化粧品ブランド「LUSH」が花屋をはじめました!ここにしかない花と植物のストーリー。
LOVEGREEN編集部
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定番パッケージを活かした「ストーリー」のある観葉植物
ラッシュの化粧品を使ったことのある人ならば、鉢を見てすぐ気づくのではないでしょうか。
化粧品のパッケージとしても使われているケースを鉢として再利用して、観葉植物が育てられています。こちらのポットも再生プラスチックで、使い終わったポットを回収をして新たなポットに生まれ変わったものです。
斎藤さん:
選んでいる植物はもともとラッシュのアイテムに使われている原材料なんです。アロエだったり、アボカドだったり。アボカドはパックなどの原材料で使われるものなんですが、ラッシュの工房(キッチン)で使っていたアボカドの種を今まではゴミとして出ていたんです。それを再利用してポットに植え、ある程度のサイズまで育てて販売しています。
気になったのはコットンの鉢。コットンは化粧品の材料……?
斎藤さん:
コットンは福島県の「いわきおてんとSUN」という団体から仕入れているコットンです。震災で被害を受けた地域の復興として活動している団体です。津波の被害を受けた地域は塩害の影響で作物が育ちにくくなっているのですが、コットンはすごく強い植物なので育てることができます。そのコットンを使って手ぬぐいサイズの「Knot Wrap(風呂敷)」を作っていますが、ポットで苗を販売することでも支援になればと始まりました。
コットンの茎や葉の繊維を利用したコットンペーパーや、イヌワシの生息地を守るためのプロジェクトから生まれたイヌワシペーパーをギフトのラッピング用ペーパーに使用しています。
普段私たちが手にしているものから生まれているんですね。ゴミをなるべく出さず、別の姿で生まれ変わり、新たな使い道を生み出す工夫が随所に散りばめられています。
苔玉は日本限定の商品です。日本らしさを生かした苔玉にもローズマリーなど原材料を意識した植物で作っています。
\新宿店ってどんなお店?/
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