【初夏から秋まで次々咲く可愛い小花】夏のグランドカバーにも使えるメカルドニア
とまつあつこ
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メカルドニア
寄せ植えを素敵に仕上げる名脇役プランツ、今回ご紹介するのは「メカルドニア」。初夏から秋に咲くゴマノハグサ科の非耐寒性多年草です。
メカルドニアは5月~11月頃に、小さな黄色い花をたくさん咲かせます。
メカルドニアは日当たりと水はけの良い場所を好みます。夏の暑さや乾燥にも強く丈夫ですが、寒さに強くないため一年草扱いされることが多い植物です。初夏から秋まではグランドカバーとしても使えます。暖地では、霜の当たらない軒下などで乾かし気味に水やりを続けると越冬できます。冬越し後のメカルドニアは枯れてしまったように見えるかもしれませんが、根が生きていると春に再び芽吹きます。
メカルドニアは横に広がって生長する匍匐性の特徴があり、草丈は低く下へ垂れ下がります。寄せ植えに使うと縁からこぼれ咲く花姿もとてもきれいです。ハンギングバスケットなどで高い場所に飾るとさらに美しさが引き立ちます。
メカルドニアは花が小さいので目立ちにくいですが、他の植物と合わせると可愛さが活かせます。寄せ植えを作るときに大きな花が咲くものばかりを集めると、場合によっては少し暑苦しく見えがちですが、メカルドニアのような小花を入れると、メインの花を引き立たせ、繊細で爽やかな雰囲気をプラスしてくれます。
メカルドニアが伸びすぎてしまったら、好きな場所で切り戻しをするときれいな草姿を保てます。切り戻しすることで風通しが良くなり、病害虫の発生も防ぐことができます。ぜひ、可愛い小花が次々と咲くメカルドニアを育ててみてくださいね。
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