椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)を見分ける方法をご紹介

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椿(ツバキ)と山花茶(サザンカ)はよく似ている。同じツバキ科の植物だけど、何故違う種類なのか分からないほど似ている。有名な見分け方から、これを知っていたらプロの方?と思われるポイントまでまとめてみました。

目次

椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)を間違えたことありませんか?

以前、植物の仕事をしていた入社1年目のヒヨッコだった私。目の前に椿(ツバキ)? それとも山茶花(サザンカ)? と思われる木が・・・。作業に入る職人さんに「これ、椿(ツバキ)ですかね?それとも山茶花(サザンカ)ですかね? 」と尋ねたところ、「葉が大きいから椿(ツバキ)だ! 」と言われました。その後、その木を剪定してスッキリさせた時に、樹木のネームプレートが出てきて、そこには『山茶花(サザンカ)』とありました…。(気が付かないフリをしました。)  椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)は、プロの造園屋さんでも間違うことがあるほど難しいそう。そこで、今までの経験で得た椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)の見分け方のポイントをいくつかご紹介します。

椿(ツバキ)と 山茶花(サザンカ)はとてもそっくりな花を咲かせる樹木

以前、植物の仕事をしていた入社1年目のヒヨッコだった私。

目の前に椿(ツバキ)? それとも山茶花(サザンカ)? と思われる木が・・・。作業に入る職人さんに「これ、椿(ツバキ)ですかね?それとも山茶花(サザンカ)ですかね? 」と尋ねたところ、「葉が大きいから椿(ツバキ)だ! 」と言われました。

その後、その木を剪定してスッキリさせた時に、樹木のネームプレートが出てきて、そこには『山茶花(サザンカ)』とありました…。(気が付かないフリをしました。)椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)は、プロの造園屋さんでも間違うことがあるほど難しいそう。そこで、今までの経験で得た椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)の見分け方のポイントをいくつかご紹介します。

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椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)について

椿(ツバキ)も山茶花(サザンカ)もツバキ科ツバキ属の樹木。とてもそっくりな姿に、これはどっちの花だろうと迷った方も多いはずです。

ツバキ(椿・つばき)

  • 椿は日本を代表する花木で、海外でも近年非常に人気の高い木です。椿は日本の書物、万葉集に記述があるほか、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木です。常緑高木で照葉を一年中楽しめるほか、昔から盛んに園芸品種の作出が行われ、花色、花形、葉の形など多様な品種が栽培されています。特に花の少ない冬に見事な美しい花を咲かせることから、茶花の中でも格の高い花で「茶花の女王」とも称されます。また、その種子から採られる「椿油」は髪や肌に良いことから様々な化粧品に用いられているほか、椿の木材は強度が高く質が均一であることから、印鑑や漆器、彫刻の材料として用いられており文化的にも重要な樹木の一つです。

サザンカ(山茶花)

  • サザンカ(山茶花)はツバキ科の常緑低木です。花や葉の特徴はツバキによく似ていて、間違えられることの多い庭木です。サザンカ(山茶花)は耐寒性が強く常緑で、日向から半日陰まで植え付け可能なので、庭木として人気の樹種です。

    サザンカ(山茶花)の葉はツバキに比べて小さく、葉の縁にはギザギザがあり、葉に厚みがあります。枝には毛が生えています。サザンカ(山茶花)の開花期は10~4月の寒い時期です。花は一重咲きが多いですが、八重咲きもあります。サザンカ(山茶花)の花は、雄しべがツバキの花のように筒状にはならず、花も平たいのが特徴です。 サザンカ(山茶花) は花首からぼとりと散るツバキと異なり、花びらが一枚ずつ散っていきます。

     

椿(ツバキ)も山茶花(サザンカ)もツバキ科ツバキ属の樹木。とてもそっくりな姿に、これはどっちの花だろうと迷った方も多いはずです。

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椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)を見分ける3つの方法

椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)は花がある時は見分けやすい

1.花がある時は見分けやすい

花がある時が一番見分けやすいです。一番有名な見分け方がこちらです。

  • 椿(ツバキ):花が散る時に、花首から落ちる
  • 山茶花(サザンカ):花が散る時は、花びらが落ちる

 

花がある時が一番見分けやすいです。一番有名な見分け方がこちらです。  ●椿(ツバキ):花が散る時に、花首から落ちる  ●山茶花(サザンカ):花が散る時は、花びらが落ちる

画像は、椿(ツバキ)が花首から落ちている様子です。

花首から落ちるツバキの散り際から「首が落ちるので縁起が悪い」と武士には嫌われていたというエピソードが有名ですね。

 

花首から落ちるツバキの散り際から「首が落ちるので縁起が悪い」と武士には嫌われていたというエピソードが有名ですね。

画像は山茶花(サザンカ)の花びらが散っている様子です。

2.花が咲いている時期の違い

  • 椿(ツバキ)の開花時期:12月~4月
  • 山茶花(サザンカ)の開花時期:10月~12月

花の品種や種類によっても変わってきますが、一般的に山茶花(サザンカ)の開花時期が早く、椿(ツバキ)の開花時期が遅いです。

3.花の形の違い

●椿(ツバキ):花がやや筒状で立体的で厚みがある  ●山茶花(サザンカ):花がツバキから比べて平面的で薄い

  • 椿(ツバキ):花がやや筒状で立体的で厚みがある
  • 山茶花(サザンカ):花がツバキから比べて平面的で薄い

 

品種によって違いがありますが、シンプルな種類のものほど、当てはまりやすいポイントです。

品種によって違いがありますが、シンプルな種類のものほど、当てはまりやすいポイントです。

4.花がない時期は葉で見分ける

花がない時期は葉で見分ける 花がない時期は葉で見分けます。葉で見分けることが出来ればプロの領域に仲間入りです。

花がない時期は葉で見分けます。葉で見分けることが出来ればプロの領域に仲間入りです。

 

まずは葉の葉脈で見分けるパターンです。  ●椿(ツバキ):中心の葉脈がクリア  ●山茶花(サザンカ):中心の葉脈が黒っぽい

まずは葉の葉脈で見分けるパターンです。

  • 椿(ツバキ):中心の葉脈がクリア
  • 山茶花(サザンカ):中心の葉脈が黒っぽい

 

鋸歯(葉のふちのギザギザ)で見分けることも。  ●椿(ツバキ):鋸歯が浅い  ●山茶花(サザンカ):鋸歯がツバキから比べて深い

鋸歯(葉のふちのギザギザ)で見分けることも。

  • 椿(ツバキ):鋸歯が浅い
  • 山茶花(サザンカ):鋸歯がツバキから比べて深い

 

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最後は葉の裏側の毛で見分ける方法を  ●椿(ツバキ):裏返してもほとんど毛がない  ●山茶花(サザンカ):裏返すと葉脈に沿って毛が生えている

最後は葉の裏側の毛で見分ける方法を

  • 椿(ツバキ):裏返してもほとんど毛がない
  • 山茶花(サザンカ):裏返すと葉脈に沿って毛が生えている

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椿(ツバキ)や山茶花(サザンカ)を観察する時は手袋を!

 

チャドクガに注意!

椿(ツバキ)や山茶花(サザンカ)などのツバキ科には、「チャドクガ」という毛虫がいることがあります。チャドクガの毛に触れると激しい痒みがあり、湿疹が出てしまうので、ツバキ科の植物に触る時は手袋などをして観察すると安全です。毛虫本体がいなくても、脱皮した皮や葉に残った毛だけでも痒みが出ますので、食痕があるような葉は避けて観察してくださいね。

椿(ツバキ)や山茶花(サザンカ)などのツバキ科には、「チャドクガ」という毛虫がいることがあります。チャドクガの毛に触れると激しい痒みがあり、湿疹が出てしまうので、ツバキ科の植物に触る時は手袋などをして観察すると安全です。毛虫本体がいなくても、脱皮した皮や葉に残った毛だけでも痒みが出ますので、食痕があるような葉は避けて観察してくださいね。

▼山茶花(サザンカ)やチャドクガについてはこちら

 

そっくりな植物って、たくさんありますよね。似すぎていて、どっちがどっちの名前だっけなんてことも多々あるかと思います。この見分ける方法をもとにご自宅の近くや公園で見かけたら、椿(ツバキ)や山茶花(サザンカ)を見分けてみてくださいね。

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▼似ている植物の見分け方はこちら

 

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