パイナップルのヘタを腐らせない水挿しでの殖やし方!
LOVEGREEN編集部
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よく熟したパイナップルは甘くて美味しいですよね。一般的にスーパーなどで販売されているパイナップルはヘタがついているものとついていないものとがありますよね。
しかし、せっかくヘタがついているものを買ってきても捨ててしまっている方がほとんどなのではないでしょうか。実は、パイナップルのヘタは水挿しで育てることができるんです。今回は、パイナップルの水挿しでの育て方と腐らない増やし方や気を付けたい点などをご紹介します!
目次
パイナップルのヘタの水挿し方法
パイナップルのヘタの取り方
まず初めにヘタが付いているパイナップルを買ってきます。この実からヘタを切り取って、育てていきます。
買ってくるときには、これから育てていくことを考え、ヘタが傷んでいないものを選んでください。
では早速、ヘタを取っていきます!
まず、ヘタの付け根辺りで切り落とします。結構かたいので、けがをしないように気をつけましょう。
パイナップルのヘタを腐らせないポイント!
切ったヘタの周りについている実を絶対に切り取ってください。残しておくと腐ってしまい、株全体を傷めてしまいます!
周りの実は手で外していくこともできますが、包丁を使った方が簡単できれいにできます。
周りの実を切り取るとこんな感じになります。これでヘタだけになりました。
水耕栽培の方法
先ほど切り取ったヘタを、水挿し用の容器で育てられるようにセットします。
まず、水挿しに使う容器を用意します。コップやタッパーでも構いませんが、浅すぎたりすると倒れてしまう可能性があるので注意してください!
パイナップルのヘタを底から浮かせたいので、針金を使って土台を作ります。
ケースに穴をあけ、針金を通すだけで大丈夫です。
パイナップルのヘタを針金の土台に乗せ、水をいれます。
水の量はヘタの付け根が少し沈む程度にしましょう。
水耕栽培を始めて約一週間、毎日水を交換したところ根が出てきました!
それから3日ほど待つと根が伸びてきます。1~2cmくらいまで根が伸びたら植えつけることが出来ます。
もちろん、発根した後もそのまま水耕栽培を続けられますが、パイナップルは大きくなるので、土に植え付けることをおすすめします!
パイナップルの植えつけ方
まず初めに、軽石を敷きます。
パイナップルは水はけの良い土に植えることをおすすめします。強健な性質を持っているので、あまり枯れる心配もありません。
次に用土を入れていきます。
今回は水はけをよくするために軽石を多めに入れて、観葉植物用の土だけで植えつけます。
赤玉土や鹿沼土を混ぜてさらに水はけの良い土にするのもおすすめです。
ヘタを鉢の中央に乗せます。
ヘタを固定するように土を入れていきます。
しっかりと水やりをすれば完成です!
管理方法
強い日光を求めるため、日当たりのいい場所に置いてください。冬場は5℃以下にならないように気を付けて下さい。
土の表面が乾いてきたら水をたっぷり与えて下さい。約3年で実がなります!
約4カ月後…。
とても大きくなっていますね!
日光が足りず、若干徒長気味ですが、特に問題はなさそうです。
横から見ても葉の色艶に問題はなさそうです。
いかがでしたでしょうか。
パイナップルを水挿しにすると根を観察することができて面白いですよ。
これを機に今まで捨てていたパイナップルのヘタを使って、パイナップルを実らせてみませんか?
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