はじめての庭リノベ⑨|新築はつくり込みすぎない。余白のある庭づくり
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新しい家が完成したら、庭にも好きな木や花を植えて、植物のある暮らしを始めたいですね。
シンボルツリーを植えたり、季節の花が咲く花壇をつくったり。新築の庭には、いろいろな楽しみが広がっています。
一方で、実際に暮らし始めると季節ごとの日当たりや風通し、庭仕事に使える時間など、住んでみて初めてわかることもあります。
この記事では、新築時に整えておきたい場所や、最初に取り入れる植物の選び方、将来を見据えた庭づくりの考え方を紹介します。
目次
- 新築の庭は、最初からつくり込みすぎない
- 最初の植物は、無理なく楽しめる量から
- 暮らしながら、庭に合う植物と手入れのペースを知る
- 庭は10年ほどをひとつの節目に、暮らしに合わせて見直そう
- DIYで楽しむこと、業者に任せることを分けよう
- まとめ|新築の庭は、暮らしと一緒にゆっくり育てよう
新築の庭は、最初からつくり込みすぎない

新築の庭は、これから自分たちの好きな景色をつくっていける場所です。
家の完成に合わせて整えておきたい部分もあれば、将来の楽しみのために余白を残しておける部分もあります。
新生活に必要なところから整える
新築時にまず整えておきたいのは、毎日の暮らしに欠かせない場所です。
玄関までの通路や駐車スペース、道路や隣家からの視線を遮る目隠しなど、必要なものは暮らし方によって異なります。
はじめに生活に必要な場所を確保しておくと、庭木や花壇を取り入れられるスペースも見えてきます。
使い道を決めない余白を残しておく
庭の使い方がまだ決まっていない場所は、無理に用途を決めずそのまま残しておく方法もあります。
たとえば、リビングの前に広いスペースがあるなら、花壇や設備を設けずに空けておくのもよいでしょう。
将来、子どもの遊び場にしたり、椅子を置いてくつろぐ場所にしたりと、さまざまな使い方が考えられます。
ガーデニングに興味がわけば、花壇をつくって好きな植物を育てることもできます。
ただし、何も植えていない場所でも雑草は生えるため、草刈りなどの管理は必要です。
将来の使い方を考えながら、無理なく管理できる状態にしておきましょう。
最初の植物は、無理なく楽しめる量から

新築の庭に植物を植えるなら、最初は少し物足りないぐらいの量から始めてみましょう。
植物は生長とともに、水やりや剪定、植え替えなどの手入れが増えていきます。
まずは管理しやすい量に抑え、暮らしの中で無理なく続けられるペースを見つけることが大切です。
シンボルツリーは、育ったときの大きさも考えて選ぶ
シンボルツリーは、庭の印象を決める大切な存在。
樹種を選ぶときは、次のポイントを確認しておきましょう。
・成木になったときの高さや枝張り
・建物や道路、隣地との距離
・庭の日当たりや風通しとの相性
・花や新緑、紅葉など、季節ごとの楽しみ
・剪定や落ち葉の掃除など、必要な手入れ
植えたときは小さな木でも、生長すると枝が通路や隣地にはみ出すことがあります。
将来の大きさを考えて、植える場所を決めましょう。
たとえば、新緑や紅葉を楽しむなら落葉樹のアオダモ、一年を通して緑を眺めたいなら常緑樹のソヨゴなどが候補になります。
小さな花壇や鉢植えを、身近な場所で楽しむ
草花を育てるなら、小さな花壇や鉢植えから始めると、手入れを抑えて楽しめます。
花壇なら、玄関やリビングから見える場所など、普段の暮らしの中で目に入りやすく、通路から手が届く範囲につくると管理しやすくなります。
鉢植えなら、玄関先やテラスなどに置き、持ち運びや植え替えが無理なくできる大きさと数にしておきましょう。
季節ごとに草花を植え替える楽しみ方もあれば、毎年花を咲かせる多年草を育てる楽しみ方もあります。
まずは身近な場所に少しだけ植物を取り入れて、花が咲いたり、新しい葉が出たりする変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
暮らしながら、庭に合う植物と手入れのペースを知る

新しい家での生活が始まると、庭の環境や、自分が庭仕事に使える時間も少しずつわかってきます。
植物の育ち方や日々の作業を通して、その場所に合う植物や、自分に合った手入れのペースを見つけていきましょう。
季節ごとの日当たりや風通しを確かめる
植物を元気に育てるには、庭の日当たりや風通し、土の状態などを知ることが大切です。
新しく植物を増やすときは、次のような庭の環境を確認しておきましょう。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 日当たり | 夏と冬の日差し、建物や塀の影 |
| 風通し | 強い風が吹く場所、風が通りにくい場所 |
| 土の乾き方 | 日差しや風で土が乾燥する場所 |
| 雨のあとの状態 | 水たまりや湿り気が長く残る場所 |
自分に合う手入れの量を見つける
庭仕事にどのくらい時間をかけたいかは、人によって違います。
週末に時間をかけてガーデニングを楽しみたいなら、季節ごとに草花を植え替えたり、鉢植えを増やしたりするのも楽しみのひとつです。
一方、できるだけ手間をかけずに植物を楽しみたいなら、植え替えの少ない多年草や、生長が緩やかな庭木を選ぶ方法もあります。
水やりや草取り、花がら摘み、庭木の剪定など、植物によって必要な作業はさまざまです。
実際に育ててみて、もっと楽しみたいと思ったら植物を増やし、負担を感じたら数や種類を見直す。
そんなふうに、自分の生活スタイルに合う手入れの量を見つけていきましょう。
庭は10年ほどをひとつの節目に、暮らしに合わせて見直そう

新築から10年ほどすると、庭木が大きくなり、家族の暮らし方も変わってきます。
そんな節目に、庭の使い方を見直してみてはどうでしょう?
たとえば、庭木の生長や暮らしの変化に合わせて、次のような見直し方が考えられます。
| 庭や暮らしの変化 | 庭の見直し方 |
|---|---|
| 庭木が育ち、木陰ができた | 日陰に合う草花を植える |
| 庭木の枝が広がった | 剪定して大きさを整える |
| 子どもが成長した | 遊び場を花壇やくつろぐ場所に変える |
| 庭仕事の時間が増えた | 花壇や鉢植えを増やす |
特に庭木は、一度大きく育つと植え替えが難しくなるため、生長した木を活かしながら周囲の植物や空間の使い方を工夫しましょう。
新築時に残しておいた余白も、こうした変化に合わせて新しい楽しみを取り入れる場所として活用できます。
10年はあくまでひとつの目安です。
植物の育ち方や家族の暮らしに合わせて、少しずつ庭に新しい楽しみを加えていきたいですね。
DIYで楽しむこと、業者に任せることを分けよう

新築の庭づくりでは、自分で楽しめる作業と、専門の業者に任せる作業を分けて考えます。
作業の規模や安全性、将来の管理も考えて判断しましょう。
草花の植え付けや鉢植えは、自分のペースで
草花の植え付けや鉢植えの配置は、初心者でも取り組みやすい庭づくりのひとつです。
たとえば、次のようなことから始められます。
・玄関先に季節の草花を植える
・鉢植えを置いて、配置や見え方を試す
・庭の一角に小さな花壇をつくる
まずは好きな草花を数株植え、育ち方や手入れの手間を確かめてみましょう。
慣れてきたら植物の種類を増やしたり、季節に合わせて鉢植えを入れ替えたりと、自分好みの庭づくりを楽しめます。
大きな木の植栽や庭の土台づくりは、業者に相談する
庭の地面の高さや排水など、あとから変更しにくい部分は、新築時に整えておくとよいでしょう。
特に、次のような作業は専門の業者に相談するのがおすすめです。
・大きな庭木の植栽
・庭全体の整地や排水対策
・広い範囲の土壌改良
・デッキやテラスなど構造物の設置
大きな庭木の植栽には専門的な技術が必要です。
また、庭の地面の高さや排水は、あとから変更すると大がかりな工事になることもあります。
新築時には将来の植栽スペースも考えて庭の土台を整え、草花や花壇は暮らしながら少しずつ増やしていくとよいでしょう。
まとめ|新築の庭は、暮らしと一緒にゆっくり育てよう

新築当初は、引っ越しや新しい生活に慣れることで精いっぱいになり、庭まで手が回らないこともあります。
そんな時期は、庭づくりを急がず、まずは新しい暮らしを楽しむことから始めてもいいのではないでしょうか。
少し余裕ができたら、好きな木を植えたり、季節の草花を育てたり。
庭に目を向ける時間も、少しずつ増えていくかもしれません。
これから長く付き合っていく庭だからこそ、自分たちのペースで育てていく楽しみを大切にしたいですね。
※記事中のイラストはAIで作成しています。






































