【2023年最新版】エアプランツマニアの編集部員がおすすめする便利な図鑑3選

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100均やホームセンター、雑貨屋など多くのお店で販売されているエアプランツ。フェイクフラワーのような見た目と、土がいらないという手軽さから詳しくは知らないけど買ってみた! という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回はエアプランツを育てる時におすすめの図鑑を3冊ご紹介したいと思います。

目次

エアプランツとは

エアプランツは正式名称をティランジア(Tillandsia)といいます。パイナップルの仲間(ブロメリア科)で、現在700以上の原種が発見されており、毎年新種が登録されています。

原産地は北米南部~中南米で、街中から乾燥した砂漠地帯、アマゾン、標高3000mを超える高山など様々な環境に分布しています。エアプランツは木や岩、民家の壁などに根を張る着生植物で、土を必要としません。普通の植物は根から水や養分を吸収しますが、エアプランツは昼夜の寒暖差で発生する雲霧や雨などを主に葉から吸収します。

現地ではこの雲霧を利用して生きていることから、日本でも空気中の水分を吸収するので水やりが不要! という謳い文句で販売されてきました。しかし実際には葉が濡れるほどの水分が必要であり、日本でエアプランツを育てる時はしっかりと水やりをする必要があります。

さて、そんな700種以上もあるエアプランツですが、もちろん全ての種を同じように育てられるかと言われれば、そうではありません。分布している環境によって、光が弱い方がいいもの、逆に強くないといけないものなど様々です。そこで便利なのがエアプランツ図鑑! 実際に編集部員も愛読している図鑑の中から、現在でも入手が可能な3冊をご紹介します。

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これさえあれば大丈夫! 万能なエアプランツ図鑑

旧版発売より10年。分類変更による種名や属名の細かい見直しや、現在広まりつつあるLEDでの栽培方法、メジャー種から近年流通し始めたものまで掲載種を大幅に増やしたカタログページや、メキシコ、ブラジルでの自然下でのティランジアの姿を紹介した「Tillandsia in the wild」など新たなコンテンツも追加され、大満足なエアプランツ図鑑となっています。

私もエアプランツを育て始めた当初に旧版を購入し、表紙がボロボロになるまで何度も読み返していました。掲載されているエアプランツ図鑑の写真は、写真集としても楽しめるほど美しいので、1冊持っていて損はありません。

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エアプランツ以外のブロメリアも収録!

先ほどご紹介したのはエアプランツに特化した図鑑でしたが、こちらはその仲間たちであるタンクブロメリアやグラウンドブロメリアなど、魅惑のブロメリア科の植物たちを245種も紹介されています。(ティランジア属132種+ビルベルギア属他タンクブロメリア79種+ディッキア属他グラウンドブロメリア34種)

タイプ別に紹介されているので索引しやすく、読み応え抜群です。エアプランツ以外のブロメリアもとても面白いので、気になる方はぜひ読んでみてください。

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原産地のレポートが載っている激アツ本!

厳密に言えば図鑑ではないのですが、エアプランツの自生地レポートがフルカラーで掲載されている貴重な本です! ブロメリア以外にもハルオチア、熱帯雨林植物、マッソニア、ブセファランドラ、コノフィツム、スペシャリスト訪問などなどボリューム満点となっています。

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