世界の植物紀行 – 四代目金岡又右衛門 -「シンガポール~ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」日本の植物&みどりのまちづくり編
LOVEGREEN編集部
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ホテル「PARK ROYAL」で活躍するみどり
私はシンガポールでの滞在では比較的安価で、食事などにも便利なチャイナタウン付近で宿泊をすることが多い。そしてその地区で植物を多く取り入れた素敵なホテルがある。
「パークロイヤル ピッカリング ホテル(PARKROYAL on Pickering)」である。
このホテルは、建築と植物を融合させたホテルとして有名なホテルであり、近くで滞在する際には毎度のように植栽のチェックをしてくるようにしている。ホンリム公園に面した場所にあり、どこに行くにも便利な場所なので、マリーナベイサンズのような高級ホテルとは違い、少し贅沢にみどりに囲まれてゆったり過ごすならおすすめのホテルであるだろう。
「チャンギ空港」で活躍するみどりたち
入国時、出国時に誰もが必ず利用するチャンギ国際空港。入国審査の前から壁面緑化で楽しませてくれる。
また、荷物をピックアップするターンテーブルもランやグリーンなどが飾られていてとても素敵である。日本との違いをいきなり感じることができる。
さらに、到着ゲートを抜けると大型のヤシ用いられた植栽が入国者を歓迎してくれている。
出国の際に見ることのできる見事な壁面緑化やところどころに配置された植栽が素晴らしい。
日本の空港も諸事情があるかもしれないが、もう少し見習わなければならないところがあるのではないだろうかと思う。まだまだこの他にも素晴らしい緑化に触れることができるところが多くある。
最後に。今回、2回連載でシンガポールを代表する植物園や空間を紹介させていただいた。是非、皆さんもシンガポールを訪問し、国全体で取り組んでいる様々な形の「みどり」を体感していただきたいと思う。
そして、シンガポールが巨額を投じて手に入れたかった「みどり・植物」が日本においては身近にある。そのみどりがあることは決して当たり前ではないことを認識し、みどりや植物の必要性を感じ、個々が生活に取り入れていただければと思う。
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