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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑1081-1090件 / 全1370件

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チコリー(アンディーブ)

  • チコリーはヨーロッパ原産の野菜で、栽培の歴史は古く、古代エジプトにさかのぼります。 葉を食用にし、肥大した宿根を焙煎して珈琲のような飲用方法で飲まれていたようです。 普通に栽培される他に、軟白栽培の方法があります。 独特の苦みがあるチコリーですが、軟白栽培することで普通に栽培するよりも甘味が出るようです。 普通栽培ではチコリーの葉は品種により緑色や、赤色になりますが、軟白栽培ではクリーム色や薄い黄緑色になります。 春に種をまくと、初夏にとう立ちしやすい性質を持っているため、秋まきの方が育てやすいようです。 結球するタイプのチコリーの葉を一枚ずつ外すと、船の形をしています。それを、器のように見立て食材をのせるオードブルスタイルが多くみられます。

半夏生(ハンゲショウ)

  • 半夏生は、日本、フィリピン、中国の水辺や湿地に自生するドクダミ科の多年草です。ドクダミと同じく地下茎で増えるので、地植えにするとよく広がります。水辺や湿地に自生していることから、湿潤な土を好みます。葉が美しく白くなるには日光も必要なので、日当たりの良い場所~明るめの半日陰くらいの場所で育てるのに向いています。背丈は50cmから1mくらいになる大型の宿根草で冬期は地上部分はなくなります。 半夏生は、6月の終わりから7月初旬にかけて、白い花穂をつけます。開花の頃になると、花穂のすぐ下の葉が半分白くなるのが特徴です。白くなる面積は個体差がありますが、葉が一面白くなることはあまりありません。花が咲くと白くなる理由は、半夏生は虫媒花であるため、葉を白くして虫に花のありかを知らせるためではないかと言われています。   半夏生の名前の由来は諸説あります。夏至から数えて11日目を「半夏生」と呼び、農作業などの目安とされる日でした。この半夏生の頃に花を咲かせるので半夏生と呼ばれるようになったという説があります。また、葉が半分白くなることから、「半化粧」と言われるようになった、という説もあります。学名のSaururusは、ギリシア語のトカゲ=sauros、尾=ouraを意味し、細長い花穂に由来しています。カタシログサという別名は、葉が半分程度白くなることからつけられました。 半夏生の近縁種で、「アメリカハンゲショウ」という品種があります。こちらは開花時も葉が白くなることはありません。

ルー(ヘンルーダ)

  • 青味を帯びた深いグリーンの葉が魅力的なルーは、南ヨーロッパ原産の常緑性多年草です。草丈は1mくらいにまで成長します。若い葉は少し黄色を混ぜたような色をしています。アールヌーボーの絵画から取り出したような、柔らかい曲線の葉が美しい植物です。 初夏に黄色の小花を咲かせますが、花より葉に観賞価値があるとされています。ルーは、かつては薬用効果のあるハーブという扱いでしたが、今はほとんど利用されていません。独特の香りがあります。食用にはならないハーブのひとつです。
  • セルリアは南アフリカ原産の植物で、その種類は40種以上と言われています。オーストラリア原産とうたわれていることが多いようですが、実際には南アフリカの原産です。 セルリアの中でも「セルリア・フロリダ」という品種は、故ダイアナ妃のウェディングブーケに使用されたことでも有名で、「Blushing Bride(はにかんだ花嫁)」という英名もついています。繊細なガラス細工のような花弁と、砂糖菓子のような優しい色合いが魅力のお花です。鉢植えでの流通は少なく、切り花として人気の植物です。

スカビオサ(松虫草)

  • スカビオサは、和名をマツムシソウという多年草です。外側の花びらは放射状に広がり、中心部には小花の集合体が咲く特徴的な花です。一輪でも複雑な表情を見せてくれます。園芸品種も多く存在し、多彩な花色と花のサイズが切り花としても人気です。

ブーゲンビリア(ブーゲンビレア)

  • ブーゲンビリアは常緑のつる性低木。盛夏をイメージさせる赤やピンク、オレンジなどの鮮やかで力強い印象により、贈答品としても好まれてきました。日中温度が20~25度以上でつぼみをつけるため、年2回ほど開花。温室ならほぼ1年を通じて花を楽しむことができます。八重咲きや複色、葉に斑の入る品種もあります。ブーゲンビリアは熱帯産の植物であるため、やや寒さには弱いものの手間がかからず、手軽に育てることができます。鉢植えなら真冬は室内に移動させましょう。霜の降りない地域なら露地植えで栽培できますが、冬には葉を落とすこともあります。「ブーゲンビレア」とも呼ばれています。

トケイソウ(時計草)

  • 亜熱帯を中心に分布される、ツル性多年草です。トケイソウという和名の由来は、大きな3つの雄しべが時計の針に見えることからきています。非常にユニークな形の花で、その品種は500種以上と言われています。さらに掛け合わせた園芸品種もあるので、とてもたくさんの品種があるということになります。 南米原産の植物ですが、日本でも暖地では露地で越冬します。挿し木が容易な植物であり、長く伸びたツルが地面に下垂し、そのまま根付くということも多々あります。 南国の果物で有名なパッションフルーツ(Passiflora edulis)もこのトケイソウの仲間のひとつです。
  • グミとはグミ科グミ属の仲間の総称で、その品種は50~70種あると言われています。常緑も落葉もあります。日本で一般的に流通しているのは、主にナワシログミとナツグミです。ナワシログミは常緑低木で、葉の表面は銀葉、裏面が茶色という特性を持ちます。ナツグミは落葉低木で、名前の通り夏に酸味の強い赤い果実がなります。他にも園芸品種で斑入り種もあります。 枝を横に広げていくので、樹形もきれいです。銀葉のものは風で葉がそよぐ姿が、オリーブを思わせるような美しさです。非常に強健で、海辺などの風が強い場所でも日当たりが良ければよく育ちます。 グミの果実はほとんどが食用になります。余談ですが、お菓子のグミとは何の関係もありません。

カシス(クロスグリ)

  • カシスは果実を食用とする落葉低木です。カシス(Cassis)というのは仏名で、英名はブラックカラント(Blackcurrant)、和名はクロスグリです。他のレッドカラントと呼ばれるフサスグリや、グーズベリーと呼ばれるスグリなどと同じく、スグリ科スグリ属の植物です。主に果実を食用としますが、そのままでは酸味が強いのでジャムなどに加工されます。枝にぶら下がるように真っ黒で宝石のような果実を実らせる美しい植物です。

リキュウソウ

  • リキュウソウは中国原産の、ツル性多年草です。学名に「japonica」とついていますが、日本原産ではありません。もとは薬草として日本に入ってきました。 明るいグリーンで、細く長く伸びたツルに3㎝程度の薄く軽やかな葉を付けます。伸びていった先端がツル状になり、他の植物に巻き付きます。初夏に小さな花を咲かせますが、葉や茎と同じ色をしているため、気付かないこともあります。 切り花として、茶花やブーケ、アレンジメントとして人気です。鉢植えでの流通は少なめではありますが、山野草として販売されています。

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