唯一自慢できるとしたら、みんなが避けたいことを一番力を入れてやってることかな。

プロならではの育て方や管理のテクニックなどがあれば教えてください

水やりや日当たりのルールの前に、まず一番は育てたいと思う植物の事を知ることです。

育て方を資料のままに続けると、季節が変わってくると答えが合わなくなってきます。

その子がどんな国のどういう所で生きているのかが判れば、それに合わせて環境を合わせていくことができます。

例えば、乾燥地帯出身の子だったら水は少な目でOKかな？とか、野山の木陰に生えているような子だったら、夏の日差しはダメだなぁ…でも、春の柔らかい日差しにはあててよだそうだな。と想像する事ができます。

好きなボタニカルスポットやオススメのボタニカルスポットを教えてください

奈良県の大神(おおみわ)神社です。

日本で一番古い神社と言われているところ。

三輪山という山があって、その山そのものが御神体なんです。

頂上には石蔵があって神様が祀られています。

僕たち夫婦が結婚式を挙げたところです。

いま欲しい植物や花を教えてください

「これが欲しい！」ってゆうのは無いんですが、個性豊かな素朴な植物が欲しいです。

よく読む本や好きな雑誌を教えてください

おススメは、この3冊。

「楽しい小品盆栽」はもう絶版の本ですが、盆栽界の奇書と呼ばれる本で独自の方法・やりかたを数々紹介しています。

「盆栽入門」は、盆栽のバイブルみたいな本。

とても判りやすいです。

「植物の神秘生活」は、植物の不思議な話がたくさん載っていてとても面白いです。

最後に一言お願いします

盆栽って、敷居が高いとか難しいと思われがちですが、僕は実は一番育てやすいと思っています。

皆さんも是非挑戦してみてください！

—塩津さん、ありがとうございました。—

植物の育成や治療についても相談できるって、とても心強い存在ですよね。

植物をインテリア感覚で購入しても、やはり生きているものなので、置いたり植えたりしてからスタートだという点がまだまだ欠落している方が多いなと感じます。

そういった点でも、塩津さんの今後の活動がとても楽しみですよね。

それではまた、次回のボタニカルピープルもお楽しみに。

「相手のことを思いやる気持ち」に触れることができるからボタニックサシェを続けています。

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