セダムの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
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セダムの花言葉や種類、特徴をご紹介!セダムは、日本にも自生する野草。乾燥に強く丈夫で屋上緑化に用いられたり、初心者にも育てやすく人気があります。
セダムの花言葉
セダムの花言葉は、「枯れることのない愛」「星の輝き」「私を思ってください」。
セダムについて
科・属 | ベンケイソウ科・マンネングサ属 |
和名 | 万年草(マンネングサ) |
英名 | stonecrop |
学名 | sedum |
原産地 | 世界各地(北半球) |
開花期 | 品種による |
セダムの特徴
セダムは北半球に分布し、500種類以上の品種が確認されています。万年草やベンケイソウとも呼ばれる、乾燥に強い野草であり、一番身近な多肉植物です。植物学的には「ベンケイソウ科」に属し、山地や海岸地の岩上などのわずかな土に根を張り生育しています。日本の南方には温暖地系品種が、日本の北方には寒冷地系品種が生育しており、種類によって寒さに若干弱いタイプと、寒さに強いタイプがあります。セダムの学名sedumは、ラテン語のsedre(座る)という意味を含み、岩石や壁に着生することにちなんで名前が付けられているそうです。
セダムにはグランドカバーとして使える品種や、「虹の玉」のように葉がぷっくりとしたもの、枝垂れるタイプなど様々あり、葉の形や大きさ、花姿もそれぞれ異なります。そのたくましい強さを生かしてグランドカバーや屋上緑化によく使われますが、一方で、繊細な葉の形や美しい色を生かして寄せ植えやリースを作り、コンパクトに育てて楽しむこともできます。
セダムの多くの種類は、初夏に茎の頂に黄色の花をつけます。草丈は種類によって3~50㎝くらいです。
日なたと水はけの良い用土を好み、過湿や蒸れを嫌います。乾燥に強く、切った茎を土にまいておけば根付くほど強健です。肥料は特にあげなくても育ちます。地植えの場合は水やりはほとんど不要です。
乾燥に強く、少ない水で育つセダムは、少しの土で生育でき、軽量で風に強い緑化ができます。ローメンテナンス、ローコストでできる緑化の代表植物とも言えます。メキシコマンネングサ、マルバマンネングサ、キリンソウ、ミセバヤなどのセダムは、屋上緑化用としてよく使われます。
セダムの花言葉「枯れることのない愛」は、水分を含み、乾燥気味の土で枯れずに育つ姿から付けられたと言われています。「星の輝き」は、セダムは小さな星型の黄色い花を無数に咲かせることからイメージされました。「私を思ってください」については、セダムが枯れにくいことから、放置されてしまうことがあるので付けられたと考えられています。
セダムの種類
メキシコマンネングサ
明るい緑色の葉をしたセダム。黄色い星型の小さな花が咲きます。
マルバマンネングサ
小さな丸い葉をしたセダム。黄色い星型の小さな花が咲きます。日本各地の岩場に自生しています。
キリンソウ
葉は肉厚で楕円形。 葉の縁がギザギザしています。黄色い星型の小さな花が咲きます。日本各地の岩場に自生しています。
ミセバヤ
葉は肉厚で丸く灰青色。縁に細かいギザギザがあり、葉の縁がうす紅色のものが多いです。星型の小さな花が咲きます。日本原産ですが、現在では自生地が少なくなっています。
虹の玉
ぷっくりとした葉が特徴的。寒い時期に葉が赤く色づきます。黄色い星型の小さな花が咲きます。
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