【前半】「JFIトレードフェア2017秋」で出会った素敵な植物！

金子三保子

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更新日 : 2017.10.30

公開日 : 2017.10.30

2017年10月14日、大田市場内、フラワーオークションジャパンで「JFIトレードフェア2017秋」が開催されました。過去最大の規模で開催のトレードフェアで出会った魅力的な植物の一部をご紹介します！

トレードフェアって？

JFIトレードフェアとは、普段、市場に出荷されている生産者さんが商品を展示し、花屋さんや園芸店さんが仕入れる商品を決めたり情報交換をする場で、一般の方々は入れないフェアとなっています。今回は特別に取材をさせていただきました。

今回は、クリスマス・お正月に向けての季節商品、冬から春にかけての花木類や苗物、インドアグリーン、夏野菜などが主な出品内容です。

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出展商品をご紹介！

今回は過去最大の規模で開催とのことで、何しろたくさんの魅力的な植物がいっぱい！時間が足りないほどでした。たくさんの魅力的な植物の一部をご紹介します！

花苗・庭木

フリル咲きビオラ「ファルファリア」

松原園芸さんで交配、選抜、種子の生産をして、ポット苗を作ってできたオリジナル品種、「ファルファリア」。フリル咲きのビオラでとても素敵でした。

色のバリエーションも豊富です。

ゴムフォスティグマ（ゴンフォスティグマ）

内山園芸さん出品の美しいシルバーリーフに小さな白いかわいい花の耐寒性低木。切り戻しをしないと2m近くなるようですが、切り戻しをしないと40～50cmにも仕立てられるそうです。草花っぽく使うこともできますね。春の開花後、切り戻すと繰り返し咲くので、開花期間が長いとのこと。寄せ植えから庭植えまで利用範囲が高そうです。耐寒性もあります。

ゴムフォスティグマ（ゴンフォスティグマ）の花

ラゴディア・ホワイトソルトブッシュ

日陰も霜も大丈夫とのこと。一つ一つの葉が小さなかわいいシルバーリーフでした。気温が下がると、茎先が赤く紅葉するそうです。見てみたいですね！

小倉園さん、オリーブジャンボカラマタ実付　ベストプランツ賞を受賞

アカシア・オールリーフワトル

ボタニカルピープルでもご紹介させていただいた「両筑植物センター」さんからの出品されていたミモザ。葉っぱが松の葉のような細葉でかわいいミモザでした。

グレヴィレア　両筑植物センターさん

株式会社ハクサンさんのスーパーチェニア®ビスタ

栄養系ペチュニアの進化版。地植えでも鉢植えでも楽しめて、肥料を与えると一度に最大500の花が咲き、ピンチしなくても花がこんもりと咲くのが特徴だそうです。

ジョルディカワムラさんのカリブラコア

ペチュニアの近似種で、2cm程の可憐で可愛らしい花をつけることが特徴です。シックな色合いが素敵でした。

見元園芸さん品種登録のネモフィラ・プラチナスカイ。葉が斑入りのネモフィラです。

見元園芸さん　エンジェルクローバークローバーコレクション（一部品種登録商品）

4葉、5葉、多葉のクローバー。世界で最も赤い色素のクローバーや美しい模様の入った葉色のクローバー。4葉から7枚葉まであります！

食香バラ

フロスオリエンタリウムさんの食べられるバラ（エディブルフラングランスローズ）。

日本で今まで食べられるバラとして流通しているのは、通常のバラを無農薬で育てたものを利用していましたが、「食香バラ」は中国山東省平陰県で作られ、ハマナスと他の野生のバラとの交雑から1000年をかけて育成されたメイグイローズです。食香バラ®は食べるバラで、もともと食用を目的に改良されたバラです。バラを無農薬で育てるのは、日本ではなかなか誰でもできることではないですが、このバラはハマナスの性質があることから日本の気候にもあい、病害虫に強いことから手軽に無農薬で食べられるバラが作れるとのこと。試しに作ったローズウォーターやローズティーをいただきましたが、とてもよい香りでした。品種は2品種、「豊華」と「紫枝」。八重咲きの「豊華」は春の1季咲き、半一重咲きの「紫枝」は四季咲きなのが特徴です。手作りのエディブルローズのハードルが下がりそうな予感です。