私の大好きな日本でも、もっとたくさんの人が自然と身近な生活を送っていくことを願っています。

アバター画像

LOVEGREEN編集部

このライターの記事一覧

公開日 :

-プロフィール

■名前:パトリック・エコル (Patrick Eckl)
■年齢:34歳
■職業:フランスのシャトー勤務/ぶどう栽培・ワイン醸造
■出身:オランダ
■居住地:フランス ボルドー
■ボタニカル歴:10年

-自己紹介

日本人の妻と結婚して4年、今はフランスボルドーにあるシャトーで、”ワイン醸造”と”ぶどう栽培”をしています。

約10年前にワイン作りに関わり始め、ニュージーランドから始まり、その後、色々な国で生活をしてきました。

マイペースにボタニカルライフを楽しんでいます。
写真2

 

-植物や花との出会い、好きになったきっかけを教えてください

7歳の頃、私と妹は小さな畑のスペースをもらったんです。

東向きだったので、朝の光もたくさんあびるはずの場所だったのですが、高い木で日陰になってしまっていて…で、植えてもお花が育たなくて。

でも、そのすぐ横の日が当たる場所には、たくさん育っていたのです。

それを見て、「植物って面白いな」って感じました。

 

-初めて育てた植物や花について教えてください

初めて育てたのは、トマトです。

スペースがなかったけれど、「たくさんトマトを食べたい!」という気持ちから、”初の袋栽培”に挑戦。

場所や環境によって試行錯誤しながらでしたが、収穫して食べた時の感動が大きく、育てることに夢中になったキッカケでした。
写真3

 

-思い出に残る植物や花があれば教えてください

去年、畑に植えたバジルです。

私たちの畑でよく育ったバジルは、夏〜秋の間ずっと収穫でき、ペストをはじめ色々な料理にも使いました。

今でも1キロほど冷凍保存しているほどの大量収穫!

 

-自宅で育てている植物や花について教えてください

自宅内では、観葉植物たちとサボテンと蘭の花、小さな畑スペースでは今の冬場はそら豆、シャルロット、マッシュ、大根、水菜が育っています。

夏は、ダリアやひまわりやイチゴをはじめ、レタスやきゅうり、なすなど、にぎやかな畑になります。

無農薬だから、雑草もあちこちはえているけれど、洗わないでも食べれる安心感は大きいです。
写真4

 

-いまお気に入りの植物や花を教えてください

謙虚で強く、様々な美しい形のサボテンです。

水なしでも何ヶ月も生き延びれるなんて、まさにサバイバーですよね。

そんなサボテンに魅了されてしまいました。

サボテンは種から育てるのが好きです。
写真5

 

-普段のボタニカルライフを教えてください

仕事中はぶどう栽培をしているので、週末になると畑に出て、何かと土をさわっています。

去年は牛の糞を使い、独自にコンポストで肥料作りにも挑戦。

妻は大変そうでしたが…(笑)
写真6

 

収穫した野菜やハーブで、新しい料理やアロマオイルや石鹸などを作ったり、試行錯誤しながらですが、妻とのんびり楽しんでいます。
写真7

 

-よく行くショップやおススメのショップを教えてください

フランスには、スーパーやパン屋さん並みにガーデンセンターがあるので、よく行きます。

 

-好きなボタニカルスポットやオススメのボタニカルスポットを教えてください

「Peruvian Amazon」です。

驚くほど、多種類の植物が生育する場所を、一度自分の目で見てみたいです。

 

-いま欲しい植物や花を教えてください

今までに育てたことのない種類のサボテン

あと、外国人なのに??って珍しがられますが、「梅干し」が大好きなんです。

だからいつか”梅の木”が欲しいです。

将来、自分で梅干しを漬けたり、梅酒を作ったりしたいな…

 

 

-よく読む本や好きな雑誌を教えてください

「Gaia’s Garden」。

この本は、ガーデニングと自然への見方を変えてくれた本です。

 

-最後に何かあれば一言お願いします

今一番注目しているのは、“種のシェア”!

多くの場合、お店で種を購入しますよね。

でも実は強くてヘルシーな植物は、私たちそれぞれのガーデンから採れたもの。

すでに、その気候に適応しているからです。

周りの人たちと種をシェア、それってとてもいい人間関係の築き方じゃないかなって思います。

プレゼントに種をあげるっていうのも素敵だなって。

いずれはフランスを出て、日本での生活を考えています。

そのときには、今よりももっとボタニカルなライフスタイルを…と、現在構想を練っているところです。

ぶどうを育てて独自のワインを日本で作る、そんな夢もみながら。
写真8

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

私の大好きな日本でも、もっともっとたくさんの人がボタニカルにはまり、自然と身近な生活を送っていくことを願っています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

——-パトリックさん、ありがとうございました。——–

 

ワインの生産地としても有名なボルドーで、素敵なボタニカルライフを送っているパトリックさん。

きっと美味しいワインを作られていると思うのですが、日本での生活がスタートした際には、ぜひパトリックさんの作った梅酒も飲んでみたいなと思いました!(笑)

これからもどんなボタニカルライフを送っていくのか非常に気になりますよね。

 

それではまた、次回のボタニカルピープルをお楽しみに♪

 

 

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

関連ワード

今月のおすすめコンテンツ

「私の大好きな日本でも、もっとたくさんの人が自然と身近な生活を送っていくことを願っています。」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

アバター画像
LOVEGREEN編集部

LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。育て方の記事や、編集部としての取材記事やオフィシャル情報などを配信。

このライターの記事一覧

『ボタニカルピープル』デイリーアクセスランキング

LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • Twitter

関連サービス

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

ミドラス