椿(ツバキ)の花言葉|種類、花の特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
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椿(ツバキ)の花言葉と種類、花の特徴、色別の花言葉についてご紹介。椿(ツバキ)は日本を代表する美しい花木のひとつ。
目次
椿(ツバキ)の花言葉と色別の花言葉
「椿(ツバキ)」の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」
赤い椿(ツバキ)の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」
白い椿(ツバキ)の花言葉は「完全なる美しさ」「至上の愛らしさ」
ピンクの椿(ツバキ)の花言葉は「控えめな美」「控えめな愛」
椿(ツバキ)について|基本情報
科・属 | ツバキ科・ツバキ属 |
和名 | 椿 |
英名 | Camellia |
学名 | Camellia japonica |
原産地 | 日本、中国、東南アジア |
開花期 | 11月~4月 |
椿(ツバキ)とは|花の特徴
椿(ツバキ)は日本を代表する美しい花木の一つで、海外でも非常に人気のある常緑高木。花の少ない冬に長期間開花する花は、華やかでありながら楚々とした控えめな印象も感じられます。庭木としてのほか生け花や茶花としても親しまれ、花だけでなく椿油や木材としても利用されてきました。
光沢のある緑色の厚い葉と、その周囲にある上向きの細かいギザギザが特徴です。花のあとに結実し、その実が割れたあとのさやは花のような形になるため、ドライフラワーとして人気があります。
たくさんの種類があり、寒椿(カンツバキ)と呼ばれる系統の開花時期は11月~2月ですが、3月~4月の春に咲く椿(ツバキ)も多数あります。一重から八重咲きなど咲き方もさまざま。色や咲き方も豊富にあり、現在でも育種が盛んで国内だけでも数千品種が存在します。
ヤブツバキ
日本に自生している椿(ツバキ)の代表はヤブツバキです。このヤブツバキから作出された多くの園芸品種が存在します。
椿(ツバキ)は海外でも人気があり、西洋種と呼ばれる椿(ツバキ)は日本をはじめとした東洋のものとは趣の違った華やかな園芸品種が多数あります。
「首が落ちるように散るから不吉」は迷信? 椿(ツバキ)は縁起の良い植物
日本では古くから常緑の植物を神聖視する文化があります。例えば松は正月の門松として用いて年神の依代とされたり、榊は木の神という漢字でも表されているように、神事には欠かせない木です。椿(ツバキ)も同様に常緑で、冬でも青々と茂っていることから神社や寺に盛んに植えられたほか、邪を払う木として家の境に植えられてきました。
椿(ツバキ)は「首が落ちるように散るから不吉」と言われることがありますが、これは江戸時代に町民にも園芸を愉しむ文化が広がり椿(ツバキ)も町民の間に広まっていきましたが、それを阻止しようとした武家の人間がこのような噂を流布したと言われています。しかし、現代でも落馬を連想させることから馬の名前に椿(ツバキ)を用いることは避けられているようです。
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