前田有紀の一“花”言vol.2「エリカ」～この冬、花のある暮らしをスタートさせたい方へ

今回ご紹介するのは、前田有紀さんが市場でみつけてグッときた花「エリカ」。

花のある暮らしをスタートさせたいと考えている方にご紹介したいお花です。

初めてお花を飾るのにおすすめしたい「エリカ」をレコメンド

種類が豊富の「エリカ」。

ヨーロッパのお花でピンクの小さな花がとってもかわいらしいですね！

生花を飾ってもなかなか長く花の状態を保つことがでできずすぐ枯らしてしまう、おうちに花を飾りたいけど飾れる自信がない、という方も多いのではないでしょうか？

「エリカ」は、そんなあなたのお悩みにお答えできるかもしれないお花なんです。

葉に注目！

今回ご紹介した「エリカ」は、葉が細葉なんです！葉っぱが控えめなので小さな花がとても引き立ちます。かわいらしい葉もぜひ楽しんでもらいたいですね！

長持ちでアレンジも楽しめる！

エリカは、生花としてとっても長持ちするので生花を飾ってもすぐ枯らして自信がなくなってしまった方にもおすすめです！そして、どんなフラワーベースでも合わせやすいのでシンプルにもゴージャスにもなることができます。

また、ドライフラワーとしても楽しめるお花なので壁に吊るしてもいいし、一輪挿しにさらっと生けてドライフラワーまでの経過を楽しむことができます。

そんなドライフラワーにもなる「エリカ」を、楽しめるアレンジをご紹介します！

自分で思い描いた「エリカ」の世界をスワッグにしてみよう！

野性っぽい草花が好きな前田さん。今回ご紹介した「エリカ」にもそんな力強い魅力を感じたそうです。

現地で生えている野性の草花がまるで都会に生えているような雰囲気に生けることで、ほっと安らいだり、花を飾ることで自然の息遣いを感じられたらいい。人工的よりは、摘んできたような飾り方が好きという前田さんのアレンジをご紹介します！

今回のイメージは、「エリカのお花畑を想像して、そこには黄色い花や様々な種類の葉が野草のように生えている空間」と満面の笑みで話してくれた前田さん。

早速、イメージに合いそうな草花を提案してくれました！

黄色の花はオーストラリアプランツで去年から市場でもよく見かけるようになった「ゴールデンカスケード」。松の葉のよう尖っている葉は、「グレベリアの葉」。あとはvol.1でも使用した風にそよそよと揺られているようなユーカリ「ニッコリ」。

草花の組み合わせは、自分のイメージした“エリカのお花畑”がどのように広がっているか想像して束ねてみてくださいね。

自分なりにお花を合わせたりしてみると、次はこうしてみよう！ など、どんどんお花の世界が広がっていくので、最初はご自身の思い描くテーマやイメージを自由に思い浮かべながら楽しんでほしいです！

気温が徐々に下がり始め室内で過ごす時間も増えてきて、この冬から花のある暮らしをスタートさせる方の第一歩におすすめしたいお花「エリカ」をご紹介しました。

撮影裏側をこっそりご紹介♪

小さな花と葉の「エリカ」。この小ささに興味を持った前田さん。撮影の準備中に「エリカ」をジーっと見て何かを発見した様子・・・

興味津々に花や葉を分析中の前田さん。

そんな前田さんに元花屋の編集部スタッフ熊木がソロっと近づき、エリカの花について話しているのかと思いきや・・・

最近のお花屋さんの情報共有から徐々に話は盛り上がり、最終的にお互いの近況報告になり井戸端会議のような雰囲気になっていました！

隔週金曜日に前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信しますので、お楽しみに！

フラワースタイリスト
前田有紀

2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。2017年の春以降は積極的にワークショップも行い、花や緑に関わる人々と直接ふれあうことでリアルな声も積極的に取り入れている。また、2017年10月にオープンした「世界の花屋」では、デザイン監修を務め、世界の花々の生産や流通など、花の歴史などの魅力を伝えている。

Facebook/前田有紀『一日一花』

instagram/@yukimaeda0117

世界の花屋/公式サイト

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