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草花|植物図鑑91-100件 / 全469件

草花の一覧です。最も季節の移り変わりを感じることのできる植物です。初心者から上級者までレベルに合わせた植物を楽しむことができ、鉢植えや花壇など様々なシーンで活躍します。

草花の代表植物:コスモス、マーガレット、ガーベラ、スミレ、ジャスミンなど

ニリンソウ(二輪草)

  • ニリンソウ(二輪草)は、4月~5月に白い可憐な花を咲かせるキンポウゲ科の多年草。半日陰の湿地帯を好み、地下茎で増えていきます。群生地では、開花時は地面一面が白い花で覆われ、美しい光景を見ることができます。 Adobe Stock ニリンソウ(二輪草)は、1本の茎から2輪の花を咲かせることから二輪草と呼ばれています。ただし、実際には花は必ず2輪とは限らず、中には1輪や3輪のものもあります。茎から2本ずつ長い茎を出し1輪ずつ開花し、2本目の花は1本目の花に寄り添うように遅れて咲きます。花弁に見えるのは萼片で、枚数は5~7枚です。葉は葉柄を持たず、うっすらと斑があるのが特徴です。 ニリンソウ(二輪草)は若葉を山菜として食用にできますが、トリカブトの若葉と似ていて、誤食による事故例もあります。見分けがつかない場合は、むやみに口に入れるのは避けましょう。

ローゼル

  • ローゼルは、アオイ科フヨウ属の多年草。寒さに弱いため、日本では一・二年草扱いされていることも多い植物です。暖地以外では、鉢植えにして冬は室内で管理すると毎年楽しめます。 ローゼルは、9月~10月頃同じアオイ科のハイビスカスやオクラに似た花を咲かせます。草丈は1.5m~2mで、花色は中心に赤みが入ったクリーム色やピンク色をしています。咲いたその日にしぼんでしまう一日花ですが、花後に真紅で光沢がある果実ができます。その果実のガクと苞を乾燥させたものが、赤色が美しいハイビスカスティーの原料となっています。ビタミンC、クエン酸などを多く含み、爽やかな酸味があるハーブティーです。果実はその他にも、ジャムや果実酒、料理のソースなどに使われます。

ヒメツルソバ

  • ヒメツルソバは、ヒマラヤからロックガーデン用に日本に導入された多年草です。暑さ、寒さ、乾燥に強く手入れを忘れてしまってもすくすく育ちます。 ピンクや白の花が金平糖のように丸く愛らしく、地面を覆うように生長するのでグランドカバーにもなり、開花時は花のカーペットのようになります。V字の模様のある葉は気温が下がってくると紅葉し、花と葉がとても美しい色合いになります。 繁殖力がすごいので野生化して至る所に自生しています。厄介な雑草扱いをされる場合もありますが、ほったらかしても育つ丈夫さと繁殖力、花姿の愛らしさにも需要があり、園芸店でもポット苗で販売されています。

ツワブキ(石蕗)

  • ツワブキ(石蕗)は、関東以南の海岸部や山林に自生するキク科の多年草です。岩の上など厳しい環境でもたくましく育つことから、「石蕗」と表記されます。日本原産だけに育てやすく、塩害や日陰にも強い丈夫さが特長です。九州を中心に山菜として広く食用になっており、宮崎県・日南市では市の花に指定されています。 管理が楽で日陰でも育ち、秋になるとキクに似た黄色い花を咲かせます。開花期間が長いため、個人宅をはじめ公園などにも植えられています。 ツワブキ(石蕗)は古典園芸植物のひとつで「葉芸」と表現される葉の形や形状、大きさ、斑などの柄にこだわった園芸品種がたくさん作出されています。葉芸は一年を通して固定されているものと季節によって斑などの出具合が変わるものがあります。最近は葉だけでなく、花も八重咲きや黄色以外の品種もあります。 盆栽として愛でられている他、樹木の下草やグランドカバーとしても使われます。 花の時期以外も葉の美しさが庭を彩ってくれる存在です。花のあとにタンポポのような綿毛をつけた種子が風に飛んでいくさまも風情があります。 

ルピナス・ピクシーデライト

  • ピクシーデライトはルピナスの園芸品種で、矮性種のルピナスです。春から初夏にかけて、ブルー、ピンク、白の穂状の花穂を立ち上げ、下から上に順に咲き進みます。花にはほんのりと優しい香りがします。ルピナスは本来は多年草ですが、日本のような暑さを嫌うため、一年草として扱われています。 矮性で生長しても40cm程度に収まるため、庭や花壇、寄せ植えなどに幅広く利用できます。花がらをこまめに摘み取ると、次から次へと花が開花し、花は切り花としても楽しむことができます。

カンガルーポー(アニゴザントス)

  • カンガルーポーは、カンガルーの前足のような形のユニークな見た目の花を咲かせるオーストラリア南西部原産の半耐寒性多年草です。英名のKangaroo pawのpawは、四本足の爪のある動物の足を意味します。学名のアニゴザントスの名前で流通していることもあります。ブラックカンガルーポー(Macropidia fuliginosa)の名で流通しているものは、マクロピディア属のため別種です。 菖蒲に似た葉の株元から春から初夏にかけてたくさんの花茎を立ち上げ、頂点に花が開花します。切り花として多数流通していますが、切り花で出回るものは、国内産もありますが輸入物がほとんどのようで、通年流通しています。

サルビア・スペルバ

  • サルビア・スペルバは、S. amplexicaulis と S. nemorosaを交配して作られた園芸品種の宿根サルビアの一種です。スペルバという名前ではなく、「ボルドーブルー」「メローブルー」「ローズクィーン」などの品種名で流通していることが多いようです。 すっと伸びる花穂に小さな花をたくさんつけ、葉の色との色合いも美しく、庭や花壇に植えると効果的です。宿根サルビア類の中ではコンパクトな姿で、株が暴れにくく直立して生長し、丈は50cm程度に収まります。 暑さ寒さの両方に強く、花つきも良く、初夏から初冬までの長期間開花します。最近は夏苗の流通が始まるのが早いため、3月頃から開花株を見かけますが、植え付け2年目以降の一番花は初夏の頃です。バラの開花時期と重なるため、バラの下草として植えても見栄えがします。

エルサレムセージ

  • エルサレムセージは、初夏から秋にかけて黄色い花を咲かせる常緑木立性の多年草です。庭や花壇の植栽、ドライフラワー、ポプリとして利用されています。名前にセージとありますが、フロミス属のため、セージやサルビアとは別種の植物です。 よく枝分かれしてこんもりとした株に育ち、それぞれの茎の上の方の節に、小さな黄色い花が茎を囲むように輪生状に開花します。   花弁が落ちたあとの星形のガクもユニークで観賞価値があります。美しいシルバーリーフの葉は、花のない季節もカラーリーフの役割もしてくれます。

ミニバラ

  • 本来ミニバラとは、ロサ・キネンシス‘ミニマ’(チャイナ系オールドローズ)の小型の性質を受け継ぐバラのことだと言われますが、実際のところその区別は困難で、一般的には花が小さかったり生長してもそれほど大きくならない系統のバラのことを総称してミニバラと呼ぶのが一般的です。最近では母の日の贈り物にもよく使われ、大きなバラを育てるスペースが無くても室内の窓辺などで気軽に花を楽しむことができるため人気があります。 秋には大苗、春にはポット植えの新苗が出回り、小さな鉢に数本の枝を挿して開花させた挿し木苗はオールシーズンお店に並びます。ミニバラは、品種によっては屋外でも室内でも楽しむことができ、基本的に鉢植えが向いていますが、地植えでも育てられます。花が終わるまでの一年草(草花)として扱われることがありますが、本来は木なので上手に育てると何度も花を咲かせてくれます。 ミニバラは大半の品種は四季咲き性で、一年に何回か花が咲く落葉性の低木です。その多くは葉や茎にトゲを持ちます。

サルビア・ネモローサ

  • サルビア・ネモローサは、シソ科の宿根サルビアの一種で、改良種の「カラドンナ」が人気があります。開花時期の初夏になると、株元から茎を立ち上げ、穂状の花序にサルビア類に多い唇形花の小さな花がびっしりとつき、花は下から上に向かって咲き進みます。ネモローサの花茎は直線的でシャープな雰囲気があり、その茎にびっしりと青やピンク、白の花が咲いた光景は目を見張るものがあり、花が散ってガクだけになった状態も見ごたえがあります。 耐寒、耐暑性に優れ、丈夫で育てやすく、年々大株になり花数が多くなります。品種が豊富にあり、矮性種などもあります。 草丈がさほど高くならないのと花の最盛期がバラの開花時期と重なるため、バラの下草としても人気があります。ボーダーガーデンの中段もしくは後方に植栽をしても見栄えがします。

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