「はな*いとし*こいし」中島紀子さん 暮らしにそっと寄り添うガーデニング
とまつあつこ
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itokoi(いとこい)さんというハンドルネームで人気の中島紀子さん。そんな中島さん主宰のアトリエ「はな*いとし*こいし」を訪れ、中島さんが植物に関わるお仕事をすることになったきっかけや、オンラインショップの運営、今後の夢などについてたっぷりインタビューしてきました。
目次
- プロフィール
- いつものお仕事を教えてください。
- 「はな*いとし*こいし」という屋号の由来を教えてください。
- 植物に関わるお仕事をすることになったきっかけと、やりがいを教えてください。
- オンラインショップの良い点、大変な点などを教えてください。
- ハンギングバスケットや寄せ植えの魅力と、作成するときのこだわりを教えてください。
- itokoi(いとこい)さんのレッスンの様子について教えてください。
- ご自宅で育てているお気に入りの植物や花などがありましたら教えてください。
- よく行くショップ(園芸店やお花屋さんなど)がありましたら教えてください。
- 植物以外の趣味がありましたら教えてください。
- itokoi(いとこい)さんが今後取り組んでいきたいことや夢を教えてください。
- それでは、最後に一言お願いします。
- itokoi(いとこい)さんSNS
プロフィール
- 名前: 中島紀子
- ハンドルネーム: itokoi(いとこい)
- 職業: はな*いとし*こいし主宰
- 出身地: 神奈川県
- 居住地: 神奈川県
- ボタニカル歴: 約25年
いつものお仕事を教えてください。
Photo by:中島紀子
川崎市宮前区の小さなアトリエから、狭いスペースでも楽しめる寄せ植えやハンギングバスケットを中心に、暮らしにそっと寄り添う植物と雑貨類をからめて楽しむガーデニングを提案しています。
主に寄せ植えやハンギングバスケットの注文制作を行っており、自宅アトリエオープン日には植物や雑貨の販売、レッスンを行い、その他の日は出張レッスンや園芸店などでの講師活動、個人邸の植栽やベランダのコーディネート、イベント出店(京王フローラルガーデン・アンジェGo Green Marketや湘南Tサイトなど)やオンラインショップの運営を行っています。
「はな*いとし*こいし」という屋号の由来を教えてください。
すみません。由来らしい由来は無いのです。
近しい友人がいくつか候補をあげてくれた中から選び、それをひらがなにして、間にアスタリスクを入れて完成させたのはかろうじて自分。といった具合です(笑)。
「はな*いとし*こいし」からの略で、屋号ができた時からブログなどでitokoi(いとこい)というハンドルネームを名乗っています。中島=itokoi とういう感じになっており、私のことを「いとこいさん」と呼んで下さる方がたくさんいらっしゃいます。そう呼んでいただけることをとても嬉しく感じています。
植物に関わるお仕事をすることになったきっかけと、やりがいを教えてください。
子育てを始めた頃、小さなベランダで種を蒔いたり植物を育て始めたのがガーデニングへの入口でした。その後、アパートの小さな庭でガーデニングにはまり、もっと深く知りたい。学びたい。これを仕事にしたい。と思うようになったんです。当時はインターネットなど無かったので、とにかく本で調べたり、習いに行ったりして植物について学びました。そして、園芸店のスタッフになり、年に200~300個の寄せ植えを作る機会をもらったことで、季節ごとに流通している花の性質を深く知り、寄せ植えの技術を身に着けることができました。個人で「はな*いとし*こいし」をオープンしたのは、10年くらい前からです。
Photo by:中島紀子
自分が作った寄せ植えを見て、お客様が喜んでくださったときが本当に嬉しくて、この上なくやりがいを感じます。
オンラインショップの良い点、大変な点などを教えてください。
Photo by:中島紀子
良い点は、遠方のお客様にも自分の寄せ植えをお届けできることです。遠方の方から欲しいと言ってもらえることは本当にありがたいと思っています。
大変な点は、ハンギングバスケットや寄せ植えを無事にお届けするために細心の注意を払うことです。お花専用の段ボールに入れて送るのですが、配送の途中で倒れてしまわないように補強するのはもちろん、車の振動などで箱がはずんだ時に、根づいていない苗が飛び出してしまわないように梱包方法を工夫しています。万が一中身が崩れてしまった時は、運送会社さんの保険でお金は帰って来るのですが、全く同じ苗をそろえることはできないので、いつもちゃんと届くまで心配しています。
Photo by:中島紀子
写真を撮って、注文を受けて、作って、送って、を一人でやっているので、繁忙期は嬉しい悲鳴の中で丁寧な梱包を心がけています。年末が近づくとアトリエはこの写真のようにハボタンでいっぱいになり、私は「ハボタンの人」と思われてるくらいな感じなのですが(笑)、ご注文をたくさんいただきありがたいです。
ハンギングバスケットや寄せ植えの魅力と、作成するときのこだわりを教えてください。
Photo by:中島紀子
植物の植生(好きな環境)を意識しながら、鉢の中でひとつの世界を作ることができることや、狭いスペースでも楽しめることが魅力だと思います。
▼itokoi(いとこい)さんに教わった寄せ植えはこちら
Photo by:中島紀子
こだわりは、植物(花とリーフ)の色合わせです。淡い色合いが好みで、あまりたくさんの色数は使わずに作ることが多いです。花が主役の寄せ植えなら、花を引き立てる葉もののちりばめ方などを意識して作っています。
お客さんからは、「可愛い雰囲気で作って欲しい♡」というご注文が多いです(笑)。
itokoi(いとこい)さんのレッスンの様子について教えてください。
Photo by:中島紀子
アトリエの戸外のスペースは駐車場1台分で、そこでレッスンを行っています。なので、大勢の方は入れません(笑)。
自ずと3名くらいまでの小人数制となっており、グループ参加でない場合はマンツーマンのことも多いです。好きな器で好きなものを作るフリーレッスンとなっています。器は持ち込んでも買っていただいてもOK。ハンギングバスケットや寄せ植えを初めて作る方も大歓迎です。
出張レッスンを開催するときは、苗や土、机などすべてをお客様のお宅にお持ちするんです。ご近所さんグループでご参加いただいた際に大変盛り上がり、作っているうちに隣の人の作品が良く見えてきて、「もうひとつ作っちゃおう!」と追加の鉢を取りに帰る方が続出して土が足りなくなり、近くのお店に買いに走ったことがあります。ありがたい良い思い出です。グループ参加の皆様は、使った花の伝票をご自分たちで書いてくれたり、お客さんがお客さんを集めてくださったり、本当にいつもありがたく思っています。
\itokoi(いとこい)さんへのインタビュー後半へ!/
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