気になるフローリストのお家って？前田有紀さんのご自宅での撮影風景をお届け。

ご自宅で花を生けたりする方も多いと思いますが、「フローリストの方は、一体どんな風に日常に植物を取り入れているのだろう？」と一度は気になったことはないでしょうか。

実はBotapii9月号掲載の「花あしらい」は前田有紀さんのご自宅で撮影させていただきました。その時の様子を切り取ってお届けいたします。

色鮮やかな花に囲まれながら作業

花を仕入れに朝市場へ行き、ご自宅でそのまま作業されることもある前田さん。まるで花屋の店頭のような、花が溢れる状態で出迎えていただきました。

ワイルドフラワー、ヒマワリやデルフィニウムなど色鮮やかな花のコントラストが夏らしいです。

ドライフラワーは吊るして飾って

ドライになりやすいワイルドフラワーを束ねて吊るし、お部屋のインテリアのポイントにされていました。スワッグのように組み合わせるのがちょっと苦手、という方はこうして種類別にまとめて飾るだけでも◎

外の景色と色みを揃えたスワッグを洗面台の前に

編集部が「素敵！」と一同に注目したのがこちらの空間。ご自宅の裏にある山を額縁のように借景している窓。そこから見えるグリーンに合わせたユーカリとルリタマアザミのスワッグの組み合わせが清廉な雰囲気を醸し出していました。窓から入る柔らかな光が、スワッグの花の輪郭を優しく照らしています。

エアプランツはスタンドに乗せて小窓の前に

エアプランツは場所を取らないため気軽に飾れますが、意外と置き場所に悩むことも。前田さん宅ではスタンドに置いて飾っていました。小窓の前に置くことで日光と風通しも確保できていますよね。

植物に適した置き場所で、おしゃれに飾る技は真似したいところです。

「足りない花材は、庭からもらってきちゃうこともあります」

この日の撮影で何か足りないな、と考えて「庭のミモザ使ってもいいですか？」と剪定に行った前田さん。お庭には他にもグレビレアリーフやハーブなどお気に入りの植物が植えられていました。好きな植物を集めた庭は、憧れです。

いかがでしょうか？

何気なく飾られている花が素敵だったり、あくまで生活の一部として植物がお部屋や庭にある風景に癒された編集部一同。みなさんも真似したいな、と思ったところはぜひ日々の生活に取り入れてみてくださいね。

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