エシャロット(ベルギーエシャロット)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- エシャロット(ベルギーエシャロット)
- 学名
Allium oschaninii
- 英名
- Shallot
- 別名・流通名
- ベルギーエシャロット
- 科名
- ヒガンバナ科
- 属名
- ネギ属
- 原産地
- 中東
エシャロット(ベルギーエシャロット)の特徴
エシャロット(英語はシャロット)はタマネギの仲間です。鱗茎には独特の芳香があり、くさみ消しや風味づけなどに利用されます。日本では馴染みがあまりありませんが、海外ではとてもポピュラーなお野菜で、フランス、イラン、中国など多くの国で料理に使用されています。
玉ねぎと同じような薄茶色の皮がついており、玉ねぎよりも小ぶりで、細長い形をしています。ひとつの種球から生育し、分球して増えます。
エシャロット(ベルギーエシャロット)の詳細情報
園芸分類 | 野菜 |
---|---|
草丈・樹高 | 30cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
耐陰性 | やや弱い |
花色 | - |
開花時期 | - |
エシャロットとエシャレット
エシャロットに似た名前の野菜で、エシャレットというものがあります。時々同じものとして扱われますが、全く別の野菜です。
ちなみに、エシャレットとは、若採りのラッキョウのことをいいます。当初若採りラッキョウが「エシャロット」として市場に出回ったため、今でも混同してしまう原因となっています。
エシャロットとエシャレットを間違わないようにするために、「ベルギーエシャロット」と呼ぶことが多いようです。
エシャロットは、主にオランダやベルギーなどヨーロッパからの輸入品が多くをしめます。日本で育てる際は、玉ねぎの育て方を参考に育てるとよいでしょう。
エシャロット(ベルギーエシャロット)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
収穫 |
エシャロット(ベルギーエシャロット)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりを好みます。風通しの良い場所で育てましょう。
温度
耐寒性はかなり強いですが、暑さに弱いので種まきと植え付けは秋に行います。
用土
プランター栽培の場合は、野菜用の培養土で育てましょう。
畑栽培の場合は、堆肥や元肥を入れる2週間前位には石灰を入れ耕しましょう。その後堆肥と元肥を入れ土になじませましょう。
排水の悪い土を嫌うので気をつけましょう。
エシャロット(ベルギーエシャロット)の育て方のポイント
水やり
加湿に気を付けながら、乾燥させないようにしっかり水を与えましょう。
肥料
追肥は月に1度与えましょう。
病害虫
他の野菜に比べ、病害虫の心配はあまりありません。
エシャロット(ベルギーエシャロット)の詳しい育て方
選び方
長卵型で揃いが良い種球を選びましょう。
植え付け
株間15cm位の間隔で種球を植え付けていきます。
花
春になると、とう立ちします。
収穫
栽培の方法が似ている玉ねぎと同じく、6~7割位の葉が倒れた頃が目安です。株元を手で持って引き抜き収穫しましょう。
株を収穫したら風通しの良い日陰で乾燥させましょう。