花が咲くグランドカバー23選~花のカーペットを作ろう!

金子三保子

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グランドカバーは花壇や通路の土が見えているスペースを埋めてくれる植物。グランドカバーを上手に取り入れると、夏の雑草防止になったり見た目の植栽のレベルもぐんとアップします。今回は花が咲くグランドカバーとグランドカバー選びのポイントをご紹介します。

花が咲くグランドカバー目次

グランドカバーとは?

グランドカバーとは、「地面(グランド)を覆う(カバー)」植物のことです。

グランドカバーとは「地面(グランド)を覆う(カバー)」植物のことです。

一般的にグランドカバーに使われる植物は上に生長するタイプの植物ではなく、這性、匍匐性(ほふくせい)の性質を持つ植物が適しています。

グランドカバーを植えるメリットは?

雑草が生えにくくなる(管理が楽になる)

こちらは春に家を建て壊して空地になったスペース。初夏になったとたん、一気に様々な草が生えてきてあっという間に緑色に!夏の植物の生長のエネルギーはものすごいですね。真夏には、人が入れないほどの背丈になることでしょう。  上の写真のように、土がむき出しで放っておくと、ひと夏を超えるとびっくりするほど雑草が生えてきます。人の通り抜けない土地なら、そのままでもよいかもしれませんが、通り抜けをするような場所ならば、なんらかの手は打たないとなりません。そんな時に取り入れたいのがグランドカバーです。

こちらは春に家を建て壊して空地になったスペース。初夏になったとたん、一気に様々な草が生えてきてあっという間に緑色に!夏の植物の生長のエネルギーはものすごいですね。真夏には人が入れないほどの背丈になることでしょう。

上の写真のように土がむき出しで放っておくと、ひと夏を超えるとびっくりするほど雑草が生えてきます。人の通り抜けない土地ならそのままでもよいかもしれませんが、通り抜けをするような場所ならばなんらかの手は打たないとなりません。そんな時に取り入れたいのがグランドカバーです。

ほこり、泥はねの防止

土をむき出しにしていると、風の強い日は砂埃、雨の日は泥はねなどの影響が出てきますが、グランドカバーを植えることによって無駄な埃がたちにくくなったり、雨の日にそのスペースを通ると泥だらけになる・・・などが軽減されます。

また、花壇などの草花が植栽されている空間では、雨の日の泥はねで葉っぱに泥がつくと病害虫の発生原因にもなります。このようなことから野菜を育てるときは、グランドカバーを植栽する代わりにマルチングをします。野菜への泥はねを防止し、無駄な害が野菜に起きないようにする効果もマルチングをする理由のひとつです。

見栄えがよくなる

土をむき出しにしているよりは、こだわったグランドカバーを植栽すると、お庭の見た目がランクアップ。植物だけでなく、レンガや石などと組み合わせるのも一つの手です。  また、一種類の植物だけでなく、複数の植物を組み合わせたグランドカバーにすると、緑のグラデーションがとても美しい空間になります。基本的には常緑の強いグランドカバーを選びつつ、隙間に毎年違う一年草を植えこんで毎年少しずつ色合わせを変えてみるのも楽しいのでは!うまく根付けば、花の咲く頃は花のカーペットのような美しい光景になるはずです。

土をむき出しにしているよりは、こだわったグランドカバーを植栽すると、お庭の見た目がランクアップ。植物だけでなくレンガや石などと組み合わせるのも一つの手です。

また、一種類の植物だけでなく複数の植物を組み合わせたグランドカバーにすると、緑のグラデーションがとても美しい空間になります。基本的には常緑の強いグランドカバーを選びつつ隙間に毎年違う一年草を植えこんで毎年少しずつ色合わせを変えてみるのも楽しいのでは!うまく根付けば花の咲く頃は花のカーペットのような美しい光景になるはずです。

グランドカバーは花壇やハンギング、寄せ植えの縁取りにも使える!

アジュガ  グランドカバーは、土を隠す目的だけでなく、花壇のフロントに植栽すると、花壇のレンガや石などと花壇の草花をうまくつなぐ、つなぎ役になってくれて、見た目が洗練された植栽に!

アジュガ

グランドカバーは土を隠す目的だけでなく、花壇のフロントに植栽すると花壇のレンガや石などと花壇の草花をうまくつなぐつなぎ役になってくれて見た目が洗練された植栽に!

 

ハンギングバスケットの縁取りに使った斑入りアラビス。這うタイプの植物は、寄せ植えでは鉢と草花をひとつに見せる素敵な役割をしてくれます。

ハンギングバスケットの縁取りに使った斑入りアラビス

這うタイプの植物は寄せ植えでは鉢と草花をひとつに見せる素敵な役割をしてくれます。

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うちに合うグランドカバーって?

植える環境(日当たりと水はけ)

グランドカバーを植えたい場合、その空間の環境にあった植物を選ぶことが大切です。

そのスペースが日当たりがいいのか、半日陰なのか、日陰なのかを調べて、その空間にあったグランドカバープランツを選ぶことが大切です。環境にあわないグランドカバープランツを植えても、効果的なグランドカバーとして増えるのは難しいからです。

グランドカバー、いくらでも増えてよい?それとも?

グランドカバーとしてよくおすすめをされているミント。地下茎とランナー両方で増えるタイプなので、環境に合うとあっという間に広がるハーブです。そのため、おすすめされる反面、爆殖植物と表現されることもあります。  いくらでも増えても(広がっても)まったく構わない、数年間は足を踏み入れないスペースの雑草対策なら、いわゆる「爆殖植物」を選ぶとよいと思うのですが、限られたスペース以上には増えてほしくないという場合は、整理しやすい植物を選ぶのが大切です。  同じ植物でも、「おすすめ」という方と、「絶対にやめた方がいい。増えすぎるから」という方が存在するのは、目的や土地の広さが違うから。それぞれのスペースが違うので、数年後にどうなるか?をイメージしながら、自分に合ったグランドカバーを選ぶのはとても大切です。  限られたスペースのグランドカバーなら、根が深く張るタイプ、地下茎で増えるタイプはおすすめできません。将来、広がりすぎたら整理することも考えた、根が浅く張るタイプの草花を選ぶとよいでしょう。

グランドカバーとしてよくおすすめをされているミント。地下茎とランナー両方で増えるタイプなので、環境に合うとあっという間に広がるハーブです。そのためおすすめされる反面、爆殖植物と表現されることもあります。

いくらでも増えても(広がっても)まったく構わない、数年間は足を踏み入れないスペースの雑草対策ならいわゆる「爆殖植物」を選ぶとよいと思うのですが、限られたスペース以上には増えてほしくないという場合は整理しやすい植物を選ぶのが大切です。

同じ植物でも「おすすめ」という方と「絶対にやめた方がいい。増えすぎるから」という方が存在するのは目的や土地の広さが違うから。それぞれのスペースが違うので、数年後にどうなるか?をイメージしながら自分に合ったグランドカバーを選ぶのはとても大切です。

限られたスペースのグランドカバーなら根が深く張るタイプ、地下茎で増えるタイプはおすすめできません。将来、広がりすぎたら整理することも考えた根が浅く張るタイプの草花を選ぶことをおすすめします。

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花も楽しめるグランドカバー20選

今回は数あるグランドカバーに向く草花の中で花も楽しめる草花をご紹介します。花の咲く季節は地面一面が緑と花の彩でとても美しい光景になります。

生長力が強い植物は広いスペースのグランドカバーに、生長がゆっくりな植物は複数の種を組み合わせて作るグランドカバーのアクセントにしてみてはいかがでしょうか。

1.ヒメイワダレソウ(リッピア)

ヒメイワダレソウは、多少の踏み付けにも耐え、場所もさほど選ばず育ちます。グランドカバーとして、よくおすすめされる草花ですが、ちょっと油断すると爆発的に増えることもあります。

ヒメイワダレソウは多少の踏み付けにも耐え、場所もさほど選ばず育ちます。グランドカバーとしてよくおすすめされる草花ですが、ちょっと油断すると爆発的に増えることもあります。

2.アジュガ

アジュガはシソ科の植物で、耐寒性、耐暑性があり、元株からランナーを旺盛に伸ばし、日当たりが悪い場所でもよく広がります。花のない時期は、葉っぱは地べたにくっついているような見た目ですが、春になると株元から花茎を直立させ、ピンク、紫、白の小花をいっせいに咲かせます。最近は、葉っぱが斑入りやチョコレート色など、葉の色も多品種あります。

アジュガはシソ科の植物で耐寒性、耐暑性があり、元株からランナーを旺盛に伸ばし日当たりが悪い場所でもよく広がります。花のない時期は葉っぱは地べたにくっついているような見た目ですが、春になると株元から花茎を直立させピンク、紫、白の小花をいっせいに咲かせます。最近は葉っぱが斑入りやチョコレート色など葉の色も多品種あります。

3.ベロニカ・オックスフォードブルー

ベロニカ・オックスフォードブルーは、ゴマノハグサ科の宿根草です。ベロニカと聞くと、立性で穂状の花を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ベロニカ・オックスフォードブルーは這性で地面を這うように生長するので、グランドカバーや花壇の前側に植えるとよい植物です。ベロニカ・オックスフォードブルーは花丈10センチくらいで、東京だと4月の終わりごろから5月に青い小さな花が無数に咲きます。

ベロニカ・オックスフォードブルーはゴマノハグサ科の宿根草です。ベロニカと聞くと立性で穂状の花を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ベロニカ・オックスフォードブルーは這性で地面を這うように生長するのでグランドカバーや花壇の前側に植えるとよい植物です。ベロニカ・オックスフォードブルーは花丈10センチくらいで東京だと4月の終わりごろから5月に青い小さな花が無数に咲きます。

 

ベロニカ・オックスフォードブルーは性質が強く、一度根付けば特に世話がいらない草花です。這うように成長していくので、うまく根付けば花のかわいいグランドカバーになります。  ベロニカ・オックスフォードブルーは、分類的には宿根性ですが冬場も葉っぱがあるので、1年通してグランドカバーになります。耐寒性、耐暑性の両方とも強く、東京のような酷暑でもまったく問題なく育っています。ちょっと伸びたら切り戻しておくとよいので、管理も楽です。

ベロニカ・オックスフォードブルーは性質が強く、一度根付けば特に世話がいらない草花です。這うように生長していくので、うまく根付けば花のかわいいグランドカバーになります。

ベロニカ・オックスフォードブルーは分類的には宿根性ですが冬場も葉っぱがあるので、1年通してグランドカバーになります。耐寒性、耐暑性の両方とも強く、東京のような酷暑でもまったく問題なく育っています。ちょっと伸びたら切り戻しておくとよいので管理も楽です。

4.多肉植物 

多肉植物の中でも耐寒性のあるセダムなどは、グランドカバーにも適しています。初夏には、それぞれかわいい花が咲きます。生長は比較的ゆっくりです。

多肉植物の中でも耐寒性のあるセダムなどはグランドカバーにも適しています。初夏にはそれぞれかわいい花が咲きます。生長は比較的ゆっくりです。

 

花の時期は地面一面がひときわ華やかなグランドカバーになります。

花の時期は地面一面がひときわ華やかなグランドカバーになります。

 

多品種を植えて色合わせを楽しんでもよいですね。

多品種を植えて色合わせを楽しんでもよいですね。

5.クローバー

日本で最もよく目にするシロツメクサは、3つの小葉からなる濃い緑色の葉の間からボール状の花を咲かせます。白い集合花で冬に地上部が枯れますが春に茎葉が伸びてくると鮮やかです。牧草のほか公園や河川敷きなどで芝生の代わりに使われることもあります。丈夫でよく育ちますが暑さには弱いです。

日本で最もよく目にするシロツメクサは、3つの小葉からなる濃い緑色の葉の間からボール状の花を咲かせます。白い集合花で冬に地上部が枯れますが、春に茎葉が伸びてくると鮮やかです。牧草のほか公園や河川敷きなどで芝生の代わりに使われることもあります。

 

最近は、こんなシックな色合いの園芸種のクローバーもあります。

最近はこんなシックな色合いの園芸種のクローバーもあります。

 

花は白い花が咲きます。

花は白い花が咲きます。

6.ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウは、常緑半低木の植物で、株元から多数の茎をのばしてツル状になり、3月~5月頃に淡い紫色の花が開花します。傾斜地や半日陰地、常緑樹の足元などのグランドカバーに使われることが多く、性質は非常に強健です。種類はグリーンと、斑入りがあります。

ツルニチニチソウは常緑半低木の植物で、株元から多数の茎をのばしてツル状になり3月~5月頃に淡い紫色の花が開花します。傾斜地や半日陰地、常緑樹の足元などのグランドカバーに使われることが多く、性質は非常に強健です。種類はグリーンと斑入りがあります。

 

ヒメツルニチニチソウ  ツルニチニチソウの葉の半分くらいのヒメツルニチニチソウ。生長がツルニチニチソウよりゆっくりですが、手間いらずのグランドカバーになります。花の色は、紫の他、深い紫色、白など、葉の色もグリーンの他、斑入りなど多品種があります。

ヒメツルニチニチソウ

ツルニチニチソウの葉の半分くらいのヒメツルニチニチソウ。生長がツルニチニチソウよりゆっくりですが、手間いらずのグランドカバーになります。花の色は紫の他、深い紫色、白など、葉の色もグリーンの他、斑入りなど多品種があります。

7.芝桜

芝桜は、初夏に地面を覆うようにパステルカラーの花が開花します。芝桜は日当たりを好み、一度根付けば手間いらずなので、初心者でも管理しやすいグランドカバーです。

芝桜は初夏に地面を覆うようにパステルカラーの花が開花します。芝桜は日当たりを好み一度根付けば手間いらずなので、初心者でも管理しやすいグランドカバーです。

 

芝桜の色は、パステル系の色を中心に、種類がとても豊富です。ピンク系濃淡、紫色系濃淡、白、複色など色合いも様々なので、同じ時期に咲く近くの草花とカラーコーディネートすると素敵なカラーハーモニーが演出できます。

芝桜の色はパステル系の色を中心に、種類がとても豊富です。ピンク系濃淡、紫色系濃淡、白、複色など色合いも様々なので、同じ時期に咲く近くの草花とカラーコーディネートすると素敵なカラーハーモニーが演出できます。

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\まだまだ続きます!/

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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