アンズ(杏子)の育て方・栽培|植物図鑑

植物名
アンズ(杏子)
学名

Prunus armeniaca

英名
Plum
和名
杏子
別名・流通名
プラム
科名
バラ科
属名
サクラ属
原産地
中国

アンズ(杏子)の特徴

アンズ(杏)は、バラ科の落葉小高木で、ヒマラヤ西部からフェルガナ盆地にかけての地域が原産です。ウメと似ていますが、ウメと比べると樹形は桜のように直立で、樹皮には縦の筋が入ることや、また萼片が反り返るため区別することができます。ウメと同じく花びらは5枚で、花びらの形は丸いです。アンズ(杏)の結実は6月ころで、直径3cmくらいの種が中心にあるオレンジ色の実をつけます。果実は生食もできますが、足が早く痛み易いため、ジャムやシロップなどの加工品がたくさんあります。種の中身は仁といい、中国料理でおなじみ「杏仁豆腐」の原料として古くから利用されています。

アンズ(杏子)の詳細情報

園芸分類 果樹
耐寒性 強い
耐暑性 普通
花色 ピンク、白
開花時期 3月~4月

アンズ(杏子)の栽培環境

日当たり・置き場所

アンズ(杏子)は、日当たりの良い場所を好みます。

用土

水はけと水保ちの良い土に植え付けましょう。鉢植えの場合は、花用の培養土で問題なく育てることができます。

アンズ(杏子)の育て方のポイント

水やり

アンズ(杏子)は根付いてからは特に水やりの必要はありません。鉢植えのアンズ(杏子)は、表土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。

肥料

アンズ(杏子)を地植えにする場合は、緩効性肥料を腐葉土等に混ぜて作った元肥を、掘った穴の底に入れて植え付けます。

秋の終りから冬の落葉期には、樹木の株元の周囲に数か所穴を掘って、「寒肥」を与えます。また、花が終わった後にも「お礼肥」として、5月頃施肥をします。

アンズ(杏子)の詳しい育て方

選び方

アンズ(杏子)の苗木は、樹木の株や枝がしっかりしていて、病気や害虫が付いていないものを選びます。

植え付け

アンズ(杏子)の植付けは12月から3月の落葉期に行います。植え付ける場所に苗木より一回り位大きな穴を掘り、腐葉土を庭の土に漉き込んでから植え付けます。

この時期のアンズ(杏子)は、葉を落とし休眠しています。根をいじらないように気を付けましょう。

剪定・切り戻し

実を楽しむための剪定時期は葉が落葉中の12月~2月に行いましょう。勢いよく伸びている徒長している枝を根元から剪定します。アンズ(杏子)の実は、長さが10~15cm程度の短い枝に実ります。古い枝、伸びすぎた枝を中心に剪定します。

夏に生い茂る枝を剪定してしまうと、翌年の花つきが悪くなるので注意しましょう。

アンズ(杏子)の花は、3月~4月に開花します。

収穫

アンズ(杏子)の実は、花の後の6月~7月に実ります。人工授粉をすると、安定した実りが期待できます。逆に、実が多すぎる場合は、摘果をしましょう。摘果とは余計な実を摘み取る作業です。摘果は、葉っぱ20枚あたり実1つを目安に、バランスよく摘み取りましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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