前田有紀の一“花”言vol.9「ミモザ」~色を使ったスワッグの楽しみ方
LOVEGREEN編集部
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2月~3月に黄色のお花がお花屋さんを彩るミモザ。3月8日ミモザの日に贈り物をしたり多く部屋に飾ったりした方も多いのでは?
今回は、よく見ると繊細で愛らしいミモザの魅力と長持ちするスワッグの楽しみ方をご紹介します。
眩しい黄色のお花“ミモザ”をレコメンド
輝かしい黄色のお花ミモザ。吸い込まれてしまうような魅力あふれるミモザについてご紹介します!
前田さんとミモザ
毎年この季節になり、ミモザが多く出回り始めると、暖かくなっていよいよ春がやってくるなぁと気分をときめかせてくれます!
お庭には好きな植物をどんどん植えているところで、もちろん大好きなミモザも植え込みました!
今は小さな蕾がついていて、もうすぐ咲きそうなのでいつ咲くのかなぁ〜と見るのを楽しみにしています。いつもは切り花で楽しんでいたので地植えで大きく成長する様子を見れることにワクワクです。
意外に丈夫なミモザの木。切り花はもちろんのこと、ぜひ鉢植えなどでも楽しんでもらいたいお花です。
ふわふわのお花
綺麗な黄色でふわふわした咲き方をするのがミモザの醍醐味であり、魅力でもあります。
このふわふわした期間は短いので、ついついジーと見入ってしまいます!今の季節ならではなので、ぜひふわふわのミモザを愛でてみませんか?
葉が様々
銀葉や笹葉とお花やさんによって置いてあるミモザの種類も様々なので、そこも楽しんで選んでもらえたら嬉しいです。
お花とはまた違うユニークな葉のフォルムなども見て、新しいミモザの発見からお気に入りの一つを家に持って帰る時に愛着が湧いてしまいます!
今年は彩りのあるミモザのスワッグを作ってみよう!
今まではグリーンとミモザを合わせるのが好きでしたが、最近はグリーンはもちろんのこと装飾などで様々な色合いのお花を組み合わせる機会が多くなったこともあり、改めてお花の新たな一面に出会っています。今年は彩りのあるミモザの楽しみ方をお伝えしたいと思います。
左から、ユーカリ・ワックスフラワー・ミモザ・スターチス・リューカデンドロン
スターチスやワックスフラワーなどをミックスして色を楽しめるスワッグ作り。
ドライになっても綺麗な黄色のミモザと同じように、ドライになっても色が変わりにくいお花と合わせるのがポイントです!
ミモザの色と反対色でもあるブルー系のお花と合わせることで主役のミモザの色がより際立ちます。
最初は、どうまとめたらいいのか戸惑うこともありますが、スワッグを作るときは思うままにまとめてみるのをおすすめします!今回で言えば、主役のミモザをどう魅せたいかいろんな高さや位置に組んでみて、ミモザの表情を楽しんでもらえたらうれしいです。
ふわふわなお花が魅力的でもあるミモザ。そのふわっとした様子は短い期間しか見ることができないので、最初は生花で愛でたあとにスワッグにしてお部屋のアクセントとして飾るのもおすすめ!
もちろん1本でもボリュームもあり魅力的なので、一輪挿して楽しんだあとにそのままドライにして飾ってもいいですね!
心地よい風を感じる春になるまでの間、明るいお花で部屋を彩ってみてはいかがでしょうか?
スワッグの様子
今回のスワッグのテーマは“彩り”。 編集部でドライになってきたお花の色の様子をお届けします。
ミモザはふわふわなお花から小さくて丸い可愛らしいお花に。スターチスは生花の時と変わらずきれいな色味でドライになっていますね!
今回使用したリューカデンドロンは、花が咲き始めてきて色だけではなく変化も楽しめるスワッグに仕上がっています!
春はお花がより多く出回り始める季節。好きな種類の花を組み合わせて、好きがたくさんつまったflower lifeをお過ごしください。
引き続き、隔週金曜日に前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信しますので、お楽しみに!
フラワースタイリスト
前田有紀
2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。2017年の春以降は積極的にワークショップも行い、花や緑に関わる人々と直接ふれあうことでリアルな声も積極的に取り入れている。また、2017年10月にオープンした「世界の花屋」では、デザイン監修を務め、世界の花々の生産や流通など、花の歴史などの魅力を伝えている。
Facebook/前田有紀『一日一花』
instagram/@yukimaeda0117
世界の花屋/公式サイト
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