まるで魔法使いのお家!西荻窪にある花屋「blue water flowers」

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青沼綾乃

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映画やアニメでみる、ちょっと怪しい魔法使いや魔女のお家。みなさん一度は行ってみたいと思ったことはあるのでは?そんな欲求を満たしてくれる花屋が、西荻窪駅から歩いて2分ほどの場所にある「blue water flowers」さんです。少し入るのにドキドキするこのお店の店主、猪又俊介さんにお店について聞くことができました。映画やアニメでみる、ちょっと怪しい魔法使いや魔女のお家。みなさん一度は行ってみたいと思ったことはあるのでは?そんな欲求を満たしてくれる花屋が、西荻窪駅から歩いて2分ほどの場所にある「blue water flowers」さんです。少し入るのにドキドキするこのお店の店主、猪又俊介さんにお店につい聞くことができました。

 

お店の成り立ち

自分のつくったもので、喜んでもらいたいという想いから

元々サラリーマンだった猪又さんですが、自分に合った仕事を求め、花屋になろうと決心されたそうです。そして2002年に、生まれ育った西荻窪にお店を出しました。「昔からなにかをつくることが好きで。それで喜んでもらえるような仕事ができればなと思いました。」

 

「西荻窪は、こだわりや好きなスタイルを持った方が多い印象です。ちょっと個性的なことをやっていると、肌にあった人は来てくれるんじゃないかなって思っています。地元だと、やっぱりどういう人がいるか知ってるし、安心感がありますね。」と、ここでお店を始めた頃のお話をしてくれました。

 

「blue water flowers」のお花選び

ちょっと色っぽさの中に毒があるような花たち

「ベタな花は入れないようにしてます。当たり前のことをやってもつまらないので。」と、猪又さん。生花もちょっと悪そうだったり、怪しかったり、人によっては「グロテスクだから入れないで!」というような種類をあえて置いているそうです。猪又さんのこの植物の好みが、この唯一無二の空間を作り上げています。「ベタな花は入れないようにしてます。当たり前のことをやってもつまらないので。」と猪又さん。生花もちょっと悪そうだったり、怪しかったり、人によっては「グロテスクだから入れないで!」というような種類をあえて置いているそうです。猪又さんのこの植物の好みが、この唯一無二の空間を作り上げています。

 

枝・葉物も好きで、多く仕入れているのだとか。
枝・葉物も好きで、多く仕入れていらっしゃるそうです。

 

市場へは朝一番のAM3時に向かいます。

市場の卸業者さん、生産者さんとの繋がりも大事だと考えている猪又さん。人があまりいない早い時間帯に行けば、初めて出す試しの品種にも出会えたり、ゆっくりと質の良いものを仕入れたり、色々と話して情報交換ができると言います。blue water flowersのお店の魅力は、一風変わったインテリアだけでなく、猪又さんのそうした花の仕入れに対する努力にもあります。
市場の卸業者さん、生産者さんとの繋がりも大事だと考えている猪又さん。人があまりいない早い時間帯に行けば、初めて出す品種にも出会えたり、ゆっくりと質の良いものを仕入れたり、色々と話して情報交換ができると言います。blue water flowersのお店の魅力は、一風変わったインテリアだけでなく、猪又さんのそうした花の仕入れにたいする努力もあると感じました。


お店を出して15年ほどになる猪又さんですが、市場へ行くと、生産者さん達のすごさが分かると言います。

「パンジーも、昔はパキっとした色ばかりだったんですが、最近は渋い色を作ってきたりとか、クオリティが上がっていたりするんです。それによって、アレンジにも使いやすくなっています。」と、花屋と市場、生産者の方たちの絶え間ない努力が、いいお花を私たちに届けて下さるのだと実感しました。

 

豊富なドライフラワー

店内に入ると、ぎっしり上下左右に、猪又さんが作ったドライフラワーが吊るされています。1時間以上お店に滞在して買っていく方もいるくらい、その数は豊富です。「気づいたらここまで増えてしまって、少し見やすくしたいんですけどね。」と苦笑する猪又さん。でも、このままの雰囲気もとっても素敵です!
店内に入ると、所せましと猪又さんが作ったドライフラワーが吊るされています。1時間以上お店に滞在して買っていく方もいるくらい、その数は豊富です。「気づいたらここまで増えて増えてしまって、少し見やすくしたいんですけどね。」と苦笑する猪又さん。でも、このままの雰囲気もとっても素敵です!

 

やはり「かわいい!」というだけでなく、少し大胆なドライフラワーが多い印象。この圧倒感!モダンなインテリアにはピッタリだと思いました。
やはり「かわいい!」というだけでなく、少し大胆なドライフラワーが多い印象。この圧倒感!モダンなインテリアにはピッタリだと思いました。

 

ドライフラワーのオブジェ

このお店の雰囲気づくりに欠かせないのが、モノづくりが好きな猪又さんご自身で作っている「ドライフラワーにLED電球を埋め込んだオブジェ」。明るすぎず、ぼんやりとした光が、植物たちの輪郭を魅力的に浮き出しています。
このお店の雰囲気づくりに欠かせないのが、猪又さんご自身で作っているドライフラワーにLED電球を埋め込んだライト。明るすぎず、ぼんやりとした光が、植物たちの輪郭を魅力的に浮き出す姿は、非日常感がたっぷり。

 

プロテアの中からの光が、幻想的です。
プロテアの中から光るライトが、幻想的な世界を作り上げています。

 

さいごに

猪又さんに、今後のお店について聞いてみました。

「昔はドライフラワーの個展をちょっとやったことがあったんです。最近忙しくて出来ていないので、少し時間ができたら、もう一度やってみたいですね。」と、活動の幅を広げることに意欲的でした。ワークショップも最近ではお店の中でなく、スペースを借りて人数を増やしているそうです。月に2回ほどやっているそうですので、気になられた方はぜひ、チェックしてみてください!
猪又さんに、今後のお店について聞いてみました。「昔はドライフラワーの個展をちょっとやったことがあったんです。最近忙しくて出来ていないので、少し時間ができたら、もう一度やってみたいですね。」と、活動の幅を広げることに意欲的でした。ワークショップも最近ではお店の中でなく、スペースを借りて人数を増やしているそうです。月に2回ほどやっているそうですので、気になられた方はぜひ、チェックしてみてください!

 

以前お店を気にいってくれた外国の方から、「魔女がいるかと思ったら、男性がいるじゃないか。」と言われたことがあるという猪又さん。確かに魔女が住んでいてもおかしくはない?雰囲気のお店ですが、猪又さん自身は物腰の柔らかい、気さくにお話をしてくださる方です。

中には写真だけ撮って帰ってしまう方もいるらしいのですが、「写真を撮ると、そのデジタルの花で満足してしますと思うんです。だから、ぜひ生花を持って帰ってその魅力を感じてほしいですね。」と語ってくださいました。みなさんぜひ、幻想的なワクワクするお店で、じっくりお花を選んで、お家に持ち帰ってみてくださいね。

 

▼blue water flowersの店舗情報はこちら

blue water flowers

  • 最寄駅 : 西荻窪駅
  • アクセス : 西荻窪駅北口より徒歩1分
  • 住所 : 東京都杉並区西荻北3-16-2

店主の猪又さんが作り上げる、魔法使いが住んでいるようなお店は一度は見に行っていただきたい場所です。店内は生花、ドライフラワー、多肉植物、観葉植物と種類が豊富。ブーケやアレンジ、ウエディングまで幅広く活動されています。

 

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青沼綾乃

静岡県の山、海、川に囲まれた自然豊かな町で生まれる。昨年から育て始めたフィカス・ウンベラータの葉が冬に全て枯れて落ち込んでいたところ、春にたくさん葉を付けてくれたことから植物の世界への興味が急上昇し、現在観葉植物たちとの生活を充実させようと奮闘中。将来の夢は熱帯植物の中でイグアナと猫とのんびり読書して暮らすこと。

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