ジャボチカバの育て方・栽培|植物図鑑

植物名
ジャボチカバ
学名
Myrciaria cauliflora
英名
Jabuticaba, Brasilian grape
科名
フトモモ科
属名
ミルキアリア属
原産地
ブラジル

ジャボチカバの特徴

ジャボチカバは樹高およそ3mほどの常緑性果樹です。一番の特徴は花や実のつく場所。普通の果樹は枝の先に花を咲かせて実をつけますが、ジャボチカバは幹や太い枝に張り付くように花を咲かせ実をつけます。花は雄しべが長く放射状に広がる白い花で、果実は巨峰に似ていて紫色です。実がブドウに似ているため、「木葡萄」とも呼ばれているそうです。

ジャボチカバの詳細情報

園芸分類 果樹
草丈・樹高 0.5cm~3m
耐寒性 普通
耐暑性 普通
花色
開花時期 6~11月

ジャボチカバの品種は大きく四季成り性の大葉系・中葉系と一季成り性の小葉性と分けることができます。大葉系は果実の大きさが2~2.5cmくらいの「サバラ」、中葉系は果実が3cmとやや大きめの「アッスー」、小葉系は2cm以下の果実が房状に集合して結実する「ミウーダ」というものがあります。

ジャボチカバの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
剪定
肥料
開花
収穫

ジャボチカバの栽培環境

日当たり・置き場所

高温多湿で日当たりの良い場所で生育しましょう。霜が降りるような地域では鉢植えにし、冬場は室内に取り込みます。

用土

水はけと水もちのバランスが取れた弱酸性の用土を用意します。市販の園芸用培養土か、赤玉土小粒、鹿沼土、腐葉土、川砂を混ぜ合わせた土を使用します。(ピートモスを加える場合は、腐葉土を減らしてください。)

ジャボチカバの育て方のポイント

水やり

多湿を好み乾燥を苦手とするので、表土が乾いたら多めに水を与えます。特に夏場に水きれを起こしやすいの注意しましょう。また花や実がついている時期に水切れを起こすと、生理落下の要因になります。

肥料

化成肥料を施すと、肥料焼けしやすい傾向があります。成長期に入るころ、骨粉入りの油かすなどの有機質肥料を控えめに施します。

病害虫

病気は特にありませんが、風通しが悪いとアブラムシカイガラムシが発生することがあります。見つけ次第、ブラシで落とすなど駆除しましょう。 アブラムシ:アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。 カイガラムシ:カイガラムシがつくと樹液を吸われてしまい、株が弱り生育も悪くなり衰え枯れてしまいます。カイガラムシは国内で約400種が発見されており、大きさや形なども様々であり、カイガラがあるのとないものもいます。野菜や果樹、草花、サボテン、ラン、観葉植物と様々な植物に発生し、吸汁(きゅうじゅう)します。

ジャボチカバの詳しい育て方

選び方

出来れば苗木の小根や細根が多いことを確認しましょう。そして色の濃い葉がたくさん生えており、幹のつやがよいものを選びます。

種まき

果実から採取した種から育てることも出来ます。種についている果肉を洗い落とし、種まき用培養土を入れたビニールポットに種を植え付け、土が乾かないよう水を与えておくと、1カ月くらいで発芽します。

植え付け

7号の植木鉢に苗木の根についた土を崩さないように植え付けます。2年に1度を目安に根詰まりをしているようでしたら、一回り大きめの鉢に植え替えをしましょう。

剪定・切り戻し

太くしっかりし、葉が多く茂った枝に実をつけます。伸びすぎた枝や細い枝はつけ根から切り取り、風通しをよくして、幹に日光が当たるように剪定しましょう。

人工授粉の必要はありません。

収穫

受粉は自家受粉性のため特にすることはありません。開花後は緑色の実をつけますが、1カ月すると黒紫色に変化していくので、その色になったら収穫できます。収穫するとすぐに味が変わっていってしまうため、収穫後は早めに食べましょう。

不思議な見た目のジャボチカバ

それ故の注意点 ジャボチカバは幹に直接花を咲かせ実をつけるため、収穫期には紫色の粒が密集している状態になります。まだ日本ではあまり認識されていない植物のため、その実のなり方は強いインパクトを持っています。感じ方に大小ありますが、一か所に穴がたくさん空いているものや粒が密集しているものに対して、恐怖心や不快感を覚える、という人が結構います。そのためジャボチカバを育てたい場合は、身近な人にそういった密集したものが苦手な人がいないかどうか確認しておきましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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