マジックアマリリス|花が終わったあとの処理と次の開花まで
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水や土、肥料などが不要で、置いておくだけで開花するマジックアマリリス。花が終わったあとの処理や次の開花の様子をご紹介します。
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マジックアマリリス|花が終わったらどうする?
マジックアマリリスとは、オランダの生産者さんが開発した特別なアマリリス。土、水、肥料は一切不要で、球根をただ置いておくだけで1か月半~2か月程度で開花する、まさに名前の通り魔法のようなアマリリスです。
ただし、置くだけで開花するのは初年度だけ。すべての花が終わったら、茎は根元でカットし、花が終わったら球根の頭を出して元肥を入れた土に植え(浅植え)、日当たりの良い外で通常のアマリリスと同じように水と肥料を与えて育てると、早ければ翌春に開花します。
土に植えたマジックアマリリスの開花までをレポート!
土に植え付けたマジックアマリリスが開花するのは、最短で翌年の春。一般的なアマリリスと同じ春から初夏が開花時期です。ただし、必ず翌年咲くとは限らず、咲き終わった球根が開花できるほど充実していなければ、翌々年になることもあります。
我が家のマジックアマリリスがどうだったかというと、翌年は咲きませんでした。きれいな葉は出ていましたが、春になっても花茎は上がらず……。
それ以降は、半日陰程度の花壇の際のような場所に鉢を置き、土が乾いたら水をやっていたところ、今年はなんと! 4月になると5本の花茎が上がってきました。
正直なところ、水やりはしていたものの存在自体をすっかり忘れていたのですが、つぼみが上がってくると妙にテンションが上がるものです。
株元の紫の花は、アジュガ。花壇に植えてあるアジュガがいつのまにやらマジックアマリリスの鉢の上にまで進出。ほかにもルナリアのこぼれ種も発芽し、寄せ植えみたいなにぎやかな趣。次の植え替えまでは、このままで楽しもうと思っています。
植え付けた時は1球だったはずの球根は、いつのまにやら3球に分球し、それぞれから1~2本の花茎が出ています。
一番花が咲いたのは5月に入ってから。花は初年度より小さめですが、草丈は開花が近くなるころには初年度と同じくらいに伸びてきました。2~3日で10cmは伸びる勢いです。
今年は5本も花茎が出て、いっぺんに咲かないので長期間楽しめそう。すべての花が咲き終わったら茎を株元でカットし、再度新しい土で植え替えをする予定です。その後の変化がありましたら、改めてご紹介します。