メカルドニアとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- メカルドニア
- 学名
Mecardonia
- 英名
- Axilflower
- 科名
- ゴマノハグサ科
- 属名
- メカルドニア属
- 原産地
- アメリカ
メカルドニアの特徴
メカルドニアは初夏から秋に、小さな黄色い花をたくさん咲かせます。横に広がって生長する匍匐性の特徴があり、草丈は低く下へ垂れ下がります。寄せ植えに使うと縁からこぼれ咲く繊細な花姿がとてもきれいです。ハンギングバスケットなどで高い場所に飾るとさらに美しさが引き立ちます。
メカルドニアは日当たりと水はけの良い場所を好み、夏の暑さや乾燥にも強く丈夫ですが、寒さに弱いため一年草扱いされることが多い植物です。初夏から秋まではグランドカバーとしても使えます。暖地では、霜の当たらない軒下などで乾かし気味に水やりを続けると越冬できます。冬越し後のメカルドニアは枯れてしまったように見えるかもしれませんが、根が生きていると春に再び芽吹きます。
メカルドニアは伸びすぎてしまったら、好きな場所で切り戻しをするときれいな草姿が保てます。切り戻しすることで風通しが良くなり、病害虫の発生も防ぐことができます。
メカルドニアの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 草丈5~10cm、横幅30~60cm |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 黄色 |
開花時期 | 5月~11月頃 |
メカルドニアの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
植え替え | ||||||||||||
株分け | ||||||||||||
挿し木 |
メカルドニアの栽培環境
日当たり・置き場所
メカルドニアは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
温度
メカルドニアは寒さに弱い性質があります。目安としては、0℃を下回ると枯れてしまいます。
用土
メカルドニアは、市販の草花用の培養土で問題なく育ちます。
メカルドニアの育て方のポイント
水やり
メカルドニアは過湿や蒸れを嫌います。株元の土が乾いたらたっぷり水やりしましょう。
肥料
メカルドニアは花期が長いので、適宜追肥が必要です。追肥することにより、美しい花が途切れずに次々咲きます。
病害虫
メカルドニアは、特に病害虫の心配はありません。
メカルドニアの詳しい育て方
選び方
メカルドニアは、株元から葉茎がふんわりと育ち、蕾がたくさんついている株を選びましょう。株元の葉が枯れこんでいたり、茎が徒長して弱々しい株はおすすめしません。
植え付け
メカルドニアの植え付け適期は春~初夏です。暑くなる前にしっかりと根付いていると夏も元気に花を咲かせることができます。横に這うように伸びる性質があるので、植え付けるときは生長を予測して隣の植物との間隔をあけましょう。
剪定・切り戻し
メカルドニアは、伸びすぎて草姿が乱れたら適宜切り戻します。切り戻しをすることで風通しが良くなり、病害虫の発生を防ぐとともに、脇芽も増えてさらにふんわりと生長します。
植え替え・鉢替え
メカルドニアは暖地で霜に当たらなかった場合、冬越しできることがあります。冬越しできた株は葉が黒く傷んでいたら切り戻し、春に一回り大きな鉢に新しい土を使って植え替えます。
花
メカルドニアは、初夏~秋に小さな黄色い花をたくさん咲かせます。
夏越し
メカルドニアは、夏に強いので特別な夏越し対策は必要ありませんが、蒸れを嫌うので適宜切り戻しするなど、なるべく風通し良く育てましょう。
冬越し
メカルドニアは寒さに弱いため、寒くなるまでの一年草として扱われることが多い植物です。暖地で霜に当たらなければ屋外で冬越しできます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
メカルドニアは、株分けや挿し木で増やすことができます。