個性豊かな蘭の種類をチェック!たかしまえんのえん長、高島三櫻さんに教えてもらいました!
LOVEGREEN編集部
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しんしんと冷える真冬に色鮮やかに咲き誇るラン。花が小さく繊細なものから大きなリップが特徴的なものまで、ランの数だけ花がある、そのくらいランの花の表情は多種多様。
今回はたかしまえん、えん長の高島三櫻さんに魅力的なランの品種を紹介していただきました。
魅惑のランの世界へ、足を一歩踏み出してみませんか?
\教えてくれた人/
高島三櫻さん
たかしまえん えん長。インテリアの専門学校卒業後、蘭の育種を学び胡蝶蘭生産・小売りを行う。
2011年にjungleCafe’緑人族を始め、植物を中心としたコミュニティーを目指す。
グリーンに囲まれ、遊び心あふれるjungleCafe’緑人族の店内。奥には、実際に胡蝶蘭を生産している様子が広がっているので、生産している様子を見ることができ、胡蝶蘭の新たな発見に出会えそうです。
色も、形も、ランそれぞれの種類
1. Phal. Equestris f. coerlea
ファレノプシス・エクエストリス・セルレア
ファレノプシス属を代表する夏咲の小型エクエストリス。セルレアとはブルー系の色をした花を意味し、小さい花がいくつも咲く姿はとても愛らしい。
2. Dtps. Kenneth Scbubert ‘Blue Ribbon’ × Dor. pulcberrima
ドリテノプシス・ケニスシューベルト・ブルーリボン × ドリティス・プルケリマ
ドリテノプシス属とドリティス属の属間交配種で、初夏〜秋にかけて品のある藤色をした小さな花を次々と咲かせる。
3. Enc. cochleate
エンシクリア・コクレアタ
岸諸国の温暖で湿度の高い森林の樹木に着生する原種ラン。花が180度回転して咲くため、リップ(唇弁)が上にきている。
4. Angcm. germinyanum ‘Typicum’
アングレカム・ゲルミニヤナム・タイピカム
非常に長く伸びたガク片が特徴的なタイピカム。その開花姿はまるでダンスをしているようで変わっていて面白い。開花期は秋。
5. Angcm. germinyanum ‘Typicum’
ブラッシア・ エターナルウィンド・サマードリーム
秋〜冬にかけて白地に赤紫色のスポットが不規則に入った花弁を細長く伸ばして咲かせ、その見た目からスパイダーオーキッドとも呼ばれる。
6. Angcm. leonis
アングレカム・レオニス
多肉質の扁平な厚い葉を持ったレオニス。開花期は冬〜春で、夜になると香りを漂わせる白い綺麗な花を咲かせる。
7.Bulb. frostii
バルボフィラム・フロスティ
ベトナムの標高1,500m付近の常緑樹の森に分布している。水が好きだが蒸れに弱いため、夏場は特に風通しを良くするなどの注意が必要。
8. Angcm. distichum
アングレカム・ディスティカム
アフリカ大陸に分布するランで、寒さにはあまり強くない。冬は最低10℃を下回らないようにキープし、乾燥気味で管理すると良い。
9.Const. cipoensis
コンスタンティア・シポエンシス
ブラジルのミナスジェライス州にあるシポーが原産の小型の着生ラン。バルブと同じくらいの白い花を咲かせる姿が可愛い。
10.Phal. Valentinii f. alba
ファレノプシス・バレンティニー・アルバ
ファレノプシス・コルヌセルビとファレノプシス・ビオラセアの交配種。両親譲りの夏咲きで、小さな緑色の花を咲かせる。
11. Cirr. Elizabeth Ann ‘Buckleberry’’
シルホペタラム・エリザベス・アン・バックルべリー
空中湿度の高い環境を好み、春〜秋は植え込み材が乾かないように水やりをする。直射日光が当たらない場所で管理する。
ランの数だけ花がある。あなたはどのランに恋しましたか?
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