サギソウ(鷺草)の育て方|植物図鑑

植物名
サギソウ(鷺草)
学名

Pecteilis radiata

英名
Fringed orchid、White egret flower
和名
鷺草
科名
ラン科
属名
サギソウ属
原産地
日本

サギソウ(鷺草)の特徴

球根性のランの仲間で日本固有種です。花の形が空を飛んでいるサギに見える事からこの名前が付けられました。日本各地の日当たりのよい低湿地に分布しており、親株からランナーを伸ばし、その先に来年用の球根を作る性質を持っています。純白の花は先端が3つに分かれ、そのふちは多数切れこみがはいり、サギの翼のようです。夏には3cm程の美しい花を咲かせま。冬には球根のみとなって冬眠し春までじっと耐えしのぎます。サギソウの仲間は暖かい地域を好み、華やかな種類の多くは熱帯性です。そのため、冬越し温度に注意しなければならないことなどから栽培が難しい種類としても有名です。

サギソウ(鷺草)の詳細情報

園芸分類 草花、球根、ラン
草丈・樹高 15㎝~40㎝
耐寒性 弱い
耐暑性 やや強い
耐陰性 やや強い
花色
開花時期 7月~9月

サギソウ(鷺草)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
肥料
開花

サギソウ(鷺草)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりが良く風通しが良い場所が適しています。

用土

低湿地に自生している山野草ですので、保水性の高い土を好みます。赤玉土、鹿沼土の小粒と細かに刻んだ水苔を合わせて使うか、水苔のみを使います。土の肥料は少ない方が良いとされます。

サギソウ(鷺草)の育て方のポイント

日常の管理

日当たりと風通しが良い場所で水が切れないように管理する。
真夏の酷暑の場合、直射日光が当たる時間帯は日陰に移動させると良い。

水やり

湿地を好むので、水が切れないようにたっぷりと与えましょう。サギソウのみを植えつけている場合、夏場は砂利を敷いた受け皿に水を張り、その上にサギソウの鉢を置く、などして水切れを防ぎます。冬場は、毎日様子を見つつ、極度に乾燥しないように月に2~3回土が湿るくらいに水を与えます。日当たりのよい土地を好むので、湿度が高いとはいえ日蔭には置かないようにしましょう。

肥料

毎年植え替えをしていれば、基本的に追肥は必要ありません。気になる場合は、5月~6月に3要素(リン、窒素、カリウム)配合の液体肥料を2000倍に薄め、月に1~2回与えるようにします。

病害虫

ウイルス病とアブラムシなどの病害虫に注意します。ウイルス病が起こると、葉が奇妙にねじれて変形し、まだら模様が生じて最後には枯れてしまいます。薬剤による治療は不可能なので、見つけたらその株ごと間引いて捨てなければなりません。害虫として多いのは、アブラムシやアザミウマです。新芽や若い蕾につきやすく、花の変形や枯死をもたらすので薬剤で対処します。

サギソウ(鷺草)の詳しい育て方

選び方

球根の場合、乾燥しておらず重みがあるものを選びます。苗から選ぶ場合は、葉がみずみずしく、ピンと立っているものを選びましょう。暑さのためか葉が変色している、またはしなびているものは避けた方が良いでしょう。

種まき

種まきではなく、球根または苗から育てます。

植え付け

植え替えは休眠中の1月~3月に行います。球根の上下がわからない場合、横にして植え、用土を1センチほど被せておきます。プランター、鉢植えなどに植え付けます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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