ミニバラ
- 本来ミニバラとは、ロサ・キネンシス‘ミニマ’(チャイナ系オールドローズ)の小型の性質を受け継ぐバラのことだと言われますが、実際のところその区別は困難で、一般的には花が小さかったり生長してもそれほど大きくならない系統のバラのことを総称してミニバラと呼ぶのが一般的です。最近では母の日の贈り物にもよく使われ、大きなバラを育てるスペースが無くても室内の窓辺などで気軽に花を楽しむことができるため人気があります。 秋には大苗、春にはポット植えの新苗が出回り、小さな鉢に数本の枝を挿して開花させた挿し木苗はオールシーズンお店に並びます。ミニバラは、品種によっては屋外でも室内でも楽しむことができ、基本的に鉢植えが向いていますが、地植えでも育てられます。花が終わるまでの一年草(草花)として扱われることがありますが、本来は木なので上手に育てると何度も花を咲かせてくれます。 ミニバラは大半の品種は四季咲き性で、一年に何回か花が咲く落葉性の低木です。その多くは葉や茎にトゲを持ちます。