の小型の3タイプに大別されます。初夏から夏にかけて花茎を長く立ちあげてラッパ型の花を開花し葉との対比が美しい涼感ある姿を楽しめます。最近ではシェードガーデンの定番的存在です。ギボウシは冬は落葉して地上部がなくなります。

ギボウシの花言葉

  • 静かな人
  • 沈黙

バラ

バラ

  • 学名:Rosa
  • 科名:バラ
  • 分類:落葉低木
  • 花期:4月~5月、9月~10月

花の女王と言われるバラ。香りの良い品種が多いことでも有名です。花色は紫の他に赤や白、ピンク、黄色、オレンジ、複色など非常に豊富です。

バラ(ブッシュ・ローズ)

  • バラはその豪華な美しさと芳香で花の女王ともいわれ、紀元前の昔から人々を魅了してきました。愛と美の象徴ともいわれ神話や宗教、芸術や文学にも数多く登場し、いつの時代にも文化の中心に咲き続けています。バラ科・バラ属の落葉性の低木・花木で、その多くは葉や茎にトゲを持ちます。樹形からブッシュローズ(木立ち性)、シュラブローズ(半つる性)、クライミング・ローズ(つる性、つるバラ)の3タイプに分けられています。ブッシュローズは株立ち性の枝幹がまっすぐ伸びて花が上向きに咲くタイプで、「ハイブリットティー」「フロリパンダ」「ミニュチュア」「パティオ」「ポリアンサ」が含まれます。

バラの花言葉

ラベンダー

ラベンダー

  • 学名:Lavandula
  • 科名:シソ科
  • 分類:常緑低木
  • 花期:5月~7月

ラベンダーは香りが良いことで有名なハーブです。ラベンダーという色の名前もある通り、青みがかった紫の花を咲かせます。

ラベンダー

  • ラベンダーは地中海沿岸原産の常緑低木。ハーブの女王とも呼ばれ、癒しのフローラル系の香りが人気のハーブです。ヨーロッパでは古くから栽培され、お風呂や衣類の香りづけなど日常の暮らしの中で利用されてきました。花の色は薄紫や濃い紫、白があり、葉には芳香があります。ハーブとして蒸留して得られたオイルは香水などの成分となり、花を乾燥させたものはポプリやハーブティーとして利用できます。 ラベンダーの語源は、lavareという「洗う」を意味するラテン語だと言われています。その精油はリラックスや精神安定にも使われており、とても人気があります。「万能の精油」ともいわれ、アロマテラピーでもっとも広く利用される精油です。ラベンダーにはイングリッシュラベンダーやフレンチラベンダーなど種類がたくさんあり、種類ごとに精油が作られているため、ラベンダーと名のつく精油はたくさんあります。 ラベンダーは地中海沿岸が原産地のため、高温多湿を嫌う性質です。風通し良く、蒸れないように世話をすれば次第に大株になり、良い香りのする花を毎年咲かせて楽しませてくれます。

ラベンダーの花言葉

  • 沈黙
  • 清潔

菖蒲(ショウブ)

菖蒲(ショウブ)

  • 学名:Iris ensata
  • 科名:アヤメ
  • 分類:多年草
  • 花期:5月~6月

菖蒲(ショウブ)は初夏に花を楽しめる水生植物です。花色は紫の濃淡の他、ピンクなどがあります。

花菖蒲(ハナショウブ)

  • 花菖蒲(ハナショウブ)は江戸時代を中心に品種改良が進んだ古典園芸植物です。現在は5000種類以上の品種があります。 5月頃から新芽を出して50㎝~1m程に丈を伸ばし花を咲かせます。色は白、青、紫、斑入り、黄色などがあります。 花の形は3枚の花びらを開かせる三英咲きと6枚の花びらを開かせる六英咲きと八重咲があります。葉は細くくっきりとした脈が隆起しています。 品種の育成地によって大きく分けると江戸系、伊勢系、肥後系、長井古種の4タイプにこれらの交配種もあり、さらに種間交配によって育成された黄花品種や、アメリカなど海外で育成された品種もあります。

菖蒲(ショウブ)の花言葉

  • 忍耐
  • 熱心

リューココリーネ

リューココリーネ

  • 学名:Leucocoryne
  • 科名:ヒガンバナ
  • 分類:多年草
  • 花期:5月~6月

リューココリーネはガラスのような質感が美しい球根植物です。香りが良いのも特徴です。花色は他に白があります。

リューココリーネの花言葉

  • 温かい心
  • 信じる心

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夏に咲く紫の花13種(7月、8月、9月)

アンゲロニア

アンゲロニア

  • 学名:Angelonia
  • 科名:ゴマノハグサ科
  • 分類:多年草
  • 花期:5月~10月

アンゲロニアは初夏から秋まで咲き続ける花期の長い花です。花色は紫の他に、白やピンクがあります。

アンゲロニア

  • アンゲロニアは、初夏から秋に小さな花(花径1cmほど)を次々と咲かせます。茎は直立して生長し、茎の先端や葉の付け根に穂状の花をつけます。花色は紫色やピンク、白、二色混ざったタイプなどがあります。くせが無い爽やかな花なのでどんな花とも合わせやすく、寄せ植えやハンギングバスケット、花壇植えによく用いられます。草丈は品種によって30cm~100cmまであります。寄せ植えやハンギングバスケット、花壇の縁取りには背の低い品種、花壇の背景的な場所には背の高い品種など、植える場所によって品種を選びましょう。 アンゲロニアの名は、天使をラテン語で表した「Angelos(アンゲロス)」が由来と言われています。別名では「エンジェルラベンダー」とも呼ばれることもあります。またそれとは対照的に、花の形が口を開けている骸骨に似ていると言われることもあるそうです。 アンゲロニアは夏の高温に強く、半日陰でも花を咲かせるなど、丈夫で育てやすい多年草です。寒さに弱いので日本では一年草として扱われることが多いですが、冬に室内に取り込んで管理すれば翌年も咲かせることができます。また、乾燥に弱いところがあるので乾燥させないように注意し、肥料を切らさないようにすると美しい花を長期間楽しめます。 アンゲロニアには種類がいくつかあります。アングスティフォリア系は、アンゲロニアの中では耐寒性があり暖地では屋外でも冬越しできると言われています。サリカリフォリア系は耐寒性が弱い種類です。それらの交雑種もありますが、店頭ではあまり区別がされていないようです。

アンゲロニアの花言葉

  • 過去の恋人
  • 片思いの恋

宿根スイートピー

宿根スイートピー

  • 学名:Lathyrus latifolius
  • 科名:マメ科
  • 分類:多年草
  • 花期:6月~8月

宿根スイートピーは初夏から夏に花を楽しめる多年草のスイートピーです。花色は他に白やピンクがあります。

宿根スイートピーの花言葉

  • 優しい思い出

グロリオサ

グロリオサ

  • 学名:Gloriosa
  • 科名:イヌサフラン科
  • 分類:多年草
  • 花期:7月~9月

グロリオサは花びらが反り返ったフォルムが印象的な花です。紫の他に赤や白、黄色、ピンクなどがあります

グロリオサ

  • グロリオサはイヌサフラン科の多年草です。旧分類ではユリ科とされてきました。地下茎は球根になります。 グロリオサは葉の先端が巻きひげ状になり、他の植物やフェンスなどに絡み付いて生長する特性があります。グロリオサは支柱やフェンス、トレリスなど、絡ませてよいものの側で育てましょう。 グロリオサの花は、6枚の細長い花びらがすべて反り返ったように咲く、独特のフォルムをしています。グロリオサの花びらは厚みがあり、ちょっとした刺激で折れたり傷ついたりしやすいので、気を付けて扱うようにしてください。 花色は赤や黄色、オレンジやピンク、白、グリーンなどもあります。明治の末期に渡来したころは花形が独特なためかほとんど人気はありませんでしたが、近年ではクリスマスや正月を中心に通年切り花として人気があります。切り花用に品種改良がおこなわれ、特に高知県での生産が有名です。

グロリオサの花言葉

  • 栄光
  • 勇敢

ストケシア

ストケシア

  • 学名:Stokesia laevis
  • 科名:キク科
  • 分類:多年草
  • 花期:6月~10月

ストケシアは筆のように細かい花びらが特徴的なキク科の花。淡い紫の他に白花もあります。

ストケシアの花言葉

  • 清らかな乙女
  • 追憶

トルコキキョウ

トルコキキョウ

  • 学名:Eustoma
  • 科名:リンドウ科
  • 分類:一年草
  • 花期:5月~8月

トルコキキョウは暑い夏に長く咲いてくれる優秀な花。花色は他に、白、ピンク、黄色や複色など豊富です。

トルコキキョウ

  • 草丈20cmから120cmくらいの色とりどりの花を咲かせるリンドウ科の植物です。種はほこりのように小さく、花は八重咲や大輪などさまざまな品種改良がなされました。今では八重咲が70%を占めています。暑さにも寒さにも少し弱いです。ウェディングなどに用いられるため白、ピンクが盛んに栽培されています。花弁はフリルのようなゴージャスな印象で、つぼみはねじったような独特の形です。

トルコキキョウの花言葉

  • 優美
  • すがすがしい美しさ

バーベナ

バーベナ

  • 学名:Verbena
  • 科名:クマツヅラ科
  • 分類:一年草、多年草
  • 花期:5月~11月

バーベナは小花が集合して咲く様子が可愛らしい植物です。花色は他に、赤、白、ピンクなどがあります。

バーベナ

  • バーベナはバーベナ属の園芸品種の総称でビジョザクラ(美女桜)ともいいます。品種によって耐寒性がなく一年草扱いのものと比較的耐寒性があって多年草(宿根草)となる品種があります。どちらも桜形の小花をこんもりとした花を花笠状に咲かせます。最近は宿根系バーベナなどの園芸交配種も作られています。這う性質のバーベナは、グランドカバーとして花壇植えコンテナ、ハンギングなどにも利用できます。ハーブのレモンバーベナは同じクマツヅラ科ですが属が異なる落葉低木で別の植物です。 たくさんの品種があるバーベナは、品種によって、1年草・多年草(宿根草)、匍匐性・立性と、生育のリズムや生長の仕方がまったく違います。花丈も匍匐性のものは15~20cm、高性のものは1m50cmほどに生長します。購入したバーベナが、どのタイプのものかを調べてから、植栽する位置などを決めることが大切です。

バーベナの花言葉

  • 魔力
  • 魅力

リアトリス

リアトリス

  • 学名:Liatris spicata
  • 科名:キク科
  • 分類:多年草
  • 花期: 7月~9月

リアトリスはユリアザミという別名を持つ夏の花。花色は白もあります。

リアトリスの花言葉

  • 燃える思い
  • 長すぎた恋愛

熱帯スイレン

熱帯スイレン

  • 学名:Nymphaea gigantea
  • 科名:スイレン科
  • 分類:多年草
  • 花期:7月~9月

熱帯スイレンは温室などで栽培される水生植物です。紫以外にピンクや白、黄などがあります。

熱帯スイレン(ギガンティア)

  • 赤みのほとんど入らない爽やかなブルーの花が美しい、オーストラリア原産の原種スイレンです。一般的な熱帯スイレンとはまた違うその花姿は、まるで青いハスの花のようにも見えます。 giganteaという種小名が表す通りの大型種で、本来の大きさに育つと30㎝ほどにもなる巨大な花を咲かせますが、一般家庭での栽培下でそこまで大きく育てるのは困難です。 また、本種の球根は水圧を感知することができると言われており、水深50cm以下では一時的に生育してもすぐに休眠してしまうことがあります。ぎりぎりの水深でも旺盛に生長する熱帯スイレン(昼咲き)や熱帯スイレン(夜咲き)と比較すると、栽培にはやや癖があると言えるでしょう。そのためか一般的な流通はほとんどなく、専門店や趣味家から入手するのが主流となっています。

熱帯スイレンの花言葉

  • 心の純潔
  • 清純

ミソハギ

ミソハギ

  • 学名:Lythrum anceps
  • 科名:ミソハギ科
  • 分類:多年草
  • 花期:7月~9月

ミソハギは名前にハギとつきますがハギの仲間ではありません。水辺に近いところで群生しているのを見かけます。

ミソハギ

  • ミソハギは冬に枯れても春にまた同じ場所から自生する多年草植物です。原産国は日本で、日本列島のどこでも暖かい野原や湿地に分布しています。ミソハギの茎は天に向かって垂直に伸び、その長さは1mにも及びます。しかし直径は1cmもありません。その細い茎の先端から下部に渡って緑色の細長い楕円の葉を付けます。また葉と同様に花をつけます。先端から下部に掛けて稲穂状に花が咲くのです。花の大きさは直径1cm程。6枚の花びらをつける小ぶりな花です。色は濃いピンク。茎の長さは1mを超す大型ですが、花穂はおよそ30cm程育ちます。

ミソハギの花言葉

  • 純愛
  • 愛の悲しみ

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)

  • 学名:Salvia guaranitica
  • 科名:シソ科
  • 分類:多年草
  • 花期:6月~10月

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は青紫色の花が美しいセージの仲間です。夏の暑い盛りに涼しげな花を次々と咲かせます。

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)

  • メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は、シソ科の多年草です。流通名のメドーセージは日本国内のみの流通名です。メドーセージいう名前は、本来は他のシソ科の植物を指します。 メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は非常に強健で、暑い夏の盛りから秋まで花を咲かせてくれます。花色は濃い青から深い紫まであります。ガクが黒いのが特徴です。花は長さ3~4cm程度、シソ科特有のリップ状の特徴的な形状をしています。すっと伸びた茎に縦に連なるように10輪前後の花を咲かせます。 メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)は、開花期に切り戻しを行うと長く花を楽しめます。また、思い切って切り戻すことで小さめに仕立てて楽しむことが出来ます。地下茎で増えるので、庭植にすると群生します。  

メドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の花言葉

  • 知恵
  • 尊重

キキョウ

キキョウ

  • 学名:Platycodon grandiflorus
  • 科名:キョウ科
  • 分類:多年草
  • 花期:6月~10月

秋の七草に数えられるキキョウですが、実際は夏の盛りから咲き始めます。花色は紫の他にピンクや白などがあります。

キキョウ(桔梗)

  • キキョウ(桔梗)は、毎年夏の時期に花を咲かせる宿根草で、万葉集にも登場し古くから日本で愛される植物の一つです。また、キキョウ(桔梗)は秋の七草で知られ秋の花のイメージですが、真夏の暑い時期でも涼しげに咲き続ける丈夫な花です。キキョウ(桔梗)は強い霜に当たらなければ越冬しますので、関東では地植えにしたままで翌年また花を咲かせることが出来ます。 キキョウ(桔梗)の花の色は青の他に白、ピンク、絞りの入った色などがあります。次々と咲き続け、一通り咲き終えた時に切り戻しを行うと再び秋に開花します。またキキョウ(桔梗)の英名の「Balloon flower」は蕾が風船のように膨らんでいるところから名がつきました。

キキョウの花言葉

  • 永遠の愛
  • 変わらぬ愛
  • 気品
  • 誠実

ロシアンセージ

ロシアンセージ

  • 学名:Perovskia atriplicifolia
  • 科名:シソ科
  • 分類:多年草
  • 花期:7月~10月

華奢な茎に淡い紫色の小さな花をたくさん咲かせるロシアンセージ。見ているだけで風を感じる涼しげな花です。

ロシアンセージ

  • ロシアンセージは、多年草のように扱われるシソ科の耐寒性低木です。セージと名前がついていますが、ペロブスキア属の植物でセージの仲間ではありません。こんもりとブッシュ状に繁り、夏から秋にかけて長い花穂を立ち上げ、ラベンダー色の花が長期間開花します。 繊細な切れ込みのシルバーグリーンの葉とラベンダー色の色合いが涼し気な雰囲気です。草姿がラベンダーのようにも見えることからサマーラベンダーの別名があります。 耐寒性、耐暑性とも強く、ちょうどラベンダーの花が見ごろを過ぎるころから秋にかけての長期間、穂状のラベンダー色の花を無数に咲かせます。基本種はかなり大型になりますが、最近は草丈を抑えた小型の品種も登場しています。

ロシアンセージの花言葉

  • 幸せな家庭

フジバカマ

フジバカマ

  • 学名:Eupatorium japonicum,Eupatorium fortunei
  • 科名:キク科
  • 分類:多年草
  • 花期:8月~10月

フジバカマは秋の七草に数えられますが、夏から秋にかけて開花します。楚々とした風情が美しい花です。

フジバカマ(藤袴)

  • フジバカマ(藤袴)は、東アジア原産のキク科の多年草で、秋の七草のひとつです。日本にも古くから自生し、万葉集、源氏物語、徒然草の中にも登場します。もともと自生していた地域が低地の川沿いの草地に多かったため、近年、洪水を予防するための河川改修や護岸工事がされたことにより、自生地の土壌が変化したことから自生できる地域が激減し、現在は環境省の準絶滅危惧種に指定されています。現在フジバカマとして流通しているものは、絶滅危惧種のフジバカマではなく、育てやすい近縁種です。 フジバカマ(藤袴)の花は、小さなピンクのつぼみが密集するようについていて、開花すると白い花になります。細長く密集しているため、咲き方はまるで線香花火の様にも見えます。

フジバカマの花言葉

  • 躊躇
  • ためらい
  • あの日の思い出

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秋に咲く紫の花 4種(10月、11月)

アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)

アメジストセージ

  • 学名:Salvia leucantha
  • 科名:シソ科
  • 分類:多年草
  • 花期:9月~11月

アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)はベルベットのような質感の赤紫色の花が美しいセージの仲間です。

アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)

  • アメジストセージはメキシコから中米原産の観賞用のセージの一種です。学名はSalvia leucantha(サルビア・レウカンサ)ですが、アメジストセージの名前で流通しています。 とても丈夫で植えっぱなしで年々大株になります。花は秋から開花し、大株になると紫色の長い花穂が株一面を覆うように咲き誇り、秋の庭を美しく彩ります。 花に見えるベルベットのような肌触りの部分はガクで、花はガクから突き出すように咲き、色は白や紫、ピンクなどがあります。暑さにもとても強く、春に植え付けると一年目からたくさんの花が楽しめるため、秋の庭に植えておきたい一株です。 アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)は、とても生長が早く、株元は次第に木化します。あまり大きくしないためには春から初夏に剪定して仕立てるとよいでしょう。また、株はまっすぐ上には伸びず、広がるように生長します。強風で倒れてしまうこともあるので、必要に応じて支柱を立てましょう。

アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)の花言葉

  • 家族愛
  • 家庭的

コルチカム

コルチカム

  • 学名:Colchicum
  • 科名:イヌサフラン科
  • 分類:多年草
  • 花期:9月~10月

コルチカムはサフランに似た花を咲かせる球根植物です。透き通るような淡い紫色の花が魅力です。

コルチカムの花言葉

  • 私の最良の日々は過ぎ去った
  • 危険な美しさ

ホトトギス

ホトトギス

  • 学名:Tricyrtis
  • 科名:ユリ科
  • 分類:多年草
  • 花期:7月~11月

ホトトギスは花びらのまだら模様が印象的な花です。紫の他に白花もあります。

ホトトギス

  • ホトトギスの大きな特徴としてまず挙げるのは、花弁に浮かぶ紫色のまだら模様です。この模様が鳥の杜鵑(ほととぎす)の胸の模様と似ていることから、この名が付けられました。また一部の品種では、若葉に油を垂らしたような模様が現れることから「油点草」という別名を持っています。 加えてホトトギスは、めしべが非常に目立っている花だと言えます。その理由はめしべが長く伸びており、花柱がヘリコプターのプロペラのように広がった形状をしているためです。主な花弁の色は、白地に紫色のまだら模様と黄色であり、珍しい色として白色があります。 現在ホトトギスとして流通しているものの多くはホトトギスとタイワンホトトギスの交雑種だと言われています。

ホトトギスの花言葉

  • 永遠にあなたのもの
  • 秘めた意志

リンドウ

リンドウ

  • 学名:Gentiana scabra
  • 科名:リンドウ科
  • 分類:多年草
  • 花期:9月~11月

リンドウは秋に花咲く日本原産の花です。周囲の草木が枯れ始めた頃に色鮮やかな青紫色の花を咲かせます。花色は他にピンク、白などがあります。

リンドウ(竜胆)

  • リンドウ(竜胆)は「枕草子」でも記述がある程、日本では古くから親しまれている日本原産の植物です。本州、四国、九州の山野を中心とし自生しています。春に細い葉が新芽を出し、秋の始まりと共に花芽をつけて野山に咲きます。 花色は品種によって、白や赤紫もありますが、青、水色、紫などの寒色が印象的な花を咲かせます。花の直径は3~5cm程で、釣鐘形で先が5つに分かれ、尖った裂片がある花の形をしています。草丈は品種・種類によって差があり、10~100㎝と幅があります。 日当たりを好みますが気温が高すぎる直射日光が苦手なため、寒冷紗などで日よけをする必要があります。曇りの日には花を閉じる習性があります。

リンドウの花言葉

  • 悲しんでるあなたを愛する
  • 正義

 

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紫の花が咲く木7種

ライラック

ライラック

  • 学名:Syringa vulgaris
  • 科名:モクセイ科
  • 分類:落葉低木
  • 花期:4月~6月

ライラックはリラとも呼ばれる香りの良い花を咲かせる花木です。花色は他に白やピンクがあります。

ライラック

  • ライラックは4月~6月に開花する落葉小高木で、葉はハート形、花は円錐形に小花が房咲きになります。ライラックの花は、紫色、薄紫色、ピンク色、白色などの一重や八重の花をつけます。香りがよいので、世界中で愛されている花木です。 ライラックはフランス語でリラ、和名は紫丁香花(ムラサキハシドイ)といい、ハシドイは日本に自生する近縁種の落葉小高木のことです。ライラックは冷涼な気候を好み、特に夏の夜温が下がるところを好みます。日本では東北北部や北海道、本州の高原地帯が適地といえます。ライラックは風通しがよく、湿気の少ない環境を好みます。暖地に植える場合は西日が当たらない日当たりのよい場所を選んで植えましょう。 ライラックの属名のSyringa(シリンガ)はギリシア語で笛やパイプを意味するsyrinxに由来し、枝の髄の部分をくりぬいて管にし笛をつくって古代ギリシャでは羊飼いたちがライラックの笛を吹いていたそうです。トルコではこれをパイプにしていたそうです。

ライラックの花言葉

  • 思い出
  • 友情

カリフォルニアライラック

カリフォルニアライラック

  • 学名: Ceanothus
  • 科名:クロウメモドキ科
  • 分類:常緑低木
  • 花期:4月~6月

青紫色の鮮やかな花が美しいカリフォルニアライラック。セアノサスという名前でも流通しています。

カリフォルニアライラックの花言葉

  • 初恋の思い出
  • 淡い恋心

セイヨウニンジンボク

セイヨウニンジンボク

  • 学名:Vitex agnuscastus
  • 科名:シソ科
  • 分類:落葉低木
  • 花期:7月~9月

セイヨウニンジンボクは夏の暑い盛りに涼しげな花を咲かせる低木です。香りが良いのも魅力です。

セイヨウニンジンボク

  • セイヨウニンジンボクは夏期に薄紫色の花を咲かせる、シソ科の落葉低木です。2~3mまで生長し、横に枝を広げて大きくなります。庭の花が少なくなる夏に涼し気な薄紫色の花を咲かせてくれる可愛らしい庭木です。 セイヨウニンジンボクの花には淡い芳香があり、株元の草むしりをしていると香りが漂ってきます。丈夫な上に花期が長く、晩夏まで咲き続けてくれるのも魅力です。  

セイヨウニンジンボクの花言葉

  • 才能
  • 純愛
  • 思慕

デュランタ

デュランタ

  • 学名:Duranta
  • 科名:クマツヅラ科
  • 分類:常緑低木
  • 花期:6月~10月

デュランタ

  • デュランタは青や白の小花が集まって房になり、垂れ下がって花を咲かせる熱帯花木。夏の鉢物や観葉植物としても人気があります。丈夫で開花期間が長く霜に当たらなければ屋外で冬越しできるので、暖地では庭木や生け垣としてよく使われます。暑さや乾燥に強く生育旺盛ですが、寒さにそれほど強くないので霜に当たらないように冬越し対策が必要です。 デュランタは日当たりの良い環境が大好きで、日がよく当たると花付きが良くなり、日が当たらないと花が咲かなくなります。室内で育てる際も、なるべく日当たりの良い明るい場所に置くようにしましょう。 デュランタの斑入り葉や黄金葉は、どちらかというと花よりもカラーリーフとして葉を楽しむ品種です。花が咲かない時期もその美しい葉色を楽しめます。

デュランタは初夏から秋まで花を咲かせます。暖地では屋外で越冬します。濃い紫から淡い紫、白まで花色は豊富です。

デュランタの花言葉

  • 目をひく容姿
  • あなたを見守る
  • 歓迎

サルスベリ

サルスベリ

  • 学名:Lagerstroemia indica
  • 科名:ミソハギ科
  • 分類:落葉高木
  • 花期:7月~10月

百日紅という別名を持つサルスベリは夏から秋まで花を咲かせ続けます。花色は紫以外に赤紫、ピンク、白などがあります。

サルスベリ(百日紅)

  • サルスベリは夏から秋まで長く開花する落葉樹です。地域によっては秋に美しい紅葉を見ることもできます。サルスベリは栽培しやすい樹木なので一般家庭に植えられる他、日本の公園や街路樹でも多くみられ、花色は濃ピンクや淡ピンク、赤、白、紫、複色など沢山の色があります。最近のサルスベリの新品種は、葉の色が銅葉のものなども登場しています。 サルスベリの特徴は木の肌にもあります。サルスベリの樹皮はザラザラしているのですが、一度樹皮が剥がれ落ちると白い木肌が見え、その部分はとてもつるつるしています。この木肌はサルが木に登ろうとしても滑って落ちてしまいそうなことから「サルスベリ」と名付けられました。

サルスベリの花言葉

  • 愛嬌
  • 雄弁

ブッドレア

ブッドレア

  • 学名:Buddleja davidii
  • 科名:ゴマノハグサ科
  • 分類:落葉低木
  • 花期:7月~10月

ブッドレアは夏から秋にかけて鮮やかな赤紫色の花を咲かせる花木です。花色は紫の他にピンクや白、複色があります。

ブッドレア

  • ブッドレアは、初夏から秋にかけて小さな花が集まって円錐状の花を咲かせる落葉低木です。香りと蜜に誘われ蝶が集まることから、欧米では「バタフライブッシュ」の名でも呼ばれています。 ブッドレアは、生長すると花穂の長さが30cm以上になることもあるので、庭に植栽するととても見栄えがします。小さな花の集合体なので圧迫感がないのも人気のひとつです。 園芸種として流通しているブッドレアの花の色は、紫色、白、ピンクなどの他、最近では品種改良が進み、複色のもあります。花丈も矮性種が登場しています。 ポット苗で購入しても1年で1mを超えるほど生長のスピードは速く、花がらをこまめに刈り取れば、初夏から秋まで長く開花し、ナチュラルガーデンが流行っている昨今、庭に植え付ける夏の花木として人気があります。

ブッドレアの花言葉

  • 魅力
  • 恋の予感

萩(ハギ)

萩(ハギ)

  • 学名:Lespedeza
  • 科名:マメ科
  • 分類:落葉低木
  • 花期:7月~9月

秋の七草に数えられる萩(ハギ)。実際は夏の盛りから晩夏にかけて開花します。花色は紫の他に白があります。

ハギ(萩)

  • ハギ(萩)は秋の七草にも入っているくらい古くから日本で好まれてきた落葉低木です。秋の花というイメージが強いハギ(萩)ですが、実は夏の盛りから咲き始めます。ハギ(萩)の花は夏から咲き始めて、初秋には満開になります。 ハギ(萩)の樹形は、枝垂れるように伸ばした枝に直径1~1.5㎝程の赤紫色のマメの花をたくさん咲かせます。単色ではなく僅かにグラデーションがかかったような色合いをしているので、花の表情に複雑さが出ます。枝垂れた枝に赤紫色の花を咲かせて風に揺れる姿は美しく、秋を感じさせる花です。赤紫色の花が一般的ですが、白花種もあります。 非常に生育旺盛で、短く切り詰めてもすぐに大きく枝を伸ばします。他のマメ科の植物と同じように根に根粒菌を保持していますので、土壌を肥沃にする特性があります。

萩(ハギ)の花言葉

  • 思案
  • 柔軟な精神

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紫の花が咲くつる植物6種

ハーデンベルギア

ハーデンベルギア

  • 学名:Hardenbergia Violacea
  • 科名:マメ科
  • 分類:常緑つる性木本
  • 花期:2月~4月

ハーデンベルギアはマメ科のつる植物。まだ寒い初春から鮮やかな紫色の花をいっぱいに咲かせます。紫の他に白花があります。

ハーデンベルギア

  • ハーデンベルギアは、オーストラリア原産の常緑つる性植物です。つるは細く丈夫で草丈3mほどにもなります。葉は先の尖った楕円形、もしくは丸みを帯びた三角形ともいえる形で、光沢のある濃い緑です。ハーデンベルギアの花色は紫が有名ですが、白や淡いピンク色もあります。 耐寒性もあり、東京以西では戸外で越冬可能です。寒さが厳しい地域では葉を落とすこともありますが、春にはまた芽吹きます。生長が早いので、フェンスやトレリスに絡ませると目隠しの役割を果たしてくれます。

ハーデンベルギアの花言葉

  • 奇跡的な再会
  • 運命的な出逢い

クレマチス

クレマチス

  • 学名:Clematis
  • 科名:キンポウゲ科
  • 分類:落葉(常緑)つる性木本
  • 花期:4月~6月、9月~10月、12月~1月

つる植物の女王と呼ばれるクレマチス。春に枝いっぱいに花を咲かせる姿は圧巻です。クレマチスの花色は青以外は無い色はないと言われるほど豊富です。

クレマチス(テッセン)

  • クレマチスは、日本、ヨーロッパやアジアが原産の多年草。原種は300種類は存在し、日本では「カザグルマ」「ハンショウヅル」「センニンソウ」などがあります。クレマチスの花びらに見える部分は「ガク」であり、花びらがないというちょっと変わった花で、四季咲き、一季咲きのものがあります。クレマチスは品種によって開花時期も異なり、秋冬に咲くものもあります。 クレマチスの咲き方は、大きく分けると新しい枝に花が咲く新枝咲き、新しい枝にも古い枝にも花が咲く新旧枝咲き、古い枝に花が咲く旧枝咲きの3つに分けられます。それぞれ剪定の仕方も違うので注意しましょう。

クレマチスの花言葉

  • 美しい精神
  • 旅人の喜び

藤(フジ

藤(フジ)

  • 学名:Wisteria floribunda(ノダフジ),Wisteria brachybotrys(ヤマフジ)
  • 科名:マメ科
  • 分類:落葉つる性木本
  • 花期:4月~5月

日本原産で世界中で愛されている藤(フジ)。たわわに花を咲かせる姿は他の何にも例えられない美しさです。花色は他にピンク、白などがあります。

フジ(藤)

  • フジ(藤)はマメ科の落葉性のつる植物です。春になると薄紫や白の花を咲かせます。庭園や公園で目にする藤棚のイメージが強く、自宅での育て方は難しいように言われていますが、実は鉢植えでも楽しめます。根の生長が制限されることから、むしろ鉢植えの方が花付きがよくなるほどです。 フジ(藤)には大きく分けて2種類あり、ノダフジ(野田藤) Wisteria floribunda はつるが右巻き、ヤマフジ(山藤)Wisteria brachybotrysは左巻きという特徴があります。 「ノダフジ(野田藤)」の由来となった大阪市福島区の野田はフジ(藤)の名所として有名。毎年4月には「のだふじめぐり(ふじ祭り)」が開催されます。樹齢1200年を越え、天然記念物に指定されている埼玉県春日部市の「牛島の藤」もよく知られています。

藤(フジ)の花言葉

  • 優しさ
  • 歓迎

ムラサキナツフジ

ムラサキナツフジ

  • 学名:Callerya reticulata
  • 科名:マメ科
  • 分類:常緑つる性木本
  • 花期:7月~8月

ムラサキナツフジは名前にフジとつきますが厳密には藤(フジ)とは別属です。夏に深い紫色の花を咲かせる常緑の花木です。

ムラサキナツフジの花言葉

  • 待ち伏せ

トケイソウ

トケイソウ

  • 学名:Passiflora
  • 科名:トケイソウ科
  • 分類:つる性多年草
  • 花期:5月~10月

トケイソウはしべのフォルムが時計を連想させることが名前の由来です。花色は他に白、赤、オレンジ、ピンクなどがあります。

トケイソウ(時計草)

  • 亜熱帯を中心に分布される、ツル性多年草です。トケイソウという和名の由来は、大きな3つの雄しべが時計の針に見えることからきています。非常にユニークな形の花で、その品種は500種以上と言われています。さらに掛け合わせた園芸品種もあるので、とてもたくさんの品種があるということになります。 南米原産の植物ですが、日本でも暖地では露地で越冬します。挿し木が容易な植物であり、長く伸びたツルが地面に下垂し、そのまま根付くということも多々あります。 南国の果物で有名なパッションフルーツ(Passiflora edulis)もこのトケイソウの仲間のひとつです。

トケイソウの花言葉

  • 聖なる愛
  • 信仰

アケビ

アケビ

  • 学名:Akebia quinata
  • 科名:アケビ科
  • 分類:落葉つる性木本
  • 花期:4月~5月

アケビの花は独特のフォルムと芳香がとても美しい花です。森の中で偶然アケビの花を見つけると宝物に出会えたような気分になれます。

アケビ(木通)

  • アケビは日本の山野に自生する落葉ツル性木本です。花がとてもかわいらしく、葉の色も明るく美しいことから、最近はツル植物として庭の植栽としても用いられるようになっています。 花は雄花と雌花で分かれて咲き、花の色は紫色や薄紫色、白色などがあります。三枚の花びらは実は萼片で、半透明で厚みがあり、蝋細工のような光沢があります。近づくと、ほんのりと芳香がするのも特徴です。 雄花と雌花の見分け方は、3枚の花びらの中心部が球状に包まるようについていれば雄花であり、花自体が大きく、中心部が放射状に広がっているのであれば雌花になります。 果実は薄紫色や紫色で、10cm程度の瓜の様な形をしており、熟すと果皮が割けて白色のゼリー状の果肉を覗かせます。果肉の中にある無数の黒いものは種です。果肉には甘みがあります。果実が実るまでは、一般的には3年と言われています。この甘い果肉を鳥が食べて、中の小さな種を吐き出すことから、遠くまで子孫を残すことに成功しているといわれています。 アケビは1本では結実しにくいという特徴があり、公園や山野で、花や葉は見かけるのに果実にはお目にかかれないということがよくあります。 アケビの仲間にはミツバアケビ(A. trifoliata)があり、こちらはが少葉が3枚で、雄花がブドウのように縦に連なって咲きます。他にもゴヨウアケビという種類は、アケビとミツバアケビの雑種と言われています。

アケビの花言葉

  • 才能

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紫の花が咲く雑草6種

スミレ

スミレ

  • 学名:Viola mandshurica
  • 科名:スミレ科
  • 分類:多年草
  • 花期:3月~5月

スミレは日本原産の香りの良い花を咲かせる多年草です。すみれ色という色の名前は、この花の深い紫色に由来しています。

スミレ(すみれ・菫)

  • スミレという名前は、スミレ科スミレ属の総称のように使われていますが、本来は「スミレ」と名付けられたViola mandshuricaのことを指します。mandshuricaとは中国を意味する言葉ですが、スミレは日本原産の植物です。日本の風土に馴染みやすく、非常に育てやすい植物です。 スミレの花は形が特徴的で、花の後部が突き出して細長い袋状となっており、ここが蜜を分泌する蜜房となっています。スミレという名前の語源は、その花の横から見た姿が大工が使う墨入れ(墨壺)に形が似ていることから付いたと言われていますが、諸説ありますので定かではありません。 スミレは日本に自生する多年草で、野山や森以外に街中でも見かけられます。典型的な虫媒花で、その花の蜜を求めてやってきた昆虫の体に付着した花粉が、次の花に移動して授粉するという仕組みです。けれど、実際にはこの方法で結実することは少ないと言えます。春の開花期を過ぎた夏から秋、環境がよければ冬でも、閉鎖花と言って蕾の段階で自家受精して結実します。スミレが花を咲かせていないのに、種を作っているのを見かけるのはこのためです。

スミレの花言葉

  • 謙虚
  • 誠実

ナヨクサフジ

ナヨクサフジ

  • 学名:Vicia villosa
  • 科名:マメ科
  • 分類:一年草
  • 花期:4月~6月

ナヨクサフジは春に開花するマメ科の一年草。淡い紫色の花が群生する姿は美しく、ずっと眺めていたくなるほどです。

ナヨクサフジの花言葉

  • あなたに成功を

アレチハナガサ

アレチハナガサ

  • 学名:Verbena brasiliensis
  • 科名:クマツヅラ科
  • 分類:多年草
  • 花期:6月~10月

アレチハナガサはバーベナの仲間の草花です。三尺バーベナによく似ています。

アレチハナガサの花言葉

  • 芯の強さ

レンリソウ

レンリソウ

  • 学名:Lathyrus
  • 科名:マメ科
  • 分類:多年草
  • 花期:5月~7月

明るい森の中などにひっそりと咲いているマメ科の多年草です。見つけると嬉しくなってしまう花の一つです。

レンリソウの花言葉

  • 相思相愛
  • 強い絆

ヨメナ

ヨメナ

  • 学名:Aster yomena
  • 科名:キク科
  • 分類:多年草
  • 花期:8月~10月

ヨメナは野菊の1種。小さな薄紫色の花が可愛らしい草花です。

ヨメナの花言葉

  • 従順
  • 隠れた美しさ

フジアザミ

フジアザミ

  • 学名:Cirsium purpuratum
  • 科名:キク科
  • 分類:多年草
  • 花期:8月~10月

富士山の近辺で見かけられるのでフジアザミ。大きな赤紫色の花を俯くように咲かせます。

フジアザミの花言葉

  • 恥ずかしがりや

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紫色の花はまだまだあります。可愛らしい紫色や凛とした紫色など、それぞれ印象も違います。気になった花は見つかりましたか。お庭に植えて、花瓶に飾って、花のある暮らしを楽しんでいただけますように。

 

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山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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