チコリー(アンディーブ)
- チコリーはヨーロッパ原産の野菜で、栽培の歴史は古く、古代エジプトにさかのぼります。 葉を食用にし、肥大した宿根を焙煎して珈琲のような飲用方法で飲まれていたようです。 普通に栽培される他に、軟白栽培の方法があります。 独特の苦みがあるチコリーですが、軟白栽培することで普通に栽培するよりも甘味が出るようです。 普通栽培ではチコリーの葉は品種により緑色や、赤色になりますが、軟白栽培ではクリーム色や薄い黄緑色になります。 春に種をまくと、初夏にとう立ちしやすい性質を持っているため、秋まきの方が育てやすいようです。 結球するタイプのチコリーの葉を一枚ずつ外すと、船の形をしています。それを、器のように見立て食材をのせるオードブルスタイルが多くみられます。