7月でも楽しめる!「麻綿原高原」のそば供養(アジサイ祭り)
LOVEGREEN編集部
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画像提供:大多喜町
お寺の住職が植えた2万株ものアジサイの名所
麻綿原高原(まめんばらこうげん)は、知る人ぞ知る千葉県のアジサイの名所です。2万株ものアジサイはすべて日本あじさいで、白から青の素朴で優しい花を見せてくれます。ほかのスポットのアジサイが6月に見ごろを迎えることが多いのに対して、麻綿原高原のアジサイは6月下旬から咲き始め、7月上旬~下旬まで楽しめることも特徴。これは気温が低いので開花時期が遅れるためです。
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そば供養(アジサイ祭り)
開催期間 | 2017年7月16日(日) |
主なイベント内容 |
アジサイを眺めながらの散策 そばの奉納と無料配布 津軽三味線演奏 |
※交通規制があります。詳しくは大多喜町観光協会(tel:0470-80-1146)まで。
▼麻綿原高原にはじめてアジサイを植えたのは、麻綿原高原にある妙法生寺の先代の住職だそうです。アジサイ祭りの日には、そばをいただきながら住職を偲びます。観光の方にも奉納されたそばが無料で振る舞われます。
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出典:大多喜町観光協会
麻綿原高原の詳細情報はこちら!
- アクセス : 【自動車利用】・館山自動車道 市原I.C.から約48km(約1時間45分) ・ 圏央道 木更津東I.C.から約36km(約1時間30分) 市原鶴舞I.C.から約30km・約1時間20分 ※交通規制あり(問い合わせ先:大多喜町観光協会 0470-80-1146)
- 住所 : 大多喜町筒森1749
麻綿原高原は、清澄山系、清澄寺の北3.5キロ、標高340mにある関東随一のアジサイの名所として知られています。
アジサイ群は、麻綿原高原にある天拝園と名付けられた妙法生寺境内が中心で、昭和26年(1951年)箕輪日受師が廃寺を再興しアジサイを植えたことに始まります。現在、住職が丹精こめて育てたアジサイが約2万株の大群生になっています。
アジサイの開花は気温差から平地より大分遅く、7月上旬~下旬が見頃です。品種は和種のため白から青へ変化するだけですが、その素朴な色合いが高原全体に広がる景観は美しくそして壮麗です。
またこの地は、建長5年(1253年)日蓮上人が初めて「南無妙法蓮華経」という題目を唱えたところとしても知られています。
現在は環境庁選定の「日本の残したい音風景100選」の地で、響き渡るヒメハルゼミの鳴き声も聞かれます。毎年7月第3日曜日には、そば供養があり、観光客にも無料で振る舞われます。
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出典:大多喜町観光協会
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