【多肉植物にオススメ】土の代わりにヤシの実チップ「ベラボン」で植えてみた!
LOVEGREEN編集部
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土に代わる植え込み材として最近大人気なのが、ヤシの実チップの「ベラボン」。人気の秘密は「軽い・清潔・よく育つ」と3拍子そろった使い勝手の良さ。今回はそんなベラボンシリーズから、観葉植物や花苗などに最適な「ベラボン・プレミアム」と、多肉植物用の「ベラボン・サキュレント」を紹介します。通気性抜群なので、湿気を嫌う多肉植物に最適。初心者の方でも簡単に植え込むことができますよ。
目次
- 観葉植物を「ベラボン・プレミアム」で1年育ててみた!
- 多肉植物専用の「ベラボン・サキュレント」
- ベラボン・サキュレントの使い方|1株植えの場合
- ベラボン・サキュレントの使い方|寄せ植えの場合
- ベラボン・サキュレントの使い方|穴のない器の場合
- 水やりのポイント
観葉植物を「ベラボン・プレミアム」で1年育ててみた!
「ベラボン」は、ヤシの実のスポンジ状繊維の部分を特殊加工した植え込み材。水を吸って膨張し、水をはいて収縮する特長があり、植物の根にとって理想的な状態(水持ち・水はけ・通気性)を作り出すことから、植物生産者に40年前から使われているプロお墨付きの植え込み材です。
そんなベラボンを、一般ユーザーにも使いやすく設計したのが「ベラボン・プレミアム」。花苗、野菜苗、観葉植物など、どんな植物にも使える、土に代わる植え込み材として大注目されています。
ベラボン・プレミアムを使って観葉植物を1年育てた結果!
写真左のポトスは1年前に編集部が植え替えた時の様子。ガラスの花瓶に、「ベラボン・プレミアム」を使って植え込んでいます。ベラボンの特長のひとつが「底に穴があいていない容器でも植えられる」こと。マグカップや花瓶など身の回りの容器がなんでも鉢にできてしまいます。
そして、写真右が1年経ったポトスの様子。底穴がない花瓶でも、根腐れすることなく元気に生長しています。また、土ではないので虫もわきにくく、水やりも簡単、嫌な臭いもなく、部屋を汚さずに綺麗な状態でイキイキと育てることができました。
根の張りがすごい!
こんなに葉っぱがイキイキしているのは、根がしっかりと育っているから。
ベラボンは水を吸うと膨張して、乾くと収縮します。この膨らんだり縮んだりの動きがあることによって、鉢のなかに新鮮な空気や水の通り道が確保されて、根っこがすくすく育つ良好な状態を保ってくれるのです。
多肉植物専用の「ベラボン・サキュレント」
ビギナーから愛好家まで幅広く人気の植物といえば、多肉植物ですよね。ベラボンシリーズには、多肉植物専用に設計された「ベラボン・サキュレント」もあるんです。
(左)「ベラボン・サキュレント」(右)「ベラボン・プレミアム」
「ベラボン・サキュレント」は、「ベラボン・プレミアム」に比べて繊維がより細かく、通気性が抜群なので、湿気を嫌う多肉植物にぴったり。根腐れもおきにくく、初心者の方でも簡単に植え込むことができますよ。早速編集部でも「ベラボン・サキュレント」をつかって多肉植物の植えこみにチャレンジしてみました!
ベラボン・サキュレントの使い方|1株植えの場合
それでは、実際に編集部にある多肉植物を「ベラボン・サキュレント」を使って植え替えてみます。
用意するもの
・「ベラボン・サキュレント」
・多肉植物(1株)
・鉢
・割り箸
※ベラボンは通気性が抜群なので、鉢底石を使わなくても大丈夫!「多肉・ベラボン・鉢」だけあれば植えることができます!
①多肉植物をポットから外し、周りの土を軽くほぐします
②「ベラボン・サキュレント」をたっぷり鉢に入れます。後でぎゅっと固く押し込むので、鉢のぎりぎりまで入れても大丈夫です。
③割り箸で真ん中に植える穴を開け、多肉植物を植え込みます
④お箸でつついて押し込みながら「ベラボン・サキュレント」で隙間を埋めていき、最後に指で固く押し固めます。
ベラボンで植え込むと時のポイントは指で「ギュッ!ギュッ!」と固く押し込んでいくこと。ベラボンは弾力があるので、固く押し込んでも根を痛める心配がありません。押し固めることで根も活着しやすくなり、植物もぐらつかずにしっかりと安定します。
ベラボン・サキュレントの使い方|寄せ植えの場合
「自分で作るのは難しそう…」と思われがちな寄せ植えも、「ベラボン・サキュレント」なら、用意するものが最小限で済むので、気軽にチェレンジできますよ。
用意するもの
・「ベラボン・サキュレント」
・多肉植物(小さめのを2~3株)
・鉢
・割り箸
①多肉植物の土を軽くほぐし、鉢にベラボンサキュレントをたっぷり入れておくところまでは同じです。後でぎゅっと固く押し込むので、鉢のぎりぎりまで入れても大丈夫です。
②割り箸で穴を開け、多肉植物を植え込んでいきます。完成形を想像しながらバランスを見て多肉植物を配置していきましょう。
③多肉植物を入れたら、指で挟むようにベラボンをぎゅっとつまんで押し固めていきます。全体のバランスを見ながら整えていきましょう。
④植えていく途中で、隙間が空いてきたら「ベラボン・サキュレント」を足していきます。
⑤全ての多肉植物を植え終わったら、鉢の周りに隙間がないように指や箸で押しながら確認します。
⑥苗がぐらつくようなら、鉢の表面にベラボンをさらに詰めて指で押し込んでいきます。
ベラボン・サキュレントの使い方|穴のない器の場合
ベラボンは保水性が抜群に高いので、穴のない器にも植えることができます。たとえばコーヒーカップやお茶碗、ガラス瓶など。お気に入りの容器に多肉植物を植えてみませんか?今回は、小さなグラスにエケベリアを植えてみました。
用意するもの
・ベラボン・サキュレント
・多肉植物(エケベリア)
・器(グラス)
・割り箸
①多肉植物の土を落とし、グラスにたっぷり「ベラボン・サキュレント」を入れます。
②割り箸で穴を開け、多肉植物を植え込む。
③お箸で押し込んで、「ベラボン・サキュレント」で隙間を埋める。苗がぐらつかなければ完成!
わざわざ鉢を買わなくても、身の回りにあるお気に入りの容器に植えることができます♪
水やりのポイント
多肉植物の場合は植えてから5~7日は水をやらずに、根が落ちついてから水を与えてください。その後の日々の管理では、ベラボンがしっかり乾いてから水を与えます。ベラボンが乾いたらたっぷりとお水を与えるメリハリのある水やりをすることで、多肉植物の根がベラボンに含まれている水と酸素をとりこみ、グングン生長しますよ。
※穴のない器の場合は水のやりすぎに要注意!器の中に水がたまらないように気をつけて管理してください。
ベラボンは手や部屋も汚れず、とっても軽いので、大きな鉢で使っても移動も楽々。何より植物がしっかりと根を張り、すくすくと育ってくれます。
土と違って、使い終わったら可燃ゴミとして捨てられるのもうれしいポイント。ベラボンを使って手軽に快適な植物のある暮らしをはじめてみませんか?
「ベラボン・サキュレント」はこちらのオンラインストアで購入できます。
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