ジャスミン(茉莉花)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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ジャスミン(茉莉花)は美しい花と香りを持つ、神からの贈り物。色別のジャスミン(茉莉花)の花言葉と種類についてご紹介。
ジャスミン(茉莉花)の花言葉
「ジャスミン(茉莉花)」の花言葉は「愛想の良い」「愛らしさ」。
白い花のジャスミン(茉莉花)の花言葉は「温順」「柔和」。
黄色い花のジャスミン(茉莉花)の花言葉は「優美」「優雅」。
ジャスミン(茉莉花)について
科・属 | モクセイ科・ソケイ属 |
和名 | 茉莉花 |
英名 | Jasmine |
学名 | Jasminum sambac |
原産地 | インド・ヒマラヤ・カシミール |
開花期 | 7月~9月 |
ジャスミン(茉莉花)の特徴
ジャスミン(茉莉花)は常緑のつる性低木で、花期は7月~9月に白色または淡い黄色の花を咲かせます。香りがとても良く、「香りの王様」とも呼ばれ、優雅で甘美な香りが特徴の花です。ジャスミン(茉莉花)は夜に花を咲かせる為、明け方に人の手によって収穫され、香水やジャスミン茶の原料にも使用されています。
このジャスミン(茉莉花)に対して、カロライナジャスミンという黄色い花を咲かせる植物には毒性があり、中毒の症状として神経麻痺・呼吸麻痺を起こすので注意が必要です。
ジャスミン(茉莉花)の種類
ジャスミン(茉莉花)には200を超える種類がありますが、ジャスミンティーや香水として使われている品種はごく一部になります。
ジャスミンの別名として知られる「茉莉花」
ジャスミンの別名として知られている「茉莉花(まりか・まつりか)」ですが、茉莉花はジャスミンの中でも「アラビアジャスミン」のことを指します。このアラビアジャスミンは、ジャスミンティの主な材料として知られています。
香水で使われるジャスミン
ジャスミンと言えば、香水も人気ですよね。ジャスミンの香水に使われる花も、ジャスミンティと同じく、ある特定の品種のジャスミンが使われています。香水に使われるジャスミンは「コモン・ジャスミン(オオバナソケイ)」と言われる品種です。ジャスミンの精油は幸福を招くとも言われています。
ジャスミンの園芸品種
一般的に園芸品種として利用されているのは、「ハゴロモジャスミン」という品種です。可愛らしい見た目と、香りもとてもよく、室内で鉢植えで育てることもできます。
ジャスミンと名前がつくが近縁でない植物
カロライナジャスミンとマダガスカルジャスミンはジャスミンとは近縁ではないものの、香りが良いことからジャスミンという名前が付けられたようです。カロライナジャスミンもマダガスカルジャスミンも有毒の植物です。
ジャスミンティー(茉莉花茶)の歴史
ジャスミン(茉莉花)はジャスミン茶の原料となっています。中国で皇帝にお茶を献上する際長時間の運搬でお茶の香りがなくなることをごまかすためにジャスミンの花をお茶に入れたことから始まったといわれています。そのほかにも中国では不老不死の薬としてジャスミン(茉莉花)が使われていました。
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ジャスミン
- ジャスミンはモクセイ科ソケイ属に分類されているつる性植物の総称ですが、主にマツリカ(茉莉花)やハゴロモジャスミンなどの芳香性の花を咲かせるものを指します。 カロライナジャスミン(マチン科ゲルセミウム属)や、マダガスカルジャスミン(ガガイモ科シタキソウ属)、スタージャスミン(キョウチクトウ科テイカカズラ属)などもジャスミンというくくりで流通していますが、これらは厳密に言えばジャスミンではなく全く別の植物で、花の形や香りがジャスミンに似ているため和名で~ジャスミンと付けられています。 また、カロライナジャスミンなどは毒性があるため、誤ってジャスミンティーとして葉や花を使用しないように注意が必要です。
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