チガヤ(茅萱)
- チガヤは、イネ科チガヤ属の多年草。日本を始め、北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、南半球まで広範囲に分布している帰化植物です。日本には、万葉集に詠まれているほど古くから自生していたようです。今では、畑の畔や河川敷、草原などに繁茂する雑草のような扱いですが、かつては茅葺屋根の材料や家畜の飼料などに利用される有用植物でした。また、地中に根を張って生長していくので、河川敷の土留めの役割も果たしていたようで、川の近くで見かけることの多い植物です。 チガヤは、細く節のある茎と、縁に赤みのある先の尖った細い葉を持ち、4月~8月になると白くふわふわとした花穂を咲かせます。地下茎で増え、群生するので厄介な雑草とされていますが、満開の白い花穂が一斉に風にそよぐ姿は、とても美しい光景です。