心に残る「世界らん展2019」。新しいことが盛りだくさんの植物イベント[PR]
LOVEGREEN編集部
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提供:株式会社東京ドーム
今年はリニューアルの最初の年として新たな工夫を凝らした展示が目立ち、一味ちがうユニークな展示や植物と暮らしを繋げるセンス溢れるアイデア満点の展示がみどころです。
今回の世界らん展の余韻を振り返り、また見たいな~!と早くも来年への期待をしてしまいます。今年はLOVEGREEN編集部もイベントに参加し、フラワースタイリスト前田有紀さんの「フラワーランウェイ」では「前田有紀×LOVEGREEN」としてコラボレーション企画で参加し、私達編集部にとっても心に残る展覧会となりました。
目次
世界らん展2019-花と緑の祭典-
東京ドーム(東京都文京区)いっぱいに広がる世界各国から集められた西洋ラン、東洋ランや食虫植物、盆栽から生け花まで、様々な植物が大集合の見どころいっぱいの植物の祭典は、今回で29回目を迎えた華々しく開幕。最終日まで沢山の人が足を運びました。
植物と暮らしが結びつくような、暮らしに取り入れやすい展示内容が目立っていたように感じました。どの展示も様々なテイストでそれぞれにセンス良く仕上げられていたのは、まねしたくなるポイントがいっぱいの展示です。
会場は、目に鮮やかなランや個性的なラン、特別展示はそれぞれの世界観に引き込まれる魅力とアイデア満点なすばらしい展示に目移りしてしまいました。最後までどこも見逃したくない展示ばかりです。
今年も素晴らしかった、日本大賞、各賞決定
世界最大級の審査総数を誇る、世界らん展。会場に集まった花の総数は約3000種、株数は10万株、250万輪以上。審査申請総数は928の作品の中から日本大賞、各賞が世界各国から集まった164名の審査員によって選ばれました。
部門は5つの部門に分かれ、部門1「個別部門」部門2「フレグランス部門」部門3「ディスプレイ部門」部門4「フラワーデザイン部門」部門5「ハンギングバスケット部門」の中から各賞を決定します。
日本大賞は「個別部門」の中から選ばれ、今年は桜井一さん(71)が出品した「パフィオペディラム エメラルドゲート グリーングローブ」が数多くの作品の中から選ばれました。審査員長のスーザン・ウェッドガートナー氏からの、コメントでは「数多くの出品がある中でこの作品が選ばれたポイントは、花弁に見られるエメラルドグリーンと深い黄色が美しい色彩をうみだしていること、そして見事に整った花の形です。日本大賞にふさわしい逸品が選ばれたと思います。」とお祝いの言葉が贈られました。
日本大賞の桜井一さん(71)の作品、パフィオペディラム エメラルドゲート グリーングローブ
大きく咲いた花弁とエメラルドグリーンから鮮やかな黄色に変化するグラデーションが見事です。
フラワースタイリスト前田有紀さんのフラワーランウェイ
今回はフラワースタイリスト「前田有紀×LOVEGREEN」のコラボ企画で編集部総出で参加。ステージでのトークショーでは前田有紀さんと我らが編集長櫻井彩乃との対談や花々が華やかに彩られるステージでの花あしらいなど、バックステージでもお手伝いしました。編集部からもモデルとして2名が参加、素敵に花で変身し緊張しながらステージに立つ様子は見ている私達もドキドキとしてしまいました。貴重な体験と一つのステージをみんなで作る達成感も味わう事が出来ました。何よりも見に来てくださったお客様の嬉しそうな笑顔が印象的で、花や植物が持つ美しさを多くの皆様と一緒に感じる事が出来た事が素敵な時間となりました。
ショーの最後は、スタッフみんなで記念撮影です。みんないい笑顔。
ユニークな展示
食虫植物と神秘的な花々
今年はランだけではなく、食虫植物などにも注目した展示があり、個性的な造形の食虫植物にライトアップするというユニークな展示がありました。ブースの中には黒い暗幕をくぐって入ります。ブースの中は薄暗く、神秘的な形をした食虫植物達が、ところ狭しと天井や壁にも吊り下げられ展示してあります。
展示してある食虫植物の中には、LEDの小さなライトがセットされていて内側から照らされるライトによって、植物が持つ模様や脈が神秘的に浮き上がり、いつもと違う視点から植物を楽しむ事が出来るアイデアにも驚かされます。
食虫植物の中にセットされているライトは赤や青、黄色と其々の植物に合わせてライティングしてあり、同じ植物でも異なった表情を楽しめるような内容となっていました。
花と光のシンフォニー・Flower meets Digital art-
こちらの展示は「花と光のシンフォニー・Flower meets Digital art-」。最先端メディアと生花がコラボレートした映像アートが広がる空間。
幅15mの高精細LEDウォールに映し出されたDigital artは色鮮やかなだけではなく、最先端メディア4k,8kに映し出される花の映像は実物とはまた違った美しさを楽しむ事が出来ます。
手前にある球体のLEDは和風な映像と優雅なサウンドでこの空間のアクセントとなり、より幻想的な空間を演出していました。
こちらの展示は体験型の展示Virtual Flower Dress Mappingという展示物。切り絵作家さんがデザインした切り絵の中から、好きな切り絵の柄を選び、3Dプロジェクションマッピングにより、身体に映し出されます。
世界各国から集まった出店者エリア
今年はランだけではなく、観葉植物や塊根植物、チランジアなどの販売も目立ち、個性あふれる植物達が世界中から集まっていました。植物好きにはたまらない宝探しの様なスペースです。
今年は切り花を販売するブースも目立ち、色鮮やかで可愛らしいディスプレイに心を和ませます。
植物だけではなく、植物を自宅で育てる時に欲しくなる、オシャレな雑貨などの販売も目立ちました。ディスプレイもセンスよく、お役立ちアイテムも豊富に販売されていました。
小さくて美しい苔の世界。苔テラリウムなど、独特の世界観が魅力の販売ブースも発見!
こちらは、すばらしい枝ぶりの盆栽の展示。植木鉢も上品でどんなスペースにも似合う洗練された様子にしばし見とれて鑑賞してしまいました。
今年から始まったナイトショーとライトアップ
今年から始まった夜のライトアップは昼間の展示とは雰囲気が変わり、正面のエントランスを潜り抜けるとオーキッドゲートも夜になるとこんなにムーディー。
東京ドーム全体の照明が暗くなり、リラックスムードの空間です。今回の受賞ランが飾られるシンボルロードも一株一株に照明を照らされ、ゆっくりと鑑賞出来るような雰囲気になっていました。オーキッドロードのメインツリーは夜になると七色の色がゆっくりと照らし、変化していきます。
世界らん展2019は、センス溢れる展示が並び、暮らしに取り入れられる素敵な工夫もいっぱいでした。来年も美しいランと植物達に会える事を楽しみに、らん展を振り返ってみました。
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