ラムズイヤーの育て方|植物図鑑

植物名
ラムズイヤー
学名

Stachys byzantina

英名
Lamb’s ears
科名
シソ科
属名
イヌゴマ属
原産地
トルコ・イラン

ラムズイヤーの特徴

ラムズイヤーは、トルコからイランににかけて分布する多年草で、近年香りの良いハーブとして人気の植物です。人気の秘密は特徴的な葉。楕円の形は良く見る葉の形ですが、表面はつるつるしておらず、厚みがありふわふわとした柔らかな乳白色の毛で覆われています。この白い毛が羊の毛に似ていることから「ラムズイヤー」の名前がつけられました。鑑賞する場合、葉だけでなく花も見ることが出来ます。葉の中心部から茎が直立に伸び、茎の中心部から先端に掛けて花が付きます。花色は紫、ピンクの淡い色。寒さには強く暑さに弱い傾向にあります。背丈は30cmから1mまで成長します。株で大きくなるので、2~3年に一度株分けが必要です。

ラムズイヤーの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 30cm~1m程度
耐寒性 やや強い
耐暑性 やや弱い
花色 紫、ピンク
開花時期 5月~7月頃

ラムズイヤーの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
開花

ラムズイヤーの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たり、風通し、水はけがよい場所が適しています。

用土

ラムズイヤーは酸性の土が苦手な傾向にあります。用土を作る時は酸性の土を避けて、水はけの良い土を作りましょう。赤玉小土腐葉土を混ぜ合わせると良いでしょう。また、マグネシウムを含む石灰を混ぜ合わせることで酸性の土を避けられます。特に地植えの際はマグネシウムの土を多目に用土として取り入れるのが良いでしょう。

ラムズイヤーの育て方のポイント

水やり

地植えのラムズイヤーは根付いてからの水やりは必要はありません。鉢植えのラムズイヤーは、土が乾いたらたっぷりとを目安に水をやりましょう。ラムズイヤーの葉は水に濡れすぎるとしみができるので、なるべく葉っぱには水をかけないように水やりをしましょう。

肥料

春から夏の生育期に、月に1~2回追肥しましょう。

病害虫

じめっとした湿気の多い状態が長く続くと、うどんこ病を発症します。うどんこ病は葉の表面が真っ白になってしまい光合成が出来なくなる病気です。結果的にラムズイヤーが枯れてしまうので、うどんこ病を発症したら殺菌剤を散布し広がりを食い止めてください。

ラムズイヤーの詳しい育て方

選び方

ラムズイヤーは葉が白い毛で覆われた植物です。一見して葉の色などで苗の良し悪しが決めにくいように見えます。しかし、色だけでなく葉の張り具合でも苗の状態を見ることは出来ます。ピンと葉先まで張っているものは元気ですのでそういった苗を積極的に選びましょう。

種まき

底の浅いプランターを用意します。少量しか種を蒔かないのであれば苗用ポットでも構いません。用土の上に細かい種をばらまきます。土を軽く被せた後、水をたっぷりやり、発芽まで待ちます。発芽し、本葉が2,3枚はえたら一つの鉢に植え替えます。

植え付け

ラムズイヤーの特徴として、横に広がる傾向にあります。地植え、鉢植え共に左右に十分な余裕があると他の植物と喧嘩しません。春の温かい時期に植え付けを行い、土と苗を馴染ませます。

仕立て方

ラムズイヤーは、横に広がるように生長するのでグランドカバーとしても利用できます。

剪定・切り戻し

開花後に剪定を行いましょう。茎花が生い茂っている状態ですので、そのような込み合っている状態から重なり合っている部分を選んで剪定します。先の方だけでなく、根元の方から思い切り剪定を行います。

植え替え・鉢替え

鉢植えのラムズイヤーは2~3年で大きくなります。鉢が窮屈になってきたら、1~2回り大きな植え替えをしてください。ラムズイヤーの植え替えは、春の暖かい日に行います。植え替え後はたっぷりと水を与えます。

ラムズイヤーの花は初夏に開花します。花が終わったら早めに茎の根元でカットしましょう。ドライフラワーにしたい場合は、開花まもないうちにドライフラワー作りにしたほうがきれいな仕上がりになります。

収穫

開花後に花茎が枯れてきます。この直後に種が出来るので、枯れ始めたら花茎ごと収穫してしまいましょう。そうすると種の取りこぼしがありません。収穫した種は涼しい場所で保管してください。

夏越し

冬には強いラムズイヤーですが、夏の暑さにはどうしても弱いです。その夏を乗り切れば次の年も同じ株で楽しむことが出来ます。では、どうしたら夏を乗り切れるのでしょうか?それは日当たりです。光合成をする為に日光は必要ですが、直射日光を当ててしまうと弱ってしまいます。理想的な場所は半日陰。鉢植えは何時でも移動できますが、地植えだとそうはいきません。常に半日陰になる場所を探すか、もし無理なら簡易の屋根を作って日光を遮ってあげましょう。こうすることによって夏を乗り切れます。

冬越し

ラムズイヤーは多年草なので、冬は地上部が枯れて休眠します。特に必要な冬越しの作業はありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

タネと株分けでふやすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る

人気の植物ランキング