コルディリネ・チョコレートクイーンとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- コルディリネ・チョコレートクイーン
- 学名
Cordyline terminalis ‘Chocolate Queen’
- 英名
- Chocolate Queen
- 別名・流通名
- ドラセナ・チョコレートクイーン
- 科名
- リュウゼツラン科
- 属名
- コルディリネ属
コルディリネ・チョコレートクイーンの特徴
コルディリネ・チョコレートクイーンはこげ茶色や緑、クリーム色などがマーブルに混ざり合う葉をし、観賞価値の高い観葉植物です。特に展開したての葉はまさにマーブル模様をしたチョコレートの様な見た目をしています。ドラセナ・チョコレートクイーンの名で流通することがありますが、チョコレートクイーンは地下に多肉質な根を作るというコルディリネ属の特徴を有しているため、正確にはコルディリネ・チョコレートクイーンになります。性質は丈夫で寒さに気を付ければ育てやすい観葉植物です。
コルディリネ・チョコレートクイーンの詳細情報
園芸分類 | 観葉植物 |
---|---|
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | 普通 |
コルディリネ・チョコレートクイーンの栽培環境
日当たり・置き場所
コルディリネ・チョコレートクイーンは日当たりを好むので、屋外の明るい日陰や午前中の数時間のみ直射日光が当たるような場所が適していますが、耐陰性もあるため日当たりの良い室内の窓辺であれば十分生育します。ただし寒さには弱いので気温が低くなったら暖かい場所に移動させましょう。
温度
暑さには強いのですが、寒さには弱い植物です。周囲の木々の紅葉が始まったら暖かい場所に移動させましょう。
用土
コルディリネ・チョコレートクイーンは水はけの良い土を好みます。市販の観葉植物の土が便利ですが、硬質赤玉土と硬質鹿沼土などを自分の生育環境に合わせて配合させた土でも大丈夫です。
コルディリネ・チョコレートクイーンの育て方のポイント
水やり
生長点が動いているときは土の表面が乾燥したら鉢底から溢れ出るくらいたっぷりと水やりをします。気温が低くなり、休眠期に入ったら土の表面が乾燥してから2~3日後に水やりをすると良いでしょう。土がすぐ乾燥してしまう場合は受け皿などを使うと効果的です。
肥料
植え替えのタイミングで緩効性の肥料を適量混ぜ込むか、緩効性の置き肥を使用すると良いでしょう。
病害虫
カイガラムシが発生する場合があります。水やりの時に葉水を行うなどして対策をし、見つけ次第捕殺し薬剤を散布しましょう。
コルディリネ・チョコレートクイーンの詳しい育て方
選び方
コルディリネ・チョコレートクイーンは葉と茎がしっかりしているものを選びましょう。また、病害虫の症状が出ていないものにしましょう。
剪定・切り戻し
徒長してしまった場合は伸びてしまった茎を切り戻すことで脇芽が出てきます。
植え替え・鉢替え
春~夏にかけて植え替えを行うと良いでしょう。根詰まりを起こしていた場合は一回り大きな鉢に植え替えます。
夏越し
基本的に気にすることはありませんが、葉焼けに注意しましょう。
冬越し
寒さに気を付けましょう。暖かい室内であればそのまま生長するため、水やりもしっかり行います。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木で増やすことが出来ます。長く伸びすぎた場合は切り戻して挿し穂にすると良いでしょう。