水槽の中で自然の生態系を再現!今、人気の「ネイチャーアクアリウム」をはじめよう!
LOVEGREEN編集部
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水中でのびのびと育つきれいな水草と楽しそうに泳ぐ魚たち。水槽の中に小さな生態系を再現する「ネイチャーアクアリウム」の魅力についてご紹介します!
アドバイザー
\岩堀さんに教えてもらいました/
アクアデザインアマノの水景クリエイター
DOOA製品のレイアウトを中心に、各種イベントで水草ウォールの制作などを手掛ける。
生体製品の管理、開発に携わっており、多種多様な水草の魅力や新しい楽しみ方を提案している。
目次
ネイチャーアクアリウムとは
魚たちは水草がつくった酸素(O2)で呼吸をし、水草は魚たちが出した二酸化炭素(CO2)で光合成をしています。このように魚と水草は、水槽の中でお互いに良い関係で生活をしているのです。そんな自然さながらの生態環境を再現する――それがネイチャーアクアリウムです。
ネイチャーアクアリウム創始者
天野 尚(1954-2015)
ネイチャーアクアリウムの創始者であり、写真家としても活躍。
1980年代、天野は水槽の中に自然さながらの生態系を再現した独自の水草レイアウトスタイルを確立し、それを「ネイチャーアクアリウム」と名付けた。
それまでの水槽は魚をメインに飼育することが一般的だったが、水草と石、流木などで水中景観を表現するネイチャーアクアリウムは大きな反響を呼び、現在では世界中に多くの愛好家を持つホビーとなっている。
水の中の生態系
自然の中では、たくさんの生きものがお互いに関係しながら生きています。このしくみを「生態系」とよびます。生態系はネイチャーアクアリウムにもあり、水草と魚、微生物の関係によって水槽の環境がバランスよくたもたれているのです。
ネイチャーアクアリウムをはじめよう!
ここでは基本サイズとなる幅60cmの水槽を使って、レイアウトの手順をご紹介します。
ネイチャーアクアリウムのはじめ方①
まずは、水槽の中にソイル(土)を敷きます。流木などの自然素材を使って、骨組みをつくりましょう。
ネイチャーアクアリウムのはじめ方②
流木に水生苔を巻き付け、ソイル部分にピンセットを使って水草を植えていきます。すべての水草を植え終わったら、水を入れましょう。
生態系をつくるネイチャーアクアリウムシステム
照明やCO2システム、フィルターなどの器具を取り付けて管理をしていくことで、水草がどんどん生長していきます。水草が生い茂り、魚たちが生活をし始めると水槽の中に小さな生態系ができあがっていきます。
※画像はレイアウトから4か月後の水槽です。
小型水槽でネイチャーアクアリウムを楽しもう!
DOOAシステムアクア30は、ろ過機能を備えた小型水槽でビギナーの方にもおすすめ!幅30×奥行30×高さ30(cm)の水槽サイズで、ご自宅の小さいスペースでもネイチャーアクアリウムを楽しむことができます。
森の中の水中美術館・ネイチャーアクアリウムギャラリー
ネイチャーアクアリウムギャラリーは、ADAワールドを体感できる世界で唯一の場所です。ミニ水槽から3.5mの超大型水槽まで、常時約30作品を展示しています。すべての展示水槽は、熟練したADAのスタッフが管理を行い、常に美しい状態で実物のネイチャーアクアリウムをご覧頂くことができます。
※詳しい開館日はホームページをご覧ください。
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水草をもっと自由に。
DOOAのグッズを使って自分の好きなように水草を育ててみませんか。
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