初心者にも育てやすい多肉植物の種類と生産の様子

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多肉植物と言ってもたくさん種類があり、種類ごとにマニアや専門店が存在します。

色々な多肉植物生産者さんがいる中、今回は初心者でも楽しめる品種を多く生産している、「LadyBird」さんにお話を伺いました。生産されている場所の気候柄、寒暖差で秋からの紅葉が非常にきれいに発色しており、寄せ植えしたい方などにも人気の生産者さんです!一般的な品種を多く取り扱っているからこそ他と勝負しているのは「品質」だそうです。寄せ植えに使いやすい品種と育て方のコツを教えていただきました。

 

育てやすい多肉植物の種類とは

エケベリア

エケベリアも沢山栽培されていますが、中でも丈夫なのが「白ボタン」という品種で、真っ白なロゼット状に広がる姿がかわいらしい多肉です。個体によって微妙に形も異なり、オレンジ色の花も咲き二倍楽しめます。

生産者の福田さんも寄せ植えを作るときによく使うそうです。

 

セダム

紅葉が綺麗で多肉の定番の「虹の玉」。生産者の福田さんが一番好きな多肉植物だそうです。

丈夫で使いやすく寒くなると赤く紅葉します。夏場は緑になってしまいますが、夏の直射日光でも枯れず寒さにも耐えるので屋外で管理もできる多肉です。

 

ちょっと変わったセダムは、葉先が黄色や赤に紅葉する「八千代」幹部分が太くなるので、木のような形が面白いセダムです。

 

カランコエ

寒さに少々弱いですが多肉の中でも花が美しいのがカランコエです。

代表的なのが「金の成る木」。写真のようなシルバーリーフのカランコエもあり冬さえ気を付けていれば丈夫な多肉です。

 

グラフトぺタルム

ブロンズ姫は初心者向けで、色もかわいいので人気の多肉植物です。秋からは名前の通りブロンズ色になります。

 

ベビーピンクに紅葉するパルヴォリバー。株が成熟するときれいなピンク色に紅葉します。暖かい時期でもほんのりピンク色が残っています。

 

センペルビウム

寒さにかなり強く雪がかぶっても大丈夫なほど。子株がたくさん増える品種が多いので、増やす楽しみがあり、子株が出てくる姿も可愛くオススメだそうです。

 

真っ赤に紅葉する品種もあり、センペルだけでも楽しめます。

 

オススメの多肉植物

ドルフィンネックレス

グリーンネックレスの仲間のドルフィンネックレスという品種です。よく見ると葉っぱがイルカのような形をしており、その形から人気があります。あまり出回っておらず、ladybirdでしか生産していない多肉植物です。

 

実際の多肉植物の生産の様子

多肉の増やし方は、本など見るとよく載っていますが、実際に生産している様子を見ることは少ないのではないでしょうか?

生産者さんによって方法は異なると思いますが、LadyBirdさんの生産の様子を取材させていただきました。

どうやって増やしているの?

多肉って種まくの?とお思いの方、結構多くいらっしゃると思います。種を撒く方法もありますが、それでは販売できる状態まで何年もかかるので、切って土に挿すといった方法が主流となります。

 

品種により日数が変わりますが、数週間~数カ月後、十分に根が回ったら完成です。

 

しかし切って挿すだけでは、数に限りがあるので葉っぱからも芽を出させて増やす、葉ざしという方法を行います。

穂を取って下葉は葉ざしように使います。そうすれば数も多く増やせます。

 

風通しの良い暗めの所に置いて芽を出させます。かわいらしい小さな芽があちこち出ているのが見えますね。

▼写真はエケベリア・花うらら

 

芽が出たら、それを土の上に置いて栽培していきます。はじめから土にばら撒く方法もあります。

▼写真はエケベリア・白ボタン

 

\ぎっしり!/

もしくはセルトレイというトレイに撒いたりします。

 

このような方法を用いて、多肉は増やしていきます。

ちなみにサボテンは多肉と違い葉っぱがないので、数を確保するには種を撒くしかありません。種類によっては挿し穂もできますが、まんまるのサボテンは種からが主流です。サボテンもすぐには大きくならないので、長い目でお世話をしなければなりません。

 

開花も見れます

自宅で育てていると咲かない花も、ハウスでは咲いたり、時期より早めに咲いたりします。可愛い花もちらほら咲いていました。

▼写真はルビーネックレスです。

 

たくさん一斉に咲くのでとてもきれいでした。

▼紅稚児(べにちご)の花も開花中です。

 

多肉植物を上手く美しく育てるポイントは?

生産のときに気を付けていること

温度管理や水やり、液体肥料をあげたり、植え替え、メンテナンスしたり害虫駆除など、多肉をいつでも販売できるよういつも綺麗な状態にするのは、やはり大変な作業です。

育て方が容易と言われていますが、ほっとけば良いわけではないのですね。ぷっくり可愛い状態にするにはやはり水やりや肥料が大事で、あげる量やタイミングも考えながら調整して気を付けているそうです。

 

自宅での管理

自宅だとなるべく日の当たる場所、例えば窓際やベランダなどが良いでしょう。夏の直射日光と冬は霜にあてないようにするのが基本です。

水やり

水やりは多肉を育てる上で重要なポイントですが、ポイントを押さえてしまえば難しくないです。

土の表面が乾いたらあげる、あげるときは鉢底から水が出るくらいたっぷりと!というのを覚えていて下さい。

乾かすときはしっかり乾かす、水を与える時はたっぷりとあげる、というようにメリハリをつけてあげて下さい。

紅葉させたい

お部屋で一定の温度で管理しても紅葉はしません。昼間温かく、夜寒いといった寒暖差が重要です。

紅葉させたい場合は、屋外での管理がいいそうです。

 

今回、お聞きした生産者は

栃木県鹿沼市 で

多肉・サボテン・盆栽の生産をされる

「LadyBird」さんの記事を読む

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植物が大好きで、多肉植物・サボテンの生産、花苗や山野草の生産の経験を積み、生花店にも勤めていました。 現在は宿根草やバラのガーデン管理のお仕事に携わっており、今まで経験して得た知識や植物の魅力を情報発信していきます。 そして少しでも多くの方々に、植物への興味を持ってもらえることを願って….。 ちなみに最近は、ピンク色の花が咲くたんぽぽがお気に入りで育てています!

 

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