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コメツブツメクサとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • コメツブツメクサ 花期:3月~6月 分類:一年草 増え方:種 コメツブツメクサはマメ科シャジクソウ属の一年草です。米粒のような小さな黄色い花をたくさん咲かせます。花が終わったら緑肥にできます。
  • コメツブツメクサ
  • コメツブツメクサ
植物名
コメツブツメクサ
学名

Trifolium dubium

英名
Lesser trefoil, Yellow Suckling Clover
和名
米粒詰草
科名
マメ科
属名
シャジクソウ属
原産地
ヨーロッパ~西アジア

コメツブツメクサの特徴

コメツブツメクサは、小さな黄色の花を咲かせるマメ科シャジクソウ属の一年草。ヨーロッパからの帰化植物で、日本の河原や草原など、開けた場所に自生しています。5月〜7月に咲く花は、色は黄色、直径5~7mm程度の球形です。葉は3枚小葉で、5~10mmと小さく、茎をほふくさせてグランドカバーのように広がります。草丈は20~40cm程度ですが、上に伸びるのではなく横に広がっていくので、草原のなかで他の草に紛れるように花を咲かせています。

コメツブツメクサという名前は、花が米粒のように小さく、シロツメクサに似ていることに由来しています。

コメツブツメクサの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 20~40cm
耐寒性 弱い
耐暑性 普通
花色 黄色
開花時期 5月〜7月

コメツブツメクサの花言葉

 

コメツブツメクサに似た花との違いと見分け方

コメツブウマゴヤシ

コメツブウマゴヤシの花

コメツブツメクサによく似た花にコメツブウマゴヤシがあります。どちらも春に小さな黄色い花を咲かせる野草。この2種の違いと見分け方を紹介します。

コメツブツメクサとコメツブウマゴヤシの違い

分類の違い

コメツブツメクサは、マメ科シャジクソウ属の一年草、コメツブウマゴヤシは、マメ科ウマゴヤシ属の一年草なので、分類が違います。

花の大きさの違い

コメツブツメクサの花は直径5~7mm、コメツブウマゴヤシの花は直径3〜4mmと、コメツブツメクサのほうが少し大きめの花を咲かせます。

実の違い

コメツブツメクサは、花後に花びらが枯れて茶色くなり、茎に残ります。その後、枯れた花びらの中に実ができます。コメツブウマゴヤシは、花びらが落ちて、くるっと巻き込んだようなフォルムの実ができます。

コメツブツメクサとコメツブウマゴヤシの見分け方

コメツブツメクサは、花が咲き終わった後に枯れて茶色くなった花びらが残り、コメツブウマゴヤシは落ちるので、花が咲き終わった頃に確認すると見分けられます。

コメツブツメクサの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花

コメツブツメクサの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しが良い場所を好みます。

用土

庭植えは、水はけの良い土を好みます。

鉢植えは、市販の園芸用培養土で問題なく育てられます。

コメツブツメクサの育て方のポイント

水やり

庭植えは、根付いてからは降雨にまかせます。

鉢植えは、表土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

コメツブツメクサの詳しい育て方

種まき

花後にできた種をとりまきします。

植え付け

秋か春の気候の良い時に植え付けます。植え付け後はたっぷりと水やりしましょう。

学名:Trifolium dubium 花期:3月~8月 コメツブツメクサの特徴 コメツブツメクサはとても小さな黄色の花を咲かせるクローバーです。道端や空地、土手など、身近な場所に咲いています。花径は5~7mm程度と非常に小さく、地面を這うように伸びていくので、気付かないこともあるくらいです。

コメツブツメクサは、5月~7月に直径5~7mm程度の小さな黄色の花を咲かせます。このボールのような小さな花は、さらに小さな花が集まってできています。

冬越し

秋には枯れてなくなる一年草です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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