アルカネットとは？育て方・栽培方法｜植物図鑑

アルカネットの特徴

アルカネットは、ハーブに分類される多年草です。初夏に青紫色の小さな花が開花します。古くは根を染料の原料として利用するために栽培されてきました。アルカネットは以前は食用に利用されてきましたが、肝臓に害のあるアルカロイドを含むことが分かったため、現在では食用はされていません。

日当たりがよく風通しがよい場所に植えましょう。アルカネットは、蒸れには弱い草花なので、梅雨などの蒸れやすい時期は注意しましょう。

水はけが悪いと根腐れを起こすので、水はけの良い土に植えましょう。あまり土質を選ばないので、草花用の培養土で問題なく育ちます。

アルカネットは乾燥気味に育てます。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりとを目安に水やりをします。

やせ地を好むので肥料は最小限で育てます。肥料が多すぎると肥料焼けを起こします。春と秋に肥料を与えるぐらいで十分です。

特に目立った病害虫の害はありません。

株元が蒸れていない、葉っぱが生き生きとした緑の苗を選びましょう。

地域に応じて、春か秋に種まきをします。種まきは、直まきかポット苗に数粒まいて間引いて育てます。アルカネットは暑さに弱いので、秋まきの方が成功する確率が高い草花です。

アルカネットは地植えでも鉢植えでも植え付け可能です。

アルカネットの花は、初夏から夏に済んだ青い花が開花します。花が終わったら花茎ごと剪定しておくと、返り咲くことがあります。

アルカネットは暑さと蒸れに弱いので、花が終わったら切り戻して、すっきりとした株にしておくとよいでしょう。

アルカネットは寒さには強いので特別な冬越しの必要はありません。

種で増やすことができます。

LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。