宿根草の冬越し|チョウジソウ(丁字草)【季節の庭仕事】
金子三保子
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11月~12月の宿根草は、冬越し剪定の季節。
星形の花がかわいい宿根草、チョウジソウの冬越し剪定のやり方をご紹介します。
まずはチョウジソウの花をご紹介。
チョウジソウの開花期は、初夏。株元から花茎を複数立ち上げ、頂点に淡いブルーの星形の花が複数開花します。品種によって、花色や草丈に違いはありますが、どれも透明感のある美しい色で、切り花としても初夏の一瞬出回っています。
▼チョウジソウの育て方
こちらは師走のチョウジソウ。緑の葉は徐々に黄色く変化し、最終的には枯れたような見た目になります。このようになったら冬越し剪定のタイミングです。
やり方は簡単。株元付近でバッサリと切るだけ! チョウジソウの花は、毎年新しい茎を株元から立ち上げて開花するため、それぞれの茎は1年で更新していくタイプの草花です。他の植物を植えるのに掘り起こしてしまわないようにするため、少し茎を残しています。この茎は自然に枯れていくので、来春、新しい茎が芽吹いたら地際でカットしても構いません。
剪定完了! 品種によって草丈や葉の大きさにはかなり違いがあります。細葉のチョウジソウは、まだ青々としているので、花あしらいのグリーンに使ってみました。
チョウジソウ、コニファー、テマリソウ、ノバラの実
細葉のチョウジソウを使って、クリスマスカラーの小さな花あしらいを作ってみました。
最近は、秋に黄葉したチョウジソウが切り花として流通しています。葉がきれいなうちに剪定し、最後に生けるのもおすすめです。
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