マコモダケを調理してみた!食べ方・選び方・保存方法など
とまつあつこ
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マコモダケ
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「マコモダケ」。マコモダケはイネ科の植物である「マコモ」の根元の部分にできる肥大した茎。やわらかいタケノコのような食感で、トウモロコシに似た甘い風味がほのかにする野菜です。
先日、千葉の道の駅でマコモダケを買ってきました。実はその前に静岡の道の駅に行ったときも見かけていて、「マコモダケって何?」「タケノコ?」「キノコ?」と、とても気になっていたので、千葉で見つけた時は即買いました。(笑)
マコモダケは、マコモの根元の茎のことなので、タケノコでもキノコでもなく、野菜に分類されるそうです。マコモはイネに似た葉が草丈2mにもなる植物で、マコモダケの収穫時期は9月中旬~11月くらいです。
ちなみに、写真の一緒に買ったキノコは特大サイズで、落花生も「おおまさり」という超特大の品種なので、マコモダケが小さく見えるかもしれませんが、マコモダケの長さは25cmくらいあります。
早速、お店の方に聞いたおすすめの方法で調理してみました。
まず、緑色の皮をはがしていきます。
黄緑色の部分は繊維質のすじがあって硬いため、ピーラーでむきます。どこまでむくか悩むところですが、あまり厚くむいてしまうと食べる部分が少なくなってしまうので、なるべく薄くむきました。
斜めにスライスしていきます。
キノコと一緒にバターと醤油、コショウで炒めます。マコモダケは、炒めすぎるとせっかくのシャキシャキ感が無くなってしまうと教えてもらったので、キノコを先に炒めてからマコモダケを入れて一緒に炒めました。
マコモダケを炒めると、見た目はエリンギにも似ていて、歯ざわりはタケノコ、アスパラに近く、ほのかにトウモロコシのような甘味がありました。
油とよく合うので、天ぷらにしても美味しそうですね。クセがなくて食感が良いので、八宝菜、餃子、ハンバーグ、みそ汁など何に使っても万能と思います。
マコモダケの選び方は、まず根元の切り口を見て新鮮であることが大切です。また、茎の周りの葉がイキイキとしているものを選ぶとよいですね。
保存方法は、冷蔵または冷凍です。
冷蔵の場合は、乾燥しないようにビニール袋に入れて冷蔵庫で保管します。冷凍の場合は、生のまま冷凍すると解凍したときに美味しくなくなってしまうそうです。皮をむいて切り、さっと下茹でした状態で冷凍するのがおすすめです。冷凍しておけばすぐに調理できていいですね。
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