ディエテス（常緑アヤメ）とは？育て方・栽培方法｜植物図鑑

ディエテス（常緑アヤメ）の特徴

ディエテスは、南アフリカ原産のアヤメ科の常緑多年草です。剣形のシャープな葉の株元から晩春～初夏に花茎が伸び、頂点にアヤメに似た花が開花します。

性質は丈夫で、関東以南であれば植えっぱなしで管理できます。「宿根草と混植」「庭木の下草」「フォルムの面白いリーフプランツと組み合わせた植栽」など、常緑でシャープな葉を生かすと存在感を放ちます。

時期	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
開花

日当たりと風通しの良い場所を好みます。関東以南であれば地植えが可能です。冬に日常的に霜が降りる場所では、植えっぱなしは難しいので鉢植えで育てましょう。

水はけが良い土を好みます。

鉢植えは、市販の草花用の培養土で問題なく育ちます。

地植えは、根付いてからの水やりの必要はありません。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと与えます。

植え付け時に元肥を入れた後は、春と秋に緩効性肥料を控えめに与える程度で十分です。

地植えは、自然の循環ができていて、周囲の草花が問題なく開花している土なら与えなくても栽培可能です。

目立った病害虫の害はありません。

ディエテス、常緑アヤメの名でいくつかの品種が流通しています。品種によって60cm前後の草丈のものと1m以上になるものがあります。葉先に傷みがなく、傾きの少ない苗を選びましょう。

植え付け、植え替えとも春と秋が適時です。植え付けたらたっぷりと水を与えましょう。

露地で栽培すると晩春～初夏が開花時期です。温室栽培だと四季咲き性があります。種を採る目的がないなら、終わった花は摘み取りましょう。

南アフリカ原産のディエテスは、関東以南であれば冬も植えっぱなしで栽培可能で、冬も常緑で越冬します。

寒冷地では鉢植え栽培とし、冬は日当たりの良い室内で管理しましょう。

株分けで増やすことができます。

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