ジューンベリーの育て方・栽培|植物図鑑

植物名
ジューンベリー
学名

Amelancher

英名
June berry,Service berry
科名
バラ科
属名
ザイフリボク属
原産地
北アメリカ

ジューンベリーの特徴

ジューンベリーは名前の通り6月に赤い果実をつける落葉小高木です。春に咲く白い花、新緑の葉、初夏の小さな宝石のような果実、秋の紅葉と四季折々に楽しむことのできる果樹です。果実はほんのりとした酸味と甘みがあり、いい香りです。ジューンベリーは耐寒性・耐暑性があり、自家結実性があるので1本で収穫することができます。

ジューンベリーの詳細情報

園芸分類 果樹
草丈・樹高 3~10m(品種による)
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色
開花時期 4~5月

一般にジューンベリーはアメリカザイフリボクのことを指しますが、日本にも一種自生するサイフリボクがあります。代表的な品種として「オータムブリリアンス」「スノーフレーク」「バレリーナ」「ネルソン」「オベリスク」「アメランチャー・アルニフォニア」などがあります。

ジューンベリーの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
剪定
肥料
開花
収穫

ジューンベリーの栽培環境

日当たり・置き場所

ジューンベリーは日当たりと水はけがよい場所、肥沃な土が適しています。

用土

基本的に矮性品種以外は地植えがおすすめですが、鉢植えのジューンベリーは、保水力のある土を選んでください。地植えのジューンベリーは掘りおこした土に腐葉土や完熟堆肥をまぜてから植え付けましょう。

ジューンベリーの育て方のポイント

水やり

適度な湿り気を保つことが大切です。鉢植えのジューンベリーは表面が乾いてから、鉢底の穴から水が流れ出るまでたっぷりあたえます。地植えのジューンベリーはとくに必要ありませんが、植え付けてから根付くまでの2週間ほどは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。春から夏にかけての水切れは落果や落葉、枯れの原因になります。

肥料

12月〜2月に有機質肥料を施しましょう。

病害虫

病気や害虫の被害は少ないですが、まれに火傷病という木を枯死させる伝染病が発生するようです。しかし日本ではほとんど確認されていません。害虫については茎や新葉に付着して吸汁するアブラムシが発生することがあります。また、果実が熟すると鳥が食べにやってきます。

ジューンベリーの詳しい育て方

選び方

ジューンベリーは一番小さいサイズだとポット苗のサイズから流通しています。枝が太くしっかりしたものを選んでください。枝は1本仕立てから3本など複数に仕立ててあるものなど、枝振りが様々なので気に入った樹形のものを選びましょう。ジューンベリーは以前は中高木の流通が一般的でしたが、最近は矮性種(コンパクト品種)もあります。植えるスペースによって品種を選ぶとよいでしょう。

植え付け

ジューンベリーは大きくなるので地植えがおすすめですが、鉢植えでも栽培できます。乾燥を嫌うので西日の当たる場所は避けてください。ジューンベリーをポット苗で購入した場合は、最初は鉢植えで育てて少しずつ鉢を大きくしてから地におろしましょう。

10年以上経過したジューンベリーは、環境によっては一戸建てのベランダぐらいの高さにまで生長します。植える場所は広めにとりましょう。

剪定・切り戻し

ジューンベリーは自然樹形で育てるのが一般的なので、刈り込むような剪定は必要ありません。ひこばえ、内向枝や徒長枝など不要な枝は、落葉期に枝元で剪定をします。

植え替え・鉢替え

ジューンベリーを鉢植えで育てている場合は、2~3年に一回、落葉中に一回り大きな鉢に植え替えます。

春に白い花が開花します。

収穫

5月の下旬から6月いっぱいがジューンベリーの収穫時ですが、実の色が深い赤~黒くなったら摘み取ります。日持ちはしないのですぐに食べるか冷凍、もしくはジャムなどに加工してください。品種によって多少味に差はありますが、ジューンベリーは生で食べてもおいしいベリーです。

冬越し

ジューンベリーは落葉樹なので冬場は葉を落とします。紅葉も美しい果樹です。

ジューンベリーは落葉樹なので冬場は葉を落とします。紅葉も美しい果樹です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ジューンベリーは挿し木か種まきで株を増やしますが、挿し木の場合は前年伸びた枝を挿すなら3月、今年伸びた枝なら6月下旬〜7月におこないます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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