ココヤシとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ココヤシ
- 学名
Cocos nucifera
- 英名
- Palm tree、Coco nuts palm
- 科名
- ヤシ科
- 属名
- ココヤシ属
- 原産地
- 不明
ココヤシの特徴
南国ムードを演出してくれる観葉植物として人気のココヤシ。おなじみの丸い実から芽吹いた状態の幼苗が販売されているので、育てる楽しさも格別です。 熱帯地方の植物なので、寒さ対策だけできていれば育成は容易です。沖縄では地植えもできますが、実が成熟するまでには至りません。最低でも15度以上をキープしましょう。本州なら2m程度まで育ちます。 年間通じて室内でも管理できますが、日光が大好きなので春から秋はできるだけ屋外に出してあげましょう。水やりだけでなく葉水を欠かさずに。濡らした布で葉の表裏を拭いてあげれば害虫予防にもなります。
ココヤシの詳細情報
園芸分類 | ヤシ・ソテツ類 |
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草丈・樹高 | ~2m程度 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
ココヤシの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
植え替え | ||||||||||||
剪定 | ||||||||||||
肥料 |
ココヤシの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりを好みます。
用土
水はけのよい用土を好みます。ピートモスの代用品として用いられる、ココヤシの繊維を原料にしたパームピートもよいでしょう。
ココヤシの育て方のポイント
水やり
表土が乾いたらたっぷり与えます。同時に霧吹きで葉水もします。気温の下がる秋以降は徐々に水やりの頻度を減らしましょう。
肥料
本来は肥料分を好み、とても大きく育ちます。遅効性肥料を最低でも2ヵ月に一度は与えましょう。さらに大きくしたい場合は液肥を加えます。
病害虫
カビの一種である炭疽病にかかりやすい傾向があります。炭疽病は、カビが原因となっておこる病気のこと。様々な野菜や植物の葉や果実に、黒や灰色のカビの斑点が発生し、葉には穴が開き、果実は窪みます。広がってしまうと元に戻るのは難しいので、早期発見することがカギになります。
ココヤシの詳しい育て方
選び方
夏になると実から発芽した状態の苗が出回ります。あまり流通量は多くないので、見かけたら即購入をおすすめします。
種まき
日本の気候では種から発芽させるのは難しいので、すでに芽吹いているものを購入します。芽吹いている実を用土の上に乗せるだけです。
剪定・切り戻し
大きく育つので、年間を通じて伸びすぎた葉を適宜カットします。枯れた葉は根元から取ってしまいましょう。
植え替え・鉢替え
寒さに弱いので、沖縄以外の地方では鉢植えで育てます。植え替えは数年に一度、暖かくなる初夏まで待ちます。