7月26日の誕生花|ニガヨモギ(苦蓬)

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7月26日の誕生花は「ニガヨモ(苦蓬)」です。「ニガヨモギ(苦蓬)」について、花言葉や基本情報、花の特徴、名前の由来など気になる情報をご紹介!

 

7月26日の誕生花

7月26日の誕生花は「ニガヨモギ(苦蓬)」

「ニガヨモギ(苦蓬)」の花言葉は「平和」「冗談」

 

ニガヨモギ(苦蓬)について

科・属  キク科・ヨモギ属
和名  苦蓬
英名  Worm wood
学名  Artemisia absinthium
原産地  ヨーロッパ、北アメリカ、中央アジア~   東アジア、北アフリカ
開花期   7月~9月

 

ニガヨモギ(苦蓬)とは|花の特徴、名前の由来

canva画像 ニガヨモギ

ニガヨモギ(苦蓬)はヨーロッパ原産の耐寒性多年草で、夏に黄色い小さな花を下向きに咲かせます。花などから独特な香りがすることから、ヨーロッパでは防虫剤や薬草系のリキュールのひとつであるアブサン酒というお酒の原料としても使われています。ニガヨモギ(苦蓬)は、ハーブとして活用される草の中で最も苦味を持ち、他の植物のそばに植えたり、刈り取った茎葉をすき込むと害虫を忌避する効果があると言われています。

 

canva画像 ニガヨモギ

ニガヨモギ(苦蓬)の葉がヨモギの葉に似ていて、ハーブの中で最も苦いので「ニガヨモギ(苦蓬)」という名前が付けられました。英名の「worm wood(虫の木)」は、エデンの園から追放された蛇の這った後にニガヨモギ(苦蓬)が生えたという伝説に由来しているという説と、ニガヨモギ(苦蓬)が防虫剤に使われたことから呼ばれるようになったという説があります。

ニガヨモギ(苦蓬)は薬草として用いられていた植物ですが、その一方、特に茎や葉に毒があり一度にたくさん摂取すると嘔吐、神経麻痺などの症状が起こると言われています。

 

ニガヨモギ(苦蓬)の種類

ヨモギ(蓬)

ヨモギ(蓬)は、ニガヨモギ(苦蓬)と同じキク科ヨモギ属の植物。本州〜沖縄の山野に自生しています。草丈は50〜100cmほど。地下茎を伸ばして増えます。葉のふちはギザギザしていて、葉の表面は緑色で、裏面は産毛が履いていて灰白色です。餅に混ぜて食することから、別名モチグサ(餅草)とも呼ばれます。お灸のもぐさ、漢方薬の原料にも使われます。

 

アブサン酒

アブサン酒とは、主にヨーロッパで作られている薬草系のリキュールのひとつで、ニガヨモギ(苦蓬)やアニスなど、複数のハーブやスパイスが主成分になっています。もともとは解熱、鎮痛作用のある薬酒としてつくられたそうです。

ニガヨモギ(苦蓬)は感覚やインスピレーションを引き出す霊酒として芸術家たちに愛飲されていたようですが、ニガヨモギ(苦蓬)の主成分であるツヨンにはマリファナに似た幻覚作用があり、それによって精神障害を引き起こし、人生を破綻させた人も多くいたそう。現在ではツヨンの残留量が制限されたもののみ販売の許可が下りているそうです。

 

▼ニガヨモギ(苦蓬)の育て方はこちら


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